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January 31, 2008

問題の解説プリント

教科書の練習問題を解説するプリントを作った。

問題をていねいに演習している時間はないのだが、生徒の方からは解説してもらいたいという要望がある。そこでやむをえず、プリントを配布して、自分で読んで勉強しなさい、ということになる。

化学Iは、内容のどっさり入ったタイプの教科書を採用している。ページ数の制限からだろう、紙面にはさまざまな事項がぎゅうぎゅうに詰まっている。
それでもなお、問題を解いていると、本文中に盛り込みたかったのだけれども無理だった、だからこの問題で…という著者の意向が伝わってくるように感じられることがある。そういったところまでふくらませて解説を書いていたら、まるまる1章で小問が13問あるのだが、これでB5版8ページになった。B4版袋とじ印刷にして、両面刷りの2枚組である。
Hさんに声をかけ、彼の担当分まで含めて8クラス分を印刷した。明日以降、授業に持っていって配ろう。後期入試などで休みが入るから、自宅学習するんだぞ。

などと、ぐずぐず仕事をしていたら、Imさんに呼ばれていたミニ飲み会に、だいぶ遅れてしまった。

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January 28, 2008

ミカン電池

レモン電池は、電池の導入実験として定番になっている。先日、1クラスでやってみた。

ところで、レモンなどポリ袋に3個入って100円くらいだろうと思っていたら、当節では、1個で100円くらいする。国産品と変わらない。防かび剤の規制が厳しくなって、流通経費がはね上がったのだろうか。
そこで、このミカン電池である。

Mikan_battery

左側にくっついているのは、電子オルゴールユニット。開くと音楽が鳴るようなメッセージカード用のものである。何年も前に、秋月の店先にあったものを買ってきた。
これは、ボタン型のリチウム電池で駆動するようになっており、だから、電圧が1.5Vくらいあるときれいに鳴る。ミカン電池では、きわめて情けない、蚊の鳴くような音がするだけである。正極の銅板付近に過酸化水素水を垂らしても、持ちがよくなるくらいで、音は大きくなってくれない。11円電池で駆動するほうが、うまく鳴る。

今日の準備はここまで。明日、授業で見せてみよう。

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January 27, 2008

"U3" USBフラッシュメモリ

SanDisk のcruzer titanium というシリーズのUSBフラッシュメモリを入手した。安かったので、2本購入。
これは、LiquidMetalと称する金属ケースの外装に入っており、きわめて丈夫である。900kgの荷重に耐えるそうで、象が踏んでも壊れないかもしれない。

U3flash

ところで、これはU3という規格の機能を持っている。アプリケーションプログラムを格納し、出先でコンピュータを借用して使うことを想定した機能である。メールクライアント、Webサイトパスワード管理ソフトなどを入れることができる。もちろん、ソフトは削除したり追加したりできる。

このメモリスティックをPCに差すと、U3ランチャというプログラムが立ち上がる。そこから、いろいろと操作をするわけである。

ところで、このランチャなどは、USBメモリ内に記録されているのだが、その領域はシステムからはCD-ROMとして見える。書き換え可能な通常のリムーバブルメディアの領域には別のドライブ番号が割り当てられるので、このメモリスティックを差すとドライブが2つ増えることになる。
また、この「CD-ROM」ドライブは、このように、リムーバブルメディアドライブとは物理的に別のドライブとして見える。おそらく、パーティションが2つ切ってあり、片方はCD-ROMドライブであるというIDを返すのだろう。

U3flash2

このパーティションは、削除して、全体を1つのパーティションとして切り直すこともできる。U3の機能を2本に持たせておく必要はないので、1本について削除してみた。
と言ってもFDISKを使わされるわけではなくて、操作が対話的に進行するようなプログラムが入っている。

前のエントリのビデオカメラではないけれども、このメモリスティックも、ずっしりと重くて良い感じの品物である。まさかムクのチタンではないだろうが(だったらもっと軽いだろう)、それっぽい質感である。
一時記録用のUSBメモリスティックとしてはTRANSCENDのものを持っているのだが、チャチで気に入らなかった。そちらを予備とし、しばらくこのtitaniumを常用してみよう。

