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August 02, 2009

まんが甲子園 全国第3位に

勤務校のMFC(まんがファンクラブ)メンバーが、高知県など主催のまんが甲子園で、第3位に入賞した。一昨年の第5位相当から順位を上げての入賞である。

この大会では、あらかじめ、まんがのテーマが5つ示される。参加チームは、それぞれ1枚もののまんがに仕上げるために構想を練る。そして、そのうちの1テーマについて書類審査(予選)が行われ、全国から30チームが高知で行われる本選に出場することになる。
今年度の予選テーマは「プロフェッショナル」であった。生徒たちは、このまんがで挑み、本選に進むことができた。審査はプロの漫画家などが行うのだが、この作品は予選トップで通過したのだという情報が届き、生徒も顧問もいやが上にも気勢を上げて高知へ乗り込んだ。

ところで、顧問がいるとは言え、構想を練り絵を描くのは高校生である。絵の技術はどうにでも磨けるのかも知れないし、見せる切り口も才能・センスが物を言うのかも知れない。しかし、社会経験の浅さは、やはり16歳17歳のそれである。つまり、自分たちはこれが良いと思う、こういうまんがを描きたいんだ、と言っ張って作品を作ってみても、大人の審査員をうならせるものになるかどうかは疑わしい。
そういうことは、彼女たち(全員女子である)は、分かっている。

ここで彼女たちの偉いのは、自分たちのアイディアを、ラフスケッチの段階で職員室に持ち込み、教員に批評してもらって回るということをするところである。
自分たちで絵を描き、それを互いにほめ合っていれば、居心地がよいだろう。でも、それでは入賞できない。今年は本気で全国優勝を狙うのだ。ならば、手近にいる大人に見てもらって、厳しくも率直な意見を言ってもらおう。それを取り入れ、良い物にしよう。
彼女たちは、手に手にスケッチを持ち、職員を取り囲む。「意味が分かりますか」「テーマの趣旨にあっていますか」「どれがいいですか」「どう直したらいいですか」…。
こちらも、彼女たちの意図が分かっているから、あえて厳しいことを言う。自分のものにダメが出され、友だちのものがほめられる。一生懸命に考えて画面に描き込んだ意図がまったく読み取ってもらえない。これは、辛いだろうと思う。こちらは、それでも自分の主観で、はっきりと言う。彼女たちはメモを取り、ありがとうございましたと言って、また次の教員を取り囲む。…。

高知での第一次競技のテーマは「はーと」←(絵文字)であった。現地で、時間制限のある中で描き上げ、審査を待つ。ここで15校にしぼられる。敗者復活戦で5校が復活し、20校で決勝戦。テーマは「絶滅危惧種」であった。
結果はこちら

2年生は、これで終わりなのかな。でも、来年もやりたいだろう。どうするのか、帰ってきたら聞いてみよう。

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