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December 25, 2010

HGS分子構造模型 生化学学習セット

また、分子模型セットを入手した。今度は、HGS/丸善の、学生用生化学のセットである。

カタログでは「生化学 学習用セット」だが、発売元の丸善のページでは「生化学学習セット」となっている。品物には、ごらんのとおり、BIOCHEMISTRY MOLECULAR MODEL STUDENT KIT と表記されていて、どうもよくわからない。製造元も発売元も、どう呼んでもらってもかまいません、くらいのつもりでいるのかもしれない。

Hgsglucose

これは、以前のエントリで紹介したセットとよく似ている。ただし、以前の「4010学生用セット」が、1Åが2cmの縮尺で作られていたのに対し、これは1Åが1cmとなっている。全体に小さいのではなくて、結合の棒の長さだけが短くて玉は同じ大きさに見える。だから、互いにつながるのかも知れないが、混ざってしまうといやだということもあって、まだやってみていない。

だいたい、Webや紙のカタログで見る限り、「4010学生用セット」は現在市販されていない様子である。ところが、製造元である日ノ本合成樹脂の英語ページ (HGS Stereochemistry Molecular Model のところ)には載っている。どうして日本では売らないのだろうか。

作ってみたのはグルコース分子である。中央が鎖状構造で、アルデヒド基をもつ。ここがヒドロキシ基とつながってヘミアセタールとなるのだが、この3つの形は化学平衡の関係にあるので、グルコースの1位の立体配置は決まらない。その説明のために、この分子模型を組んだ。

実は、授業のときに使ったのは、モル-タロウで組んだ模型であった。そちらの写真も撮っておいたはずなのだが、ちょっと見あたらないので、先にこうしてHGSの方のエントリを書いたのである。モル-タロウのほうがきれいでかわいいが、このくらい込み入った分子になってくると、この細いHGSの方がすべての原子の位置がよく見えるようである。

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