« 投稿原稿を発送 | Main | 「ポー川のひかり」を見てきた »

August 04, 2009

天青石(Srを含む鉱物)

有隣堂のアトレ恵比寿店に行ってきた。

有隣堂では、ときどき鉱物と化石の展示即売、いわゆる「フェア」をやる。横浜ルミネ店を巡回していればときどきやっているので見ることができるのだが、しばらく行かないでいたら、今年の開催は終わってしまったようだ。Webで調べ、恵比寿でやっていることがわかったので、行ってみたのである。
行ったら、やってはいた。でも、横浜ルミネ店での開催に比べ、棚の面積がとても狭い。何分の一だろうか。かなり残念。

教材としてつかう、結晶として美しい鉱物が欲しかった。今は化学に加えて理科B地学分野も担当しているので、教室へ持ち込む機会も多いのである。

置いてある品物が少ないので、どうも、あまり食指が動かない。
あ、でも、これはいいか。

Celestine

Celestine, 和名は天青石である。マダガスカル産のもので、大きな固まりの中央に空洞ができ、そこに結晶が成長しているものをこのように割って売っている。

これを買ってきたのは、結晶がこのように美しいということのほかに、これが硫酸ストロンチウムを主成分とする鉱物であることによる。ハンドバーナーと一緒に教室に持っていって、端っこを少し削り落として粉にし、炎色反応を見せてやろう。元素の炎色反応というのは、どうも生徒にとっては過剰に抽象化された概念となっているように思われる。このような、自然に存在する物体に含まれる元素を検出する方法なのだ、という話をしたい。
それと、もう一つ。石であるから雨にあたることもあるわけだ。これがこの形をして自然に存在しているということは、硫酸ストロンチウムは水に溶けないということを示している。硫酸カルシウムの"チョーク"、消化器X線撮影の硫酸バリウム。なるほど、硫酸ストロンチウムもそうか。ということを示せるだろう。

石を持ち込んでの炎色反応もいいが、一つではさみしい。塩基性炭酸銅の鉱物も置いてあったな、あれも欲しいぞ。
うーん、また、行くのか?

|

« 投稿原稿を発送 | Main | 「ポー川のひかり」を見てきた »

Comments

先生、
塩基性炭酸銅の鉱物のことで少し知恵とお話を伺いたいのですが∀

Posted by: わかん | February 07, 2010 13:16

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 天青石(Srを含む鉱物):

« 投稿原稿を発送 | Main | 「ポー川のひかり」を見てきた »