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July 21, 2008

排気量を上げる

今夜は、久しぶりに少ししのぎやすいようだ。
いわゆる一学期相当期間の授業を思い出し、缶ビールを飲みながら、考えてみる。

今年度、3年総合の担当となった。出したテーマに対して生徒の応募があり、講座成立。そして、ジョーンズ有機化学を読み始めた。

この授業は、私にはなかなか負荷のかかるものであった。高校レベルを超える化学を授業としてしゃべるのは初めてであるし、またテキストは(とりあえず)英語である。邦訳を同時に示しているが、それは完全な逐語訳ではないから、やはりきちんと原書を解釈しておいてから授業に臨む必要がある。準備に時間が取られることはもちろんだが、精神的にも負担であった。
ところで、勤務校に着任した昨年度は、やはり3年の化学IIの授業準備に追われていたように思う。東大を受けようかという生徒もいる教室で、受験レベルの化学IIを進めていくのには、それなりの用意が必要である。慣れない身には大変であった。
それが、今年は、総合がある。すると、化学IIのほうは、だいぶ楽に感じるのである。1年の化学Iは、もう、どうにでもなるようにも思われる。

この感覚は、例えて言えば、自分というエンジンの排気量が上がったような感じである。同じ巡行速度を保つために、以前はアクセルを床まで踏んでいたのが、今はだいぶ踏みしろを残しているといったような。まだ、踏めるぞ、と。
(単に、慣れただけ?いや、まあ、そう言わないで。)

ここで私は、デジャブ感にとらわれる。
2002年の夏であった。情報科教員免許取得のための現職教員等講習会に駆り出され、必死で勉強して、同じ身分の先生たちに授業をした。3カ所をまわって勤めを終え、二学期に勤務校へもどって「情報基礎」の授業をしたときであった。
あれ、オレ、排気量が大きくなった?
授業が、ラクだったのである。しゃべっていて一学期より楽しくなったし、高校生ってこんなにかわいかったっけ、などとも感じた。

いや、人間は、適切な負荷をかけられれば、年齢に関係なく、力がつくんだなぁ。そう、身をもって感じた、という話である。
で、時期を迎えて、いわゆる学校経営(いやな言葉だ)のほうに適性を発揮していく人もいるのだろうけれど。
私は、そんな方に進みたくない。自分の専門分野と生徒に、直接かかわる職務にこだわっていたい、と強く思うのだ。

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