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September 25, 2010

モル-タロウでダイヤモンドとフラーレン

ジュンク堂と丸善がいっしょになって、東急本店に大きな書店を出したというので行ってみた。

化学については、品揃えが大変よい。大きな棚の一続き、一面が全部化学で埋まっている。
それでは、八重洲ブックセンターのように、あるかな?と思って見ていたら、あった。HGSとモル-タロウ。分子模型であって本ではないのだが、このように、書店ルートで流通するのである。
そして、もともと丸善の取り扱いであるHGSを押しのけて、モル-タロウのほうが棚の面積を取っている。いろいろなセットが置いてあり、見ていて楽しくなって、1セット買い増ししてきた。

買ってきたのは、DFC-2というもの。ダイヤモンドとフラーレンC60が作れるセットである。ダイヤモンドだけが作れるセット、フラーレンだけが作れるセットもあるのだが、DFC-2にはそれぞれの半分ほどの量が組み合わせて入れてある。ラーメン屋のメニューで言えば半チャーハン半ラーメンにあたるだろうか。
組んでみると、こんな感じ。モル-タロウでは炭素原子は青色系統なのだが、このセットではインテリアとしての用途も考えて装飾性をもたせているため(?)か、このようにきれいな赤色の模型になる。

Moltarou2

さっそく、3年生の授業に持っていって、回覧に供した。

ところで、この2つの模型を見ると、ダイヤモンドのC-C結合よりもフラーレンのC-Cのほうが長い。
ダイヤモンドのC-Cは、私は1.54Åと覚えている。0.154nmである。これに対し、ベンゼン環のC-Cは1.3か1.4Åくらいのはずで、だから、フラーレンのC-Cのほうがダイヤモンドのそれより短くなくてはおかしい。それなのに、この模型では、そうなっていない。

製造元によれば「精密さと簡便さを両立させたモデル」であるということで、これは、おかしい。私の勘違いなのだろうと思うが、今のところ、納得できないでいる。

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