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September 21, 2009

書店消滅二題

豊田書房

夏休みの話。

久しぶりに神田の古書店街を歩き、そして本当に久しぶりに、神保町交差点の西側まで行ってみた。
目当ての本屋が、…あれ、…ない。豊田書房が廃業していたのであった。

この店には、高校生の頃から立ち寄っていたはずである。しかし、秋葉原を歩くときもそうなのだが、私は街の中の店を、歩く流れの中で意識するので、あまり店の名前を気にしない。
「豊田書房」という名前を覚えたのは、大学一年のときに落研の先輩に連れてこられ、「ここには落語の本がたくさんあるんだ」と教えられてからである。それが1978年。それ以来30年、ずっと気にしてきた店なのであった。買った本は、まあ、10冊かそこらなのだけれども。
ネットを検索してみると、昨年の12月に廃業していたらしい。少なくとも8ヶ月以上、ご無沙汰していたのである。とても、通っていたとは言えない。それでも、何とも、何とも残念で。しばらく、店名の文字が取り外された外壁をながめていた。

Toyodasyobo

これは、その直後に行ってみたときの様子。わずかの間に、新しい店が入って営業を始めていた。


有隣堂ランドマークプラザ店

これは昨日(19日)のこと。

勤務を終えてから、横浜駅で東横線に乗らずにみなとみらい方面へ散歩に行くことがときどきある。コースは決まっていて、PC DEPOTの横浜本店(開店時に比べ面積が半分くらいになっている)を見て、ランドマークプラザへ行き有隣堂を一回りする。それからあたりをながめながらみなとみらい駅へ降りて、電車に乗って帰ってくるというルートである。
その道を歩き、ランドマークプラザの5階までエスカレーターで上がったら、有隣堂がなくなって別の本屋が入っていた。

ここにあった有隣堂ランドマークプラザ店は、開店当初は、間口の右半分が洋書、左半分が和書という棚配置になっていた。横浜の文化に寄与するのだという店側のコメントが何かに出ていたのを覚えている。化学やコンピュータの専門書も充実しており、よくこんなものまで置いてあるなと感じる本がたくさんあった。金額と保管スペースの両面で買えない本を、申し訳ないけれども、よく立ち読みで見せてもらっていた。
それが、棚の配置換えがあるたびに洋書のスペースが減ってゆき、このごろでは一番奥の一角だけになっていて、もう、ここへ来れば…という感じではなくなっていた。
そして、閉店である。

新しく入った店には、ペーパーバックの棚が2列あった。これでも頑張っているのだろうとは思うが、専門書は置いていない。

この散歩コースを歩く頻度は、これからは低下することになるだろう。

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