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January 26, 2008

実験で画像投影

3年の化学について、教室を第二化学実験室に移し、PCとプロジェクタでスライド映写をしながら授業をしてきた。

その中で、演示実験というか、私が操作しているものを見てもらう場面も多かった。
そういうとき、実験台で行っている私の操作は教室の後ろの方の生徒にはよく見えない。これを何とかしたい、プロジェクタからスクリーンに大きく映したいとずっと考えてきた。

要するに、ビデオカメラがあればいいのである。スライドを操作しているノートPCはあるから、まず、これにつながるWebカメラを用意して、やってみた。でも、2機種を用意してみたのだけれども、PCの画面にリアルタイムで表示できるサイズが320x240までであり、感度や解像度も低くて、あまりうまくいかなかった。
となると、もっとまともなビデオカメラを、ということになる。この目的には録画はできなくてかまわないのだから、そのようなジャンク品でもないかなと思って、気にしていた。

そして、これを入手した。

Nvlc1a1

PanasonicのNV-LC1という機種である。10年以上前のもので、VHS-Cテープに録画するタイプ。TFTの小型モニタがついており、当時としてはなかなか高性能のものであったらしい。
品物の状態は極めて良い。キズも汚れもない。あきばお~で1本10円で買ってきたテープ(Victor製)に、きれいに録画がとれる。
また、これは、ズームのワイド端ではレンズ面から5mmの近距離までフォーカスが合う。Sケーブルでプロジェクタにつないで試してみると、小さなものをとても大きく拡大して映すことができた。

とりあえず、いま進行中の中和滴定実験に持ち込んでみた。ビュレットの目盛りの1/10まで目分量で読みなさいと指示するのだが、なかなかむずかしい。そこで、ビュレットの液面を拡大してスクリーンに投影し、それを生徒に読ませてみた。これは、なかなか有効であった。

ところで、録画はできなくて良いというつもりだったけれども、動画ファイルとしてためておけば、利用価値はある。できればテープではなく、いきなり電子化されたファイルになるほうが望ましい。
そう思っていたら、20日の日曜日に秋葉原でこれを見つけた。

Lj2400v

これは、ミニメディアレコーダーLJ2400Vというものである。「日本レクトン」社が販売・サポートしていたのだが、現在はサポートが打ち切られているらしい。
コンポジット入力の映像と音声を、mpeg4形式の動画ファイルとして、CFかSDに書き込んでくれる。使えるのは1Gまでのようで、2GのSDは認識しなかった。最高画質のモードで、1Gのメディアに90分近く録画できる。画質は素晴らしくはないが、まあまあ、私の目的には十分である。
なお、この装置が作成するasfファイルをWindows XPのPCで再生しようとすると、音声コーデックがないと言われる。導かれるままに、Webからコーデックを落としてきてインストールしたら、無事に動画を再生することができた。

1クラス、2コマ続き90分ほどの実験の様子を録画した。これは、編集して、来年度以降の授業などに活用しようと思う。
情報科以外の科目だって、まだまだ改善の余地はたくさんある。

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January 23, 2008

センター試験解説

今年も、大学入試センター試験が行われた。理科は2日目の20日(日)であった。

ながく高校の教員をしているが、センター試験についてはあまり意識してこなかった。関係なかった、と言っても良い。
それが、現任校では、8割程度の者が受けているのだろうか。こうなると、教科担当としても、センターの出題傾向やレベルというものを、気にしなくてはならない。

入選作業で忙しいが、何とか昨日までに、化学Iの解説を書いた。それを問題と組み合わせて、20ページの冊子として印刷した。100部制作。
ここで、解説が間違っているといけないと思って、Webを検索し、東進ハイスクールのサイトにある解説速報と照らし合わせた。解き方の流儀が違うところはあるけれども、大丈夫なようである。

これを、授業で配布する。1年は、1クラス15部あてを持って行き、希望者は取りなさい、という形。

中学校までの知識が少ない、授業時間数が足りない、などとばかり言っていても仕方がない。化学Iの3単位で有機まで一応やらないとどうにもならないという現実がここにある。センターのレベルを目安にして、授業内容を刈り込んでいくことを検討していかないと。

