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August 02, 2008

横浜国大一日体験教室2008

今日、横浜国大で一日体験物質工学教室がひらかれた。
私は、昨年度に引き続き、生徒を連れて行ってきた。

この会へ行くのは、たぶん4回目くらいになる。担当となる先生は毎年替わるようなのだが、ずっと出てきていらっしゃる上ノ山周先生や物質工学科学科長の羽深等先生は、もう私のことを覚えてくださっている。

今年は、八木幹雄先生の研究室が担当されている、振動反応をテーマとしたコースに入れていただいた。
この部屋では、ベローゾフ・ジャボチンスキー反応とよばれる、酸化還元反応が周期的に繰り返し起こることにより幾何学的な模様が現れる反応を体験するようになっていた。

Bz_reac

B-Z_reac.wmv 12秒

上の写真は、シャーレの中で進む反応を示している。また、リンクされている動画ファイルは、実際に撮影したムービーを10倍速に編集してある。

ここでは、試薬の調製や混合の手順などを詳述することは避ける。
でも、少しだけ説明を。ここに見えている色は、鉄のフェナントロリン錯体の色であって、鉄が+2価であるか+3価であるかによって色が違っている。臭素酸が関係する酸化還元反応に必要な電子を鉄が与えたり受容したりするのだが、その反応がある時定数をもって繰り返しおこるために、反応が開始した場所から同心円状の模様が見えることになる、という仕組みである。

この反応は、だいぶ前にこういうことがあるのだと知ってからずっと気になっていたものであった。実際にやってみることができ、すっきりというか、納得というか。でも、まだ反応機構がちゃんと理解できないから、宿題を増やしたことにもなった。

勤務校の生徒たちは、今年は10名の参加であった。全体の参加人数がで80名弱であったから、かなりの寄与(?)である。やれ単位認定だキャリアだと世間はうるさいが、こういう形での、自発的で友好的でゆるやかな高大連携が、本来のぞましいものだと思う。

実行委員長の大山俊幸先生に、ありがとうございました、来年もまた伺います、と述べて、会場を辞した。

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