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January 26, 2008

実験で画像投影

3年の化学について、教室を第二化学実験室に移し、PCとプロジェクタでスライド映写をしながら授業をしてきた。

その中で、演示実験というか、私が操作しているものを見てもらう場面も多かった。
そういうとき、実験台で行っている私の操作は教室の後ろの方の生徒にはよく見えない。これを何とかしたい、プロジェクタからスクリーンに大きく映したいとずっと考えてきた。

要するに、ビデオカメラがあればいいのである。スライドを操作しているノートPCはあるから、まず、これにつながるWebカメラを用意して、やってみた。でも、2機種を用意してみたのだけれども、PCの画面にリアルタイムで表示できるサイズが320x240までであり、感度や解像度も低くて、あまりうまくいかなかった。
となると、もっとまともなビデオカメラを、ということになる。この目的には録画はできなくてかまわないのだから、そのようなジャンク品でもないかなと思って、気にしていた。

そして、これを入手した。

Nvlc1a1

PanasonicのNV-LC1という機種である。10年以上前のもので、VHS-Cテープに録画するタイプ。TFTの小型モニタがついており、当時としてはなかなか高性能のものであったらしい。
品物の状態は極めて良い。キズも汚れもない。あきばお~で1本10円で買ってきたテープ(Victor製)に、きれいに録画がとれる。
また、これは、ズームのワイド端ではレンズ面から5mmの近距離までフォーカスが合う。Sケーブルでプロジェクタにつないで試してみると、小さなものをとても大きく拡大して映すことができた。

とりあえず、いま進行中の中和滴定実験に持ち込んでみた。ビュレットの目盛りの1/10まで目分量で読みなさいと指示するのだが、なかなかむずかしい。そこで、ビュレットの液面を拡大してスクリーンに投影し、それを生徒に読ませてみた。これは、なかなか有効であった。

ところで、録画はできなくて良いというつもりだったけれども、動画ファイルとしてためておけば、利用価値はある。できればテープではなく、いきなり電子化されたファイルになるほうが望ましい。
そう思っていたら、20日の日曜日に秋葉原でこれを見つけた。

Lj2400v

これは、ミニメディアレコーダーLJ2400Vというものである。「日本レクトン」社が販売・サポートしていたのだが、現在はサポートが打ち切られているらしい。
コンポジット入力の映像と音声を、mpeg4形式の動画ファイルとして、CFかSDに書き込んでくれる。使えるのは1Gまでのようで、2GのSDは認識しなかった。最高画質のモードで、1Gのメディアに90分近く録画できる。画質は素晴らしくはないが、まあまあ、私の目的には十分である。
なお、この装置が作成するasfファイルをWindows XPのPCで再生しようとすると、音声コーデックがないと言われる。導かれるままに、Webからコーデックを落としてきてインストールしたら、無事に動画を再生することができた。

1クラス、2コマ続き90分ほどの実験の様子を録画した。これは、編集して、来年度以降の授業などに活用しようと思う。
情報科以外の科目だって、まだまだ改善の余地はたくさんある。

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Comments

プロジェクター活用のアイデアがいろいろあるといいですよね。
必ずプロジェクター+PCというのは頭が固いですよね。

kamさん、いろいろな機器を見つけられて感心しました。
特に松下のビデオカメラはいい風貌ですね。
何だか昔のSONYデンスケを思わせるような懐かしさを感じてしまいました。

Posted by: 田中 洋 | January 27, 2008 at 23:15

いつもありがとうございます。この間のコメントにもまだお返事してないのですが。
そう、このビデオカメラ、いい面構えの機械なんです。スペックは旧式になってますけど、最近の、とにかく性能だけは良くてぎゅっと小さくしてある機械と違って、モノとして良い感じです。ながめていたくなるような。
私は、動画を撮って映写する機械としては、扇千景の「私にも写せます」フジカシングル8に、たしか三協精機の8ミリ映写機から使ってます。職員室には、プロジェクタの使い道を「DVD映写機」だと思ってる人と「パワーポイント映写機」だと思ってる人の二通りがいますが、アナログ的な使い方を含め、場合に応じて柔軟に効果的に使っていきたいと思います。

Posted by: aromatic Kam | January 27, 2008 at 23:54

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