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January 21, 2008

USB2.0 PCカード

日曜日に秋葉原で買ってきた物の一つ。

Aua1420a

USB2.0のコネクタが不足しているので、こういうものを使ってみたいと思っていたところへ、adaptec製のものを見かけたので買ってきた。数年前のものらしい。
このように、パッケージの写真と製品とで、コネクタの位置が違っている。なかなかやってくれる。

こういうものに関しては、私はブランド品が好きである。それは、根拠もなく性能がよいだろうと信じているからではなく、microsoftのサポートが良いから。Windowsマシンに差せば使える、つまり、OSがドライバを取りそろえて持っているからである。
そのようなサービスの対象となるのは、adaptec、3Com、Intelといった、アメリカのメーカーの製品に限られるようだ。そういえば、秋葉原のあちこちの店にCiscoの11bのPCカード型無線Lanカードがたくさん置いてあったけれど、あれも、ドライバディスクなしで、ただ差せば動くのかも知れない。

これは、一種の非関税障壁であろう。

ところで、このカードも、Windowsが持っているドライバが自動的にロードされて、付属のCDを取り出さなくても使うことができた。
ただし、どうも、挙動がおかしい。規格が合っているはずのACアダプタを差してもバスパワー電流上限値が増えない感じだし、ここへ差すと使えないUSBフラッシュメモリがある。
ドライバを付属CDのものに入れかえてみたのだが、改善されない。

というわけで、現在、「ブランド」に裏切られた状態である。

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January 19, 2008

ゼロスピンドル化 実験

X40をゼロスピンドル化するという目標がある。
もちろんそれには、OSがWindows XP で、しかも実用的な速度で動く、という付帯条件が付く。でも、なかなか一気にそこまでは行かないだろうから、少しずつ品物を準備したり経験値を上げていこうと思う。

秋葉原のQC PASSにて、アダプタを買ってきた。2.5インチIDE-HDDの代わりにコンパクトフラッシュをつなげるためのものである。
似たようなものがいくつかあるが、私が選んできたのはこれ。PCB-CF/IDE25NC-M という型番である。

Cfide1

CFカードは、ハギワラの組み込み用らしき1GBのものを使う。容量も速度も厳しいものだが、これでどこまでできるか。

Cfide2

ThinkPad X40 は1.8インチHDDの機種であって、そのための空間が狭い。入らないかも知れないと心配していたのだが、このように、長さはぴったりと収まった。厚みには余裕があるので、2枚収容のタイプのものがあれば、それでも使えそう。

OSは、RedHat8を入れてみた。容量的には極めてきつく、Xは入ったがGnomeは無理であった。

Cfide3

遅くて実用にならないという感じではない。でも、Windows XPではどうなるか。

とにかく、ゼロスピンドル化できることはわかった。あとは、高速で大容量(最低16GB、できれば32GB)のCFカードが買えるようになるのを待つことになる。

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January 15, 2008

DTMソフトウェア 初音ミク

勤務校の生徒用実習機には、コンピュータミュージックのためのソフトウェアとして、ヤマハの「学校用らくらく作曲名人」が入っている。MIDIキーボードも、たぶん20台ある。
しかし、これらは、ほとんと使われることがなかっただろうと思う。そして、まもなく機器の更新を迎える。

私は、5年前に永谷高校で「情報基礎」を担当したとき、このソフトをちょっと使わせてみたことがある。音声のディジタル化は、高校の情報関係科目ではぜひ触れたい内容であると考えているからである。
気合いを入れて、音声をディジタル化するには考え方が二つある、一つは波形をそのままサンプリングしてディジタル化したデータを取り扱い、「録音・再生」する方法であり、もう一つは音の高さや継続時間、楽器の音色などというデータをいわば楽譜の形で持ち、「入力・演奏」する方法である、などと説明してから、実際に打ち込みをさせてみた。ピアノを弾けるという生徒にはMIDIキーボードを使わせた。
ただし、当時の機械は(つまり現任校の機械と同じなのだが)性能が低かった。だから、生徒は苦労して打ち込んでも機械のレスポンスが悪かったので、あまり楽しそうではなかった。

