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April 30, 2008

総合の講座が成立したらしい

3年総合、嘉村担当「分子を知る」であるが、第一希望としてエントリしてきた者が5名いたらしい。成立である。
その中に化学IIを取っていない者もいるようなのだが、彼女らの基礎学力は極めて高い。適当にお茶を濁すことはできなさそうだ。

これは、火曜日の3・4校時。同じく5・6校時は化学IIの授業である。火曜日は3年の日となった。
いずれも、教室へ行けばどうにかなるという授業ではない。追い込まれた気分であるが、やってやろうじゃないか、という気持ちもある。

当面、立体配置と立体配座、電子軌道、混成軌道、電子雲の形あたりを扱おう。それから反応機構だ。

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海の近くの情報教室

畏友間辺さんの、「海の近くの情報教室」が復活した。

http://www.info-study.net/

このページは、いままでも、別の名前でこのURLに存在していた。けれども、そこにはやはり、仮住まいの雰囲気が感じられたのである。親しまれたブランドを再度掲げた彼の意気込みたるや。

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April 29, 2008

amazonで本が買えなかった

昨年の11月、amazonで本を注文した。どうしてこんなものが画面に出てくるのか、これはおかしいと思いながらの注文であった。

その後、1月末、3月はじめ、そして4月半ばに中間報告と配送予定延長のメールが届き、そして今日、ついに提供不可能を告げるメールが届いた。

そうだろう。
メールには以下のようにあって、

私どもでは、ごく最近までこの商品を入手可能なものと見込んでおりました。
English: When we contacted our supplier we learned that the above items are no longer available.

調達できないと後からわかるようなものが(実ははじめから明白)注文できるシステムっていうのは最大手通販業者としてどうなんだ、というのがこちらの問題意識であった。
でも、何だか、もういいやという感じである。

この件は、これで終わりとする。

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東芝撤退

東芝がHD-DVDの開発・製造・販売をとりやめるということに関し、連日、報道が続いている。
事実の報道については、これはもちろん必要なことである。しかし、「ツケは消費者に」といった見出しを付けている、正義感ぶった解説記事には、違和感を感じてしまう。

仮に、誰かにツケが回るとしたところで、それは、「市場の力」が非常に強く(偉く?)なったこの時代に、だれかが代償として引き受けなければならないものであろう。そしてそれは、今回に関しては、きわめて小さなものにおさまったのであり、その意味ではむしろ幸運な例なのではなかろうか。

仮に、である。
DVDフォーラムなどでの議論により、Blu-ray Disc とHD DVDの規格が統一され、そののちに製品が市場に出た、としよう。この場合、マスコミはどう書くだろうか。「消費者不在のメーカーによる談合」などと書きはしなかっただろうか。
今の時代、複数の規格があったら、市場での競争により淘汰されていくのが「善」なのである。
(ただし、私自身は、そう思ってはいないのであるが。)

今回の東芝の決断は、状況を見て、スピーディーになされたものと思う。
今までだったら、独自規格の製品を、たとえその事業が赤字であったとしても、細々と作り続けることができただろう。しかし、今回、東芝はそれをしなかった。
今は、企業にとっては「選択と集中の時代」である。大企業とて、もうからない事業を引っ張っていくことは(株主に対して?)許されない時代になったのだ。
samsungに対抗してnand型フラッシュメモリの工場を増設するというハイリスクな賭に出ているとき、もはやHD DVDは抱えていられない。そういう企業の論理が貫徹した結果というだけである。

そして、消費者も、大きなケガは負わずに済んだ。今までの状況で、HDでもBlu-rayでもいいが、次世代DVD搭載のプレーヤーを買うというのは危険性を承知した行為であり、それを受け入れた者だけが購入していたはずである。

過去の事例との対比について。
VHSとベータマックスのことばかり言われるが、私はむしろ、レーザーディスクとVHDの例の方を思い浮かべる。レーザーディスクの方が、非接触型であるという先進性を持っていて、針接触をきらった当時のユーザーの心をつかんだように思う。パイオニアは一社の孤軍奮闘から大逆転したのだった。
今回も、Blu-rayのほうが、レーザ光の波長が短く高密度記録であるという技術的なアドバンテージを持っている。販売店網の力が効いたVHS対ベータの例とは、違うのではないだろうか。

