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June 26, 2011

センター試験 理科社会2科目問題

来年度からセンター試験の制度の一部が変更になる。
これにより問題が生じる可能性があるがどうするのか、ということがずっと言われていた。

最近になってやっと大学入試センターが詳細を発表した。やはり、問題が生じる。
つまり、理科または社会で、はじめから1科目だけを使うつもりなのに2科目受験すると申告しておく。問題冊子にはすべての科目が入っている。60分経過時点で1科目目の解答用紙が回収されるが、はじめから、その科目は捨てる。時間を使って解かない。2科目目に出す用紙の科目に、実質的に120分ちかくをかけて解き、点数の上乗せを狙う。

東大が、これに対し、「1科目目に解答した科目の成績を使う」と表明した。これなら強制的に60分となる。
ただし、こうすると、よくある「2科目を受験したときは高得点の科目を採用する」ルールが使えなくなる。

先日の明治薬科大学説明会ではここのところについて質問が出た。大学の回答は、「周知してきていることなので、今さら変えられない。今度の入試では、高得点の科目を使うという方式で行う」というものであった。これは一つの見識であろう。

ところが、国大協では、みんなで東大に右にならえをすることにしたようである。
振り回される受験生は、たまったものではない。


大学入試:センター試験2科目受験、1科目目で合否判定 各校足並み
 全国の国立大86校でつくる国立大学協会は22日、来春の大学入試センター試験に導入される地理歴史・公民と理科の「2科目受験」について、最初に解いた1科目の得点を合否判定に採用することを各校に求める通知をまとめた。
 2科目受験は各科目の問題が一つの冊子にまとめられ、試験時間は1科目各60分に、解答用紙の回収と配布にかかる10分間を挟んだ計130分。第1科目の解答用紙を回収されても問題の冊子が残り、第2科目を実質的に120分使って解くこともできる。
 同協会入試委員会は「受験者間で不公平感が生じるのは望ましくない」との見解を示した。
 既に東京大は2科目受験者の合否判定について、得点が高い方の科目から、第1科目の成績を使う方式への変更を決定。同協会の通知によって国立大が足並みをそろえる方向となった。【木村健二】

毎日新聞 2011年6月23日 東京朝刊

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June 19, 2011

東京薬科大学入試説明会

6月18日(土)。東京薬科大学の入試説明会と見学会に行ってきた。

キャンパスは、八王子市にある。とだけ言っても、場所はわからない。平山城址公園駅の南、京王堀之内駅の北にあたる。平山城址公園駅からのほうが近い、というか、そもそも城址公園の東半分ほどをキャンパスにしているように見える。
駅からバス便となるが、不便な感じはしない。良い感じに自然が保たれている中の、すてきなキャンパスであった。

Toyaku1106181

入試説明は、型どおりであった。
そのあと、情報交換会と称して、高校教員2人に大学の先生が1人くらいつく形での面談。私は麻溝台高校の先生と一緒に、生命科学部学部長の多賀谷光男先生とお話しさせていただく機会に恵まれた。研究内容の詳細に及ぶ話にはならなかったが、私の出身を申し上げ、先生の研究分野とかなり近いことがお互いに確認できた。その上で、生命科学部の特徴、先進性といったことについて、詳しくお話しいただくことができた。

そのあとは、施設見学となった。薬学部が6年制に完全移行し、病院薬局実習やOSCEといったテストが導入されていて、その事前学習を充実させることが強く求められているらしかった。真新しい建物に、たくさんの、充実した「本物」が置かれ、即戦力としての薬剤師を育成する機関としての体制がととのえられていた。
ただ、これは、一方では、大学と言うよりも職業訓練施設に近いぞ、という印象も与えるものだった。今どきの薬学部は、こうなっちゃってるのか…。
でも、さらにそのあとに学生さんに引率されて旧来の施設、4年生から6年生が研究を行うラボを見学させていただいたら、抱いていた違和感が消失した。そう、研究室は、これですよ。こういうところで時間を過ごし、実験し、ゼミをやって、育つ。やっぱり大学はこうでないと。

帰りは雨となった。
私の自宅からは片道1時間半を越える場所であるが、勤務校の生徒にとっては意外に通いやすいことも分かった。報告書を作り、紹介してやろう。

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