ところで。例によって前置きが長くなったのだが。
いまどきのDTMソフトとしては、「初音ミク」。これで決まりであろう。昨日から、調べてみたりデータを聴いたりしているのだが、これは、良くできている。
まず、声優さんの声を用い、それをもとにして、歌の音声合成ができる。なかなかリアルである。楽器による演奏だけであった従来のDTMソフトに比べ、大きな進歩である。楽しい。
そして、イメージキャラクターの女の子をつくり、ソフトウェアの出力音声はその女の子が歌っているのだ、という設定がなされている。これもまた、とても上手い。ついでに、「google八分」の話までできる。

そして、ネット上には、この初音ミクで作った作品が、たくさんアップされている。動画と組み合わせたものも多い。
これらは、かつてniftyにあった、FMIDIのデータライブラリに上がっていた作品群を思わせる。PC-9801、MS-DOS環境でMIMPIで再生していた、あの、力の入った紙芝居付き音楽データ。
10年を経て、ハードの環境は大きく変わっても、人間のやることは結局同じようなものになるのかと思う。

今回更新される生徒用実習機には、DTMソフトは入ってこないだろう。でも、もし可能であれば、この初音ミクをインストールして、そして、さらにもしも私が授業を担当するとしたら、ちょっとだけでもコンピュータミュージックに触れさせてみたい。
この間に機械もうんと速くなったから、こういうものを動かしても、操作は快適だろう。多分。

Vocaloid2

試用版を入手して使ってみた。編集画面はこんな感じ。
曲データの例。神奈川県のページにある、県歌のスコアから打ち込んだもの。試用版からはwaveでセーブできるので、それをscmpxでmp3化した。こんなものが簡単に作れるという例示のみ、技量不足については予めお詫びを申し上げる。

初音ミクに神奈川県歌『光あらたに』を歌っていただきました

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January 14, 2008

Mサイズ

私の体型に合うワイシャツのサイズは、38-80である。
これが、なかなか、探しにくい。無い訳ではないのだが、あまり柄を選べない。

どうしてそういうことになるかというと、近頃、ワイシャツのサイズが、首回りと裄丈を小刻みにそろえてあるシリーズが減って、S・M・Lサイズというラインナップをとるものが多くなっているからである。売る側の、在庫管理上の要請でそうなってきたのだろう。
そして、そのMサイズは、首回りが39cmとなっている。これでは私は買うことができない。

ここは意見の分かれるところかもしれないけれど、男性のワイシャツというのは、首回り1cmの違いが大きな着心地の違いをもたらす。私の場合、39cmのMを着たのでは、ネクタイを締めても首回りがスカスカして、まったく落ち着かない。キチンとした仕事ができないような気がする。
それでは37cmのSならどうかというと、首回りはなんとか許容範囲なのだけれども、肩幅や胸回り・胴回りがきつくてダメなのである。(例外として、ユニクロとGAPについてはSでちょうどよい感じ。寸法が違うらしい)

ところが、以前のMサイズは、首回りが37.5cmであった。これは、私にはジャストフィットであって、大変具合が良かった。普通に売られているMサイズをちょうど良く着ることができて、とても良かったのだけれども、いつからか、上述のようなサイズになってしまい、私は38cmを探さなければならなくなってしまった。

というようなエントリをいずれ書こうと思っていたら、今朝の朝日新聞に、関連する記事が載った。ワイシャツではなく下着の話なのだが、なんでもS・M・Lというのは仕立て上がりの衣服のサイズを表すのではなくて、それを着ればちょうどよいと思われる体の大きさを示しているのだという。
だとすると、日本人の"M"サイズ体型が大きい方にシフトしたのに合わせ、ワイシャツの首回りサイズが見直された、ということになる。

うーん。でも、下着やセーターならともかく、ワイシャツについてはねえ。偶数cmのものをきちっと着たいユーザーは、切り捨てられて、悲しいですよ。

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January 13, 2008

勉強の仕方がわからない

勤務校の生徒たちは、勉強をしない、と言う人がいる。
いやそんなことはない、よく勉強している、と言う人もいる。
基準が違うのか、見えているものが違うのか。それはわからない。