あのとき、ソニーはVHS機を出すにあたって、「ベータマックスはなくなるの?」というキャッチコピーを掲げた全面広告を何回か連続で新聞各紙に出した。
今回、東芝が一般消費者向けにどんなアナウンスをするのか、ちょっと、楽しみである。
(サザエさんでも使うのかなあ)

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April 23, 2008

文化祭が近づいて

クラスで映画を作るのだが、という相談である。

一緒に情報教室へ行ってみる。
生徒機を起動してみると、仕様書に書いてある、Premiere Pro CS3 が入っていない。Windows ムービーメーカーでやるのか?
教員機には、Premiereが入っていた。おかしいなあ、仕様書では、導入ソフトウェアについては教員機と生徒機の区別がないのだけれども。

ところで、2人、3人で私の所に質問というか相談にくる生徒たちのうち、私と会話をするのは、多くの場合に1人だけである。あとの者は、話の内容に、まったく関知しない。

こういう落差は、もちろん昔からあった。
それでも、私が高校生だった頃は、カセットデッキ(黒いデンスケ(!))だとかフジカシングル8だとかを操作できるかどうか、ライン音声信号をカセットデッキからステレオセットに接続できるか、といったレベルであって、いじれないと言う者も、まったく何も分からないということはなかった。
それが、現今の、例えばデジタルビデオ編集となると、知らない者にはまったく何が何やら、である。

簡単にできると思いこんでいる生徒たちにつきあって、予期しない、深夜までの編集作業。という事態は避けたいのだが。
とりあえず、担任には経過を報告している。

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April 22, 2008

総合「分子を知る」

迷いに迷っていた3年の総合(2単位)に出す講座だが、結局、純粋化学分野の内容にした。大学初級レベルの有機化学をやってみようと思う。学部の有機の科目は全部取ったし、研究室は仮にも有機だったから、まあ大丈夫だろう。

などと考えながら、今日は、体育館に机を並べての相談会なのであった。
生徒は、次々にやってきては質問していく。

いろいろと説明するのだけれども、
「テキストは、できればこんな英語のものをつかって、分担して訳してきて発表しよう。英語の授業では文系の文章しか読んでもらえないだろうけど、こういうことをやっておけば、理系の入試に出る理系っぽい英文を読む対策になるかもしれない」
こういうあたりによく反応してくれるのは、まあ、何とも。

いいね、その先の有機化学。なんだからね。

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April 19, 2008

「水銀管」

金曜日。
化学準備室の戸棚を見ていたら、「水銀管」と書かれた段ボール箱があった。82年という記載がある。
中を見ると、太いガラス管が2本入っていた。

Hgtube

それぞれに、水銀の玉が入っている。数グラムずつ。それに、片方の管にはくびれがあって、そこに引っかかる程度の大きさの、赤いガラス玉。中空のようである。また、もう片方には、樹脂片のようにも見えるけれども多分ガラスなのだろう、さまざまな色の細かい破片が、ザラッと入っている。

これは、何だろうか。若いNさんと考えたのだが、わからない。

こういうときには、FCHEMで聞いてみよう。さっそく、【教育】に質問を書き込んでみた。
そうしたら、即座に、伊笠摩耶先生からお返事をいただいた。水銀の蒸気が重いことを示すための演示器具だということである。

土曜日は、情報部会の文書を作るために出勤したのだけれども、すこし時間があいた。それで、この水銀管を、使ってみたのである。
ビデオ撮影し、それを編集したものがこれ。4分ほどのビデオクリップである。

Hg-tube.wmv

ほぉー、とは思うけれども、すばらしく教育的効果が高いというほどでもない。でも、こうして電子化視聴覚教材になったから、使うチャンスはあるだろう。とっておこう。

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April 18, 2008

化学で「TT」を

今年度、担当者間で、お互いに授業を見たり見に来てもらったりという機会が多くなっている。

それは、制度として定められているから行っている、という面がもちろん大きい。でも、私としては、そのようなことがあるのなら、それは好機としてとらえてどんどんこちらのやりたいことのために活用してしまえ、と考えたい。

情報科の授業では、2人あるいは3人で1クラスをみるのが当たり前に行われている。前任校でも、もちろんそうであった。このとき、私は主担当も副担当もつとめたけれども、主担当のときには授業展開上で副担当をあてにし、また副担当のときには、主担当の意志を推しはかりながら積極的に動き、また、声を出していた。

