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March 21, 2009

FM放送

昨晩、NHK総合TVのプライム10で、FM放送40周年という内容の番組をやっていた。

私はテレビをあまり見ない。職場では「テレビは見ない」と公言しているが、それは極端な表現であって、たまに新聞のテレビ欄に目を通して、さらにたまに見たいなと思った番組があったときには、テレビの前に座るのである。

司会は小野アナウンサー。ゲストはアルフィーの3人ほかであった。

当時、みんなが聞いていたFMの番組というのは少なかったように思う。だから、内容を論じようとすると、熱く語り合うのがむずかしい。そうするとやはり、城達也のジェットストリームの登場ということになって、これは、やむを得ない。フランク・プウルセルグランドオーケストラのミスターロンリーを、音程を下げないように遅延をかけ位相をいじったようなあのテーマ曲は、私たちの世代みんなに共通する、それぞれの「あのころ」を思い出させるものである。

番組では、FM誌についても紹介された。当時、4誌あったのだが、合計で100万部を越えていた…という(聞き違いか?)。たしかに、書店の店頭では、FM誌はいい場所に平積みになって売られていた。
私は、FMfanを読んでいた。高校生になった頃に買い始め、受験勉強の追い込みの時期にやめたような気がする。
ここに、そのうちの一冊、番組表や広告グラビアを抜いてホチキスで綴じたものが残っている。私の投稿文が載っている、1977年26号(12/12号)である。

ジャンル別の放送時間を
 NHK-FMは県域放送の建前を取っているため、平野部の聴取者は常時数局が受信可能となっています(私のところでも十分ステレオで受信できる局が4局、モノラルで1局あります)。ところがせっかく出されているこれらの電波も、普通は同じソースを流していて、またローカル番組にも各局の特徴はあまり見あたりません。
 そこでNHKに提案なのですが、東京はクラシック、横浜はポピュラー、千葉は歌謡曲といった具合にジャンル別の放送時間帯を作ってはどうでしょうか。何も番組改編などしなくても、各ローカル局が連絡をとって「リクエストアワー」にでもやってくれればいいのです。どこを聴いても同じようなDJ番組をやっている、という状況よりずっといいと思います。
(川崎市 嘉村均 18歳 高校生)
大した提案でもないが、私なりに、電波の有効利用を考えていたのである。

ところで、FMfanのこの号をあらためてめくってみると、硬い記事が多いことに気がつく。
例えば、「Audio コンサルタント」という見開き2ページの連載記事には、「オーバー・ハングについて」「アームのサポート部に油をさした」「バーティカル・アングルについて」という、アナログレコードプレーヤについての専門的工学的な記事が、読者との Q and A の形で載っている。その前の2ページは「カセットデッキとテープへの問題提起(1)」というものだし、さらにその前の2ページは「これだけはそろえておこう」と題した、クラシック音楽レコードライブラリの収集指南をする記事である。

このような、教養と工学を主とする音楽雑誌という、現在の感覚からすると異常にくそまじめな媒体が、隔週で何十万部も売れていた。これは、すごいことである。

今どきの…などと言いたくはない。
言いたくはないが、伝えなくてはならないことは、やはり、工夫して、伝えてみるか。

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