ただ、勉強をしようかなと思っても、具体的に何をどうやればいいのかわからない、と言う生徒はいる。いや、そう言う生徒が多い、と言うべきだろうか。

今では、公立小学校・中学校の授業内容は、「全員が100点を取れてもおかしくない」レベルにされている。そうなってくると、オプションとしてそれを補完する教育産業が盛んになってくるのは当然の帰結である。
塾は明確にサービス業であり、顧客には点数として表れる結果を出してもらって、満足してもらわなければならない。そのために、さまざまな子どもたちそれぞれに合わせた教育プログラムを用意する。それは、得点別クラス編成・教材編成であったり、個別の指導であったりする。志望校別の詳細な指導といったものも、おそらく、ある。

このようにして、子どもたちには、「勉強というものは、大人に手取り足取りしてもらいながら教えてもらうものだ」という感覚が染みついている…のだろう。
そのように考えているところへ、高校へ入ってみると、「自学自習」「自律自制」などと言われる。高校以降ではそれが当然なのであるが、ここの切り替えができない。そして、「何をどうやればいいのかわからない」ということになっている。

というのが、私の考えである。
職員室で話してみると、賛同してくれる人は多い。でも、さてそれでは処方箋はどうしようか、という話になると、なかなか妙薬はない。
とりあえず、各教科担当が、自分の教科で世話を焼きながら、生徒たちがそれぞれ独り立ちして自分の力で参考書を選び自習できるようにサポートしてやりましょうか、というのが、現状での私の提案である。

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January 10, 2008

パナソニックにブランド統一

松下電器が、「松下電器産業」という社名、国内向け家電ブランドの「ナショナル」をともに廃し、「パナソニック」ブランドに統一するのだという。

たしかに、一つの会社でいくつものブランドを持っているのは、一般的には良いこととは言えないだろう。
製品なりサービス、あるいはイメージ、想定顧客層の異なる事業を展開している場合には、むしろ積極的に異なるブランドを保持することもあるだろうし(「ダスキン」と「ミスタードーナツ」、「釈超空」と「折口信夫」など)、ファッション業界では一社でわざわざいくつものブランドを並べている。
でも、そういうのはまた別の話として、一つの総合電器会社が社名と白物家電とオーディオで別々の名前を使っていれば、それは認知度の低下というデメリットの方が大きいであろうことは、納得できる。

個人的には、電気配線器具はPanasonicではなくて松下電工であってもらいたいし、またPanasonicの洗濯機などと言われたら作動音が響き渡りそうな印象を受ける。…などというつまらない感傷やら冗談はさておいて、TrioとKencraftをKenwoodに統合して成功した先行例などにならい、うまく浮上してもらいたいものだと思っている。

(パナのPC周辺機器は好き)

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January 09, 2008

中和滴定実験

中和滴定実験を行った。

1年の化学Iである。進度の要請、配当されている単位数と実授業時間数、それに生徒の理解度(業界用語で通過率と言うのだが、そういえば、最近はこの言葉を聞かなくなった)という要素を勘案すると、実験に時間を費やすのは厳しい。それでも、これは、ぜひやっておきたい実験なのである。

内容的には、とくに変わったことはない。市販の米酢を10倍に希釈し、それを、二次標準溶液として濃度を示した水酸化ナトリウム水溶液で滴定する。そして、食酢の酢酸濃度を計算して求め、レポートとして提出する。

まだ1クラスしかやらせていないのだが、見たところ、
・ビュレットの目盛りを、最小目盛りの1/10まで目測で読み取ることができる
・操作が慎重なので、3回の滴定の結果があまり違わない
というあたりは、さすがだなと思わせた。全般に、生徒はよく取り組んだ。
ただし、ホールピペットを口でくわえることを忌避し、ゲンコツを介在させて吸い上げようとする班があるあたりは、まあ、どこでも同じことで。

時間にも、少しだけ余裕があった。
これなら、ミカンジュースを買ってきて、クエン酸水溶液として滴定させる操作も入れることができるだろう。
最後のクラスあたりでそれもやってみたいという気もする。ただし、そうするとクラスによって教材が違ってしまい、レポートを採点する基準が違うものになってしまう。だから、それはダメなのだろう。

