« アンデパンダン大会・総文祭 参加申し込み | Main | 昔の乾電池は信頼性が高かった »

October 26, 2010

デジタル教科書へ?

昨日の話。

教科書会社の方が来訪。学習指導要領改訂に合わせ、デジタル教科書といったものを作るという話である。
先方から伺った内容は、ここには書かない。
私の方からお話ししたことは、おおむね以下の通りである。

  1. 投影して生徒に見せながら授業を進行するためのものならば、高校の普通教室にはプロジェクターやスクリーンが常設されているわけではないから、使いやすいものではない。
  2. この第二化学実験室のように設備がととのっていれば、気軽に使うことができる。いつもこのような教室で授業をすることになっていれば、使いやすい。それにしても、まるまる1時間の授業を「デジタル教科書」に沿って進めることは考えにくい。数分間だけ、ポイントをしぼって使うのが効果的である。その数分のために、生徒を設備のある教室に移動させて授業することは、行いにくい。
  3. 私の考え、また多くの仲間が言っていることでもあるが、とにかく素材さえ用意してくれればこちらで勝手に使う。作り込まれたパッケージ教材は、使いにくい。そのようなものがあって助かるのは、
    • 小学校の先生のように、専門としない内容を含め多くのことがらを1回だけ話すような場合
    • 理科教員でも、専門外の科目を担当し、相談相手もいない場合
    であろう。私たちは、授業のシナリオは自分で作るし、紙の教科書通りの順番に授業するわけでもない。このように、補助的なデジタル教材もそれに合わせて作って使っている。
  4. 投影して見せたりプリントの図に使ったりするようなデジタル教材は、花子を用いると作りやすい。部品ファイルが充実しており、これがまたベクトルデータであるために必要に応じて直して使うことがやりやすいから。
  5. もし教科書紙面のイメージでデジタル化された教材を作るならば、2画面を活用するものにしてもらいたい。教員の手元のモニターにはやや俯瞰的な画面が示され、プロジェクターから投影される画面は、手元のモニターで選択された写真やグラフが大きく写っている、というように。
私の言ったことが役に立つ、というよりも、少しでも使いやすいデジタル教材としてできあがってくる助けになってくれれば、という気持ちである。

|

« アンデパンダン大会・総文祭 参加申し込み | Main | 昔の乾電池は信頼性が高かった »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/69195/49856205

Listed below are links to weblogs that reference デジタル教科書へ?:

« アンデパンダン大会・総文祭 参加申し込み | Main | 昔の乾電池は信頼性が高かった »