それは、情報教室だからうまくいった部分もある。普通教室で、主担当が講義をして生徒は従来型の学習を行っているという状況では、なかなかそううまくはいかないとも思われる。
でも、何とかしたい。理科は、国語や数学よりも、キャッチボールをしながら進行することが、まだやりやすいはずだ。

少なくとも、生徒に、この授業は2人の先生でやっているんだ、と認識させる程度までにもっていきたい。
「参観してる先生がいる」ではなくて。

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April 17, 2008

署名捺印

書類に、署名し捺印した。それを持ってきた生徒は、喜んでいる。

勤務校では、部活動の顧問をどうするかについて、特別活動担当の教員が調整を図ることはしない。活動をしたい生徒たちが自ら、教員に、顧問になってくれるよう直接要請するしくみになっている。顧問のなり手を見つけることができない部活は廃部となってしまう。また、そのような規定は、生徒たちがつくってきたものでもある。
この学校の「自由」に伴う責任を全うしきれなくなると、顧問を捜すことができなくなる。この部活は、そのような瀬戸際にあったと言って良い。そこへ、私が主顧問として署名した。

彼らの主たる活動内容については、私はほとんど何も分からない。
でも、彼らが伝えてきている気風は、この学校の、生徒から見たスピリットの中核を担っているように思われる。そしてそれは、私個人の考え方と、かなり共通する部分がある。

このような生徒たちとかかわり、また、専門とする学問分野についての授業に力を入れる。
これは、私が、こういうことをしたいと考えて高校教員を志望した、まさにその通りのことがらではなかったか。

場は、与えられた。体力や記憶力の衰えは自覚するところだけれども、気力を減退させている場合ではない。もったいなすぎる。
すこし、がんばってみよう。

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April 10, 2008

導入機器説明会

年度末に、生徒用実習機をはじめ、情報教室の機器が更新された。

今日、導入業者による説明会があった。
全教員対象ではなく、情報科担当だけである。と言っても、勤務校には情報科免許取得者が5名いて、その全員が実際に情報の授業を担当している(もしくは前任校で担当していた)。この5名がそろい、これに加えて定時制から2名が出席。それに、総合の時間にここでレゴマインドストームをやらせている人が来たから、総勢で8名となっている。
さすがに8人いると、いろいろと使い勝手に質問や要望が出てくる。私も、ずいぶんいろいろと聞いてみた。説明する業者さんは、なかなか大変である。

教室内LANは、ギガビットであるという。そのため、40名の生徒が、Zドライブに割り当てられている、サーバ上のフォルダにアクセスし、リアルタイムで映像などの大きなファイルを読み書きしても、大丈夫なのだそうだ。

新年度の時間割は、Imさんが担当する情報Bの10時間の、ウラの私はすべて空いているというものである。押しかけTTをやれと言っているかのようである。
これに対し、残念ながら、Yさんの方には、ほとんど行けない。

転勤してきた生物のAさんも、状況によっては情報を担当することにやぶさかではない、という感じだし。勤務校の情報科は、当面は大丈夫そうだ。

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April 08, 2008

メモリ増設

メインで使っているこのマシン。組んだのが2003年度の初め頃だったから、もう5年間、第一線で活躍してくれている。
光ドライブは使いつぶして交換したし、電源ユニットもこの間とりかえた。今のところ、不具合はない。まだまだ、これからも頑張ってもらうつもりでいる。

そして今日、1GBのメモリモジュールを買ってきて、取り付けた。バッファローのDD333-1Gという箱入りのもの。なぜか中古扱いで、3,980円であった。
256MBのものをはずして交換である。これで、もう一枚の512MBと合わせ、1.5GBになった。
ふだんの作業では必要ないが、ビデオ編集をするときなど、これくらいあった方がいいだろう。

昨年秋の、娘の運動会ビデオなど、HDDに取りこんだままのものがいくつかある。編集したいが、時間が取れない。
それではこのメモリも無駄になってしまうのだけれど。

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April 05, 2008

東山魁夷展

国立近代美術館で開かれている、東山魁夷展に行ってきた。

解説に、人気は国民的であるとしてあった。この展覧会も、なかなかに混んでいる。私も、こうしてやってくるファンの一人ということになる。

若い頃の作品は、私にはどうも、ピンと来ない。
それが、応召されて帰還してからのものは、独特の、水蒸気に煙るような東山カラーとなってくる。
この画家の作品の特徴は、基本的にモノトーンだというところにあると思う。白黒というのではなく、青であったり、紅葉の赤であったりする。画面の中に、あまりにぎやかにいろいろな色を置かないのである。その中でもすばらしいのが、青と白の世界である。日本画の岩絵の具、この色は緑青であろうか。