シラバスだ評価基準だ観点別だ…。うっとうしいなぁ。

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January 07, 2008

バーチャルなルータ実習

情報部会の、本年度最終回となる研究会に参加してきた。

テーマは、シスコのルータを、それを学習するためのソフトウェアを用いて、バーチャルにかつ効率よく、その操作と振る舞いを理解しようというもの。清陵総合の五十嵐さんがコーディネートしてくださった。
講師は、日本電子専門学校の木下稔雅先生にお願いした。系長という職にある方である。

このソフトウェアは、特定非営利活動法人インターネット・ラーニング・アカデミーが作っているものだそうだ。Windowsの実習機にインストールして使う。
起動して操作してみると、微に入り細に入り、機器の動作をシミュレートして示してくれる。特にルータについては異様にリアルであり、例えばスイッチを押して電源が入っていなければ操作ができないとか、また逆に動作中にオプションのモジュールをスロットに差そうとすると「起動中にそういうことをしてはいけない」と言われてエラーになる、といった具合である。グラフィックスもよくできている。

そうして面白がりながら、画面上にPCやルータを置いて、結線していく。それぞれの機器に、IPアドレスをはじめとしていろいろな設定を行い、仮想ターミナルからコマンドを打ってみたりする。これもまた、とても面白かった。

そして今日の山場である、パケットの流れを追う実習まで来た。
ただ、これについては、私自身、理解できたかどうか。正直、自信はない。もしこのソフトウェアを高校の授業で使ってよろしいという許可がいただけたとしても、ここまでついてこられる生徒は少数なのではないかと感じた。
むしろ、このソフトウェアが示してくれる画面をキャプチャして、授業中に提示するスライドに貼り込んで使いたい、そのあたりが効果的なのではないかな、という印象であった。

帰りには、雨が降っていた。しかし、冬の冷たい雨ではない。厳冬期であるけれども、ちょこっと春の先駆けが感じられたような気がした。

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January 06, 2008

湘南工科大学報に紹介される

昨年夏、湘南工科大学で情報部会の研究会を開かせていただいた。
そのときのことが、大学の学内報に記事として載っている。

ここの10ページ、Topics 11。
http://www.shonan-it.ac.jp/contents/about/866/000872.html

写真の顔はぼやけているが、それと知って見れば、誰だか判別できる程度。雰囲気は良く伝わってくる。
この画像処理は、さすがに上手だ。

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January 05, 2008

公衆無線LAN接続

ThinkPad X40 には、無線LANアダプタがビルトインされている。これはなかなか便利で、いちいちPCカードのアダプタを差さなくても勝手につながってくれるから、ネット接続への心理的障壁が低い。今もこうして、こたつに入りながら、家庭内無線LAN経由でココログに接続している。

ところで、これを外へ持ち出して使うとなると、この無線LAN機能が宝の持ち腐れとなっていた。いわゆる野良アクセスポイントを探して使えないこともないのだろうが、それは、法的にも道義的にも精神的にもよろしくない。
正当な権利として、もちろん必要なら対価を払って、無線で常時接続したいなぁ。
そう思いながら、昨日の会議に出たら、能城さんがご持参のノート機でWebに接続されていた。おそらくPHSの規格を使ったものだろう。

ここで、一気に、公衆無線LAN契約したいしたい!の気分が高まった。

そのようなサービスはいくつもある。迷っているときりがないので、携帯電話の契約に付加サービスの形で使えるもの、と決めた。だから、NTT docomo のサービスから選ぶことになる。
すると、これがまた、mopera U と Mzone というのがあり、NTT内にはホットスポットもある。何だかわからない。
とりあえず、地元のドコモショップに出かけてきた。珍しく待ち時間ゼロで、カウンターに座ることができた。

「私がやりたいことは、現在、このノートパソコンでモバイル接続するときには、このFOMAとUSBで接続して64kのダイヤルアップ接続をしているのですが、それを、基本的にNTTさんの公衆無線LANアクセスポイントに接続して使うようにして、その圏外の時には今まで通りにFOMAから接続するようにしたいんです。そのためにはどういう契約を付加すればいいのか、教えてください。」

