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June 23, 2008

遠近両用メガネ

私は元来視力はよい。視力検査では、ずっと裸眼で1.5くらいの数値を保っている。
職場にも、早い時期から私物のミニノートPCを持ち込んでいる。私の席のうしろを通る同僚たちは、
「そんな小さい字がよく見えますねえ」
などと言うのだったが、ミニノートの小さい画面に小さい文字がきっちりと並んで表示されていても、まったく問題なくつかうことができ…ていた。

それが、Loox S7をつかっていた44歳のころ、さすがに老視による見えにくさを覚えて、老眼鏡を作った。このとき、職員室の(数年先輩の)同僚たちは、
「嘉村さん、ついに来ましたね!」
「ちょっと早いんじゃないですか?」
などと言って、大いに喜んだものであった。

あれから5年。メガネの度数も、ちょっと弱くなってきたかな、という感じがする。また、職場で仕事をしていても、かけたり外したりの回数が増え、わずらわしくなってきた。
それで、前回のとき、メガネ屋の店員から、次回は遠近両用を作るといいですよ、と言われていたこともあって、はじめて遠近両用のメガネを作る気になり、(前回とは別の)メガネ屋へ行ってみたのである。

買う気で店に入っているので、話ははやい。
まず、検眼してもらった。近く、遠く。それに乱視の角度と強さ。非常にていねいに、いろいろな検査が行われた。そして、その数値に適合し、かつ私の希望の二重焦点というか遠近両用になるようなレンズを入れて見てみる。違和感が少なく見やすいレンズを選定し、次に、フレームを選ぶことになった。

当節は、レンズが小さめのものが流行であり、オシャレである、ということになっているらしい。それで、この店には、あまり大きなレンズをはめるフレームは置いていない。でも、私は、かけるのならば特に上下の高さはある程度あるほうが見やすいと思っているので、そのようなものを選んだ。
そうしたら、店員さんが、私の伝票を書きかえている。このフレームはレンズの高さがあるから、さっき選んだレンズよりも屈折率が一段低いもので大丈夫だというのである。それで、私のレンズは、ニコンのビーダパルCVということになった。これは屈折率が1.50のものである。

Meganeところで、遠近両用メガネというのは、レンズの面積に対して、実際に使える面積というか視野がずいぶんと狭い。この画像は正確ではないが、およそこんな感じである。上の方の半分くらいが、遠くを見るときにつかう領域で、私の場合はごく弱い乱視のための度が入っている。そして、下の方のまるい部分が、近くを見るときの領域である。ここは、実際にメガネをかけてみると、本当にせまく感じる。
この2つの部分をつなぐ、狭い水路のような部分が、度が移り変わっていく中間距離用の部分である。その両側の斜線を入れた部分に入る像は、ぼやけてしまい、きちんと見えない。どうしてこういうことになるのか、左右の部分もきっちり見えた方が良いに決まっているのだが、私は幾何光学の知識がないので文句の言いようがない。

特に、この水路の部分の幅が狭いことにより、レンズの位置決めをしっかり行う必要がある。つまり、メガネをかけて対象物を注視したとき、両眼の瞳と対象物を結ぶ線がそれぞれこの水路の部分を通る必要があるからである。位置がずれていると、片目ずつでしか、ものがはっきり見えなくなる。
これを合わせる調整に、ずいぶんと手間をかけてもらった。
昨今、メガネが安価になっているのは測定機器の性能が上がって専門職の人件費がかからなくなっているからだというが、私のレンズでは、フレームとレンズの標準セットと同額程度の付加料金がかかっている。これは、この調整代なのだなと思う。

普通のメガネだったら即日渡しなのだが、私のものの出来上がりは一週間後なのだそうだ。再度の調整などということにならない、ピシッと合ったものができあがってくることを祈ろう。

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