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May 22, 2010

情報部会研究大会

5月21日、神奈川県高等学校教科研究会情報部会の研究大会が行われた。

会場は、昨年に引き続き、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校のホールをお借りした。大変立派な施設で、このような会場で大会を開くことができるのは、まことにありがたいことである。二日前には、数学部会の研究大会も、ここで行われている。
もっとも、現状の研究大会出席人数に対しては、この入れ物は立派で大きすぎる。来年度以降は、たとえばかながわ県民センターの会議室でもいいのではないかと思う。あそこなら、横浜駅前で交通の便も良い。

部会長は、秦野高校の南校長にお願いしている。南先生は、とても気さくな方で、また、私たちの活動が円滑に進むよう気を配ってくださっている。
部会長挨拶で、こんなことをおっしゃっていた。

学校の現状ということを言うとき、それは、生徒のことを言っていることが多いだろう。だが、現状とは、そういうことだろうか。私は、教員と生徒の、ある平衡関係のことを言うのではないかと思う。そうであるなら、教員が変われば、現状は変わるのだ。

口頭の挨拶だから、「へいこう」は、そういう音で話されたということ。それを私は、上のように、「平衡」という漢字で聞き取った。これは、「平行」「並行」であってはおかしい、たしかに「平衡」であるはずである。現状を打破するのは、教員の変革の意志である、というメッセージを発せられたと了解することにする。

講演は、筑波大教授の駒谷昇一先生。PBL教育の重要性の説明と、実践報告であった。
PBLとは、Project Based Learning のこと。実践的な課題を設定し、チームを組んでその課題に取り組むなかで、きわめて人間的なあれやこれやの問題をクリアしていきながら、マネジメントの力を養うというものであるそうだ。講演の前半では、言ってみれば理屈っぽい、あるいは企業において求められる力とは、といった話であったが、後半のゼミ生たちとのやりとりの実例紹介の部分は大変に興味深く、会場にいる教員たち(人数は多くなかったけれど)の心に響き大いに共感を覚えるものであった。

懇親会は、鶴見駅前の居酒屋にて。南校長もおいでくださったし、こういう会には初めてのメンバーも何人かいた。駒谷さんを囲んでの話はとても楽しく、良い会になった。

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» 神奈川県情報部会:平成22年度研究大会 [総合学科「情報」日誌]
13時30より、横浜市立サイエンスフロンティア高校のホールにて 総会の議事の後、筑波大学大学院システム情報工学研究科の駒谷昇一教授より講演をいただく。 講演のテーマは、 「PBL教育とその達成スキルをどう定量的に評価するか」 -チーム学習の教育効果は何か、そしてどう定量的に測定評価するか-   駒谷先生が研究室の学生グループを指導した事例が分かりやすく、面白かった。そして、教員として参考になる話しでした。 情報部会の前幹事長の嘉村先生とは幼馴染の仲という。懇親会でも地元の話しで盛り上がりました。 研... [Read More]

Tracked on May 26, 2010 at 07:43

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