学生の頃だったと思うが、この画家の唐招提寺障壁画が完成したときに、たしか日本橋三越で展覧会があって見に行った。それは唐招提寺障壁画への道といったようなタイトルの展覧会で、画家の画業がいろいろと並べられた後、最後に、障壁画のうちのたしか「桂林月宵」が展示されていた。その、中国らしい山の形の上にぼやっと浮かぶ白い月の絵は、非常に美しいものだった。

あれから30年近くを経て、そのときには出ていなかったものだと思うのだけれど、障壁画のうちの「濤声」と「揚州薫風」を見ることができた。
技法の完成度という面からは、現代の新技法による水墨画である「揚州薫風」が上になるのかとも思う。でも、私には、「濤声」のほうが良かった。
襖絵という枠、横に長い画面に、寄せてくる波は2つしか描かれていない。その間に、海中にあって波に洗われる岩と、松の付いた岩。それだけの世界である。しかし、そこから広がる世界が、画面の外に、大きく想像される。
その画面は、寺院の建築の枠に収まっている。展示は、本来その襖がある場所の様子をよく再現してあるのだろう。柱、鴨居、それに畳まできちんと置かれている。
それらの、蒼然とした存在の中に、青白く輝く、広がりを感じさせる世界。

何とも、すばらしいものを見たと感じる。
展覧会後期には、一部展示替えがあるようだ。また、見に行くかも知れない。

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April 03, 2008

春の妖精

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今年も、満開の桜の下に。

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April 02, 2008

スマートボードを移設

このブログに、昨年の7月27日、7月31日、9月20日と、スマートボードのことを書いている。
あのとき、1台が情報教室に納入され、まもなくPCが更新されるからそれを待って組み立てて使おう、ということにしていた。

ところが、いざ生徒用PCが更新されてみると、やはりこの部屋ではせまくてうまく使えない、有効活用してくれるのだったら化学へ持っていっていいのだが、とImさんが言う。そういうことをしていいものかどうか、ちゅうちょするのだけれども、使いたい気持ちの方が先に立つ。
今日、新採用の二人がつれだって校内を探索しているのを呼び止め、手伝ってもらって、いくつかに分けて梱包されたままになっているものを、3階の情報教室から1階の化学実験室へ下ろしてしまった。

これを組み立て、やはり情報教室から借りっぱなしにしている液晶プロジェクタで像を投影してみて、位置を決める。ノートPCに専用ソフトをダウンロードしてインストールし、スマートボード本体とUSBで接続した。
そうしたら、まったくあっけなく、使えてしまった。

自分で操作するのは初めてだけれど、これはやはり、すごい。第一、使っていて楽しいし。
さあ、これで来週から、有機化学を語るぞ。

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April 01, 2008

新年度

以前と違い、春休み中などは、もうまったく通常と変わらない雰囲気で学校が動いている。授業がないだけである。
そして今日から、新年度となった。

私の隣の席にも、転勤者がすわった。ここには、昨日まで、別の人がいたのである。彼は昨晩遅くまでかかって、荷物を片付けていたらしい。
食事をするコーナーには、店屋物の器が置きっぱなしになっている。その一つは、また別の、昨日限りで転出していった人が、ゆうべここで食べていたものである。
春休みがあけたら、ではなくて、一晩ですぱっと入れ替わる。どうも気持ちの切り替えができない。

私は、今年度も学級担任を持たない。前校長(そう、校長は定年まであと1年を残すだけなのに異動となったのである)の意向で、私は化学をしっかりやれ、ということになっていて、担当する授業も総合の他は化学だけである。理科に来た情報2クラスは、情報科のほうで実績があり、新1年の担任でもある生物のYさんの担当となった。

情報を少し引き受けたり、新採用者が来たりしたので、理科には非常勤時間が19時間もある。これを3人に分けてお願いしたので、今年度の理科は、常勤7+1、それに非常勤3人という11人体制。大所帯となった。

私は、新採用のNさん、非常勤のKさんとともに、1年と3年の化学をやっていく。
とりあえず、授業ノートのメモを元に、昨年度1年間の授業進行状況を復元してみた。これでは進度が遅いので、教材を刈り込んですっきりさせなければいけない。このあたりが、新年度最初の仕事となるだろう。

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