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August 08, 2008

「青春のロシア・アヴァンギャルド」展

今日から、夏休み(その2)をとる。

渋谷へ行き、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の、「青春のロシア・アヴァンギャルド シャガールからマレーヴィチまで」を見てきた。
これは、一言で言うならば、帝政ロシア末期からソビエト連邦成立の頃までの、ロシアの絵画を集めた展覧会ということになる。作品は、モスクワ市近代美術館所蔵のものである。

最初の方に、シャガールの作品が少し。初期のものである。シャガールって、ロシア出身だったんだ…って、そんなことも知らずに見ているのであるが。

ピロスマニの一連の作品が面白かった。この画家は、頼まれて看板を描いてみたり、あるいは絵の具代だけで絵を描いたりという暮らしをしていたようなのであるが、「発見」され、注目されるようになったということで、今ではグルジアの国民的画家とされているそうである。
その画風は、一見、ヘタウマというか素朴というか。達者な線が見られず、平板なマンガのような画面である。それが、じっと見ていると、味わいがにじみ出てくるように思われる。同じように「発見」された経歴を持つアンリ・ルソーの画風をほうふつとさせるものがある。

それぞれの作品は、特別にすばらしいということはなかった。それでも、社会の大きな変革期にあたり、また芸術の面では西ヨーロッパからあれこれと新風が吹き込んでくる状況のなかで、画家たちが懸命にそれぞれの作風を模索していたようすは伝わってくるような気がした。

後の予定があるので、観覧時間は20分あまり。少し残念。

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