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January 15, 2008

DTMソフトウェア 初音ミク

勤務校の生徒用実習機には、コンピュータミュージックのためのソフトウェアとして、ヤマハの「学校用らくらく作曲名人」が入っている。MIDIキーボードも、たぶん20台ある。
しかし、これらは、ほとんと使われることがなかっただろうと思う。そして、まもなく機器の更新を迎える。

私は、5年前に永谷高校で「情報基礎」を担当したとき、このソフトをちょっと使わせてみたことがある。音声のディジタル化は、高校の情報関係科目ではぜひ触れたい内容であると考えているからである。
気合いを入れて、音声をディジタル化するには考え方が二つある、一つは波形をそのままサンプリングしてディジタル化したデータを取り扱い、「録音・再生」する方法であり、もう一つは音の高さや継続時間、楽器の音色などというデータをいわば楽譜の形で持ち、「入力・演奏」する方法である、などと説明してから、実際に打ち込みをさせてみた。ピアノを弾けるという生徒にはMIDIキーボードを使わせた。
ただし、当時の機械は(つまり現任校の機械と同じなのだが)性能が低かった。だから、生徒は苦労して打ち込んでも機械のレスポンスが悪かったので、あまり楽しそうではなかった。

ところで。例によって前置きが長くなったのだが。
いまどきのDTMソフトとしては、「初音ミク」。これで決まりであろう。昨日から、調べてみたりデータを聴いたりしているのだが、これは、良くできている。
まず、声優さんの声を用い、それをもとにして、歌の音声合成ができる。なかなかリアルである。楽器による演奏だけであった従来のDTMソフトに比べ、大きな進歩である。楽しい。
そして、イメージキャラクターの女の子をつくり、ソフトウェアの出力音声はその女の子が歌っているのだ、という設定がなされている。これもまた、とても上手い。ついでに、「google八分」の話までできる。

そして、ネット上には、この初音ミクで作った作品が、たくさんアップされている。動画と組み合わせたものも多い。
これらは、かつてniftyにあった、FMIDIのデータライブラリに上がっていた作品群を思わせる。PC-9801、MS-DOS環境でMIMPIで再生していた、あの、力の入った紙芝居付き音楽データ。
10年を経て、ハードの環境は大きく変わっても、人間のやることは結局同じようなものになるのかと思う。

今回更新される生徒用実習機には、DTMソフトは入ってこないだろう。でも、もし可能であれば、この初音ミクをインストールして、そして、さらにもしも私が授業を担当するとしたら、ちょっとだけでもコンピュータミュージックに触れさせてみたい。
この間に機械もうんと速くなったから、こういうものを動かしても、操作は快適だろう。多分。

Vocaloid2

試用版を入手して使ってみた。編集画面はこんな感じ。
曲データの例。神奈川県のページにある、県歌のスコアから打ち込んだもの。試用版からはwaveでセーブできるので、それをscmpxでmp3化した。こんなものが簡単に作れるという例示のみ、技量不足については予めお詫びを申し上げる。

初音ミクに神奈川県歌『光あらたに』を歌っていただきました

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Comments

私好みの話題をどうも(^^ゞ

まず、FMIDIフォーラム、そして再生フリーソフトMIMPIを知っているだけでKamさんはすごい。
今時、どのくらいの方が知っているんでしょうか。本当に優秀なフリーソフトでした。
合わせて、コマンドラインの変換ソフトなども優秀なものが多数ありました。

さて「初音ミク」、私はまだ手を出していないんです。もちろん、存在や人気などの基本的な情報が知っているんですが。
とにかく、MIDIで歌ってしまうというのがすごいというか、昔MIDIにはまった者としては、隔世の感がありますね。

MIDIは、入口も入りやすいですし、奥も深い。
教材としても十分使えることでしょうし、ぞっこんはまるにはよいものです。
もちろんMIDIを極めるにはやはり楽器がどのように鳴っているかという音楽の知識が必要になりますよね。
情報からは離れてしまう分野になりますが、このあたりは総合学習で、情報科と音楽科のコラボレーションとして興味があるところです。

初音ミクの試用版があることも知りませんでした。wave保存できるんですね。それはいい。
校歌というのもよいアイデアですね。
ちょっとやってみようかな。
でも、はまると徹夜してしまいそうなのでこわいです…。

でもいつか手を出すような予感がします…。

いろいろと書いてしまいました。失礼しました。(^^)

Posted by: 田中 洋 | January 16, 2008 at 07:05

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