うだうだ言わないで、こちらの要求をわかりやすく伝えるにはどうすればいいか。私なりにあらかじめ考えて、上記のように説明したのである。
ところが、話は簡単には済まなかった。

まず、mopera U と Mzone の違いを聞いたのだが、窓口嬢は、そもそもMzoneを知らなかった。2つ持ってきたパンフレットにも載っておらず、しかし、私がプリントアウトしてきたdocomoのWebページには出ているわけで、

「ちょっとお待ち下さい」

と言って引っ込んだきり出てこない。ややしばらくして戻ってきたが、わかりません、ということである。
そうですか。

「それから、無線LAN接続機器のmacアドレスを登録するようになると思うんですが、私がこれから契約する1つの契約に、複数のmacアドレスを登録してもらうことは可能ですか。つまり、私は、同時にはダメでしょうけれども、複数の機器で接続することはできますか。」

彼女は、私の目の前で電話をかけ始めた。窓口要員のサポートセンターがあるようである。なかなか出ないので、その間も私はいろいろと質問をする。
やっと向こうが出たが、彼女は、私の疑問を向こうへ伝えることができない。

「あの、私が説明しましょうか」

電話を受け取り、説明した。向こうは、知識豊かではきはきと話す、礼儀正しい男性であった。
疑問は解決した。接続にあたり、こちらのmacアドレスは見ないようである。ssidを選び、wepで接続する。そして、ユーザIDとパスワードで認証するということである。
礼を言って、受話器を彼女に返す。何か言われている様子であった。

「すみません、こんな対応で、何も分からなくて」

彼女は苦渋の表情であった。泣きそうとまではいかないが、情けなさでいっぱいの様子であった。

「いや、しょうがないですよ、こんなにいろんなサービスがあるんですから」

このあと、携帯へメールが入り、初期IDとパスワードが発行された。これを直ちに希望のものに直してみる。ID、それに(いらないのだが)付いてくるメールアドレスとも、私の名前のものが取れた。
そして、そのdocomoショップにはアクセスポイントがなかったので、駅のホームまで行った。そうしたら、あっけなく、ブラウザに接続認証画面が出た。さきほど変更して取ったばかりのIDと、パスワードを入れて、無事に無線LAN接続ができた。速度は、非常に速い。
電車で移動中も、乗りかえ駅では、どこでも問題なく接続が確立するようであった。

先ほど、窓口の彼女から、(そういう言い方ではないが)パケ死しないように注意された。なるほど、PCの画面でいい気になってWebページを見ていたら、とんでもない量のデータを受信してしまいそうである。
気をつけながら、でもせっかくの環境なのだから、有効に楽しく使いたい。

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January 04, 2008

全国大会実行委

この夏、東京で高校情報科教育に関する全国大会を開こうという運びになっている。
今日は、その実行委員会、第一回。都立松原高校。東京の組織、都高情研会長の武山校長の学校である。
いつもの通り、町田の小原先生がご苦労くださって、今日の会がセットされている。

松原高の最寄り駅は桜上水であるが、私は下高井戸から歩いた。その方が道がわかりやすいこともあるが、この、下高井戸の商店街を歩きたかった。

ここを歩くのは、おそらく25年ぶりくらいである。日大文理学部に用事があり、3日間くらい通ったことがあった。
いかにも学生街…というか、大学の門前町というか。暮らしやすく、気取らず、そして雰囲気が粗野でない。東京の山の手の住宅街にある商店街は、基本的にこんな感じなのだけれど、その中でも、私はこの通りに惹かれるものがあった。
あのときは、中古レコード屋があって、たしか古今亭志ん生のLP2枚組を買ったと思う。さすがに、そのような店はもう目に付かなかったのだけれど。

日大文理の手前で右に折れ、松原高校正門。
待っていた皆さんと、校長室にて(ありがとうございます)会議。そして、場所を変えての懇親会。
勤務校ではなかなか情報科に関わることができず、だから、こういうところに出てくるのは余計な仕事に首を突っ込んでいると見られがちなのかもしれない。
でも、ここのメンバーと胸襟を開いた話をするのは、私にとって、大変元気づけられる、楽しみなことである。

前にも書いたけれども。今年も、二足のわらじを、相乗効果をもってうまく履いていきたいと思っている。

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