« November 2007 | Main | January 2008 »

December 31, 2007

NC313でWindowsXP

今年最後のエントリがこういう話題である。しょぼい、せこいと見られるか、興味深いと見ていただけるか。

FMV BIBLO NC313。NC III-13と表記されることもある。初代BIBLO(450NL/T)直系のA5サイズミニノートで、たしか97年の夏に発売された。

スペックは、CPUがMMX-Pentium 133MHz。達人たちはCPUの配線を跳ね上げたりショートさせたりしてクロックアップしているが、私のはそのままである。メモリは標準で32MB、私は128MB増設して160MBにしている。HDDはたしか1.6GBだったが、私のものは数度の換装を経て10GBになっている。
グラフィックスは、パネルが800の600であり、チップがネオマジックの128ZV+というもの。これはいささかマイナーであって、Linuxとデュアルブートさせていた頃は、ドライバがなかなかうまく当たらなかった記憶がある。VRAMも1MBくらいだけれど、メインメモリとは別に持っている。

さて、このマシンにはWindows95がインストールされていた。まもなくWindows98が出たのでアップグレードし、前述のようにLinuxとデュアルブートにしたりしながら、3年ほど仕事用のメインマシンとして携帯していた。メモリは96MBだった。

その後、これはずっと予備機となっていた。ところが、先日、この後の仕事用機であったLoox S7が起動しなくなり、使えなくなった。ということで、Loox用のWindowsXP Homeライセンス が一本余った。
(正確にはLoox以外に使ってはいけない契約なのかも知れないが…)

それで、ずっとやってみたかった実験にかかることにした。メモリ160MBになっていたNC313にWindowsXPを入れてみるのである。

などと、ずいぶん長い前振りであるが。インストールは、始めてみたらあっけなく完了した。
もちろん時間はかかったけれど、オンライン認証は問題なくすみ、グラフィックスをはじめいろいろなデバイスのドライバもすんなり当たった。ネットワークカードも例の3Comのものなので、差したらすぐに使えた。
ネット上の情報を参考に、さまざまな調整を行って、負荷を軽くしてやる。

こうして、Pentium133MHzのWindowsXPとWindows98のデュアルブートマシンができあがった。XPでも、Crusoe 600MHz、メモリ128MBのLoox S7よりもかなりきびきびと動いてくれる。
学校へ持って行って、化学教材室か第二化学実験室にでも置いて使おう。XP Homeなのでドメインには入れないからスタンドアロンでの作業マシンである。生徒に使わせてもいいだろう。

(1月4日 付記)
Windows のライセンスについて、誤解を招く表現で書いたかも知れない。
Looxは、Windows Meがプリインストールされていて、そこへXPをアップグレードのパッケージを買って入れていた。だから、MeはLooxだけでしか使えないけれど、XP Home については、インストール先を変更することが許されるのではないかな、と思って、NC313に入れたのである。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

December 28, 2007

ウィルス対策ソフト乗りかえ

2台のThinkPadに入れているウィルス対策ソフトウェアを入れかえた。ウィルスバスター2007をアンインストールし、ウィルスキラーゼロを入れたのである。

ウィルスバスターは、たしかにウィルス駆除性能を追求したソフトなのだろう。
その代償として、とにかく、重くなっていた。2007ではメモリ使用量が200MBを越えていたのだそうで、これでは、i1200の搭載メモリをすべて使い切ってしまうことになる。1GBを積んでいるこのX40でも、起動直後にHDDアクセスが収まって普通に仕事に使えるようになるまで、数分を要していた。
ウィルスキラーゼロに入れかえ、2台とも、すっきりと操作感が軽くなっている。
メインに使っている2台にはウィルスキラー2006が入っているが、これもそのうちにゼロに入れかえてしまおうと思う。私の買ってきたパッケージは、2ユーザーライセンスで6台まで使用可というものである。

これは、Vistaのサポート終了とされている2017年まで更新料無料で使用可能としてあるのだが、まあ、戦時下に国債を売るときのうたい文句のようなものだ、くらいに考えておくことにする。それまで、この「瑞星」という会社が存続するのか、このマシンが現役で使えているのか。だれにも分からない。

とにかく、毎年更新を要する重いソフトを台数分買って防御しなくてはならない…という時代は、終わったようである。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 27, 2007

Suica/PASMO 2枚持ち成功

標題の通り、SuicaとPASMOの2枚を同時に携帯して使用することに成功した。1つのパス入れに共存させて、である。
これに先立ち、磁気の通勤定期券をPASMO定期券に切り替えた。

2枚持ちは、スキミング防止シートを用いて行った。品物はヨドバシカメラで選んできた。
私が買ったのは、メディアサービス社の「スキムブラックカード」というもの(税込み840円)であるが、ほぼ同一で表面の印刷が異なっているだけのものがエレコムから出ている。また、この手のシート素材を製造している業者は何社もないようで、使用法などの文章がほぼ同じ製品が、他にもある。もちろん、他社の素材を用いている製品もある。

私のパス入れは、なんだかんだと厚みが1cm近くになっている。その一方の端にSuicaを入れ、他方の端にPASMO定期を入れる。そして、遮断したい方のカードに、スキムブラックカードを密着させて収納する。
この状態で自動改札機を通ってみると、防止シートを密着させた方のカードが無効になり、数ミリ離れている方のカードが起動・作動して、改札機との通信が成功する。
やった!

残された課題は、例えば休日に定期券(PASMO)の方を無効にしてSuicaを使ったまま、翌日の出勤日にシートを差し替えるのを忘れて自動改札機を通らないように気をつけること。定期が無効でSuicaが生きていると、Suicaから普通運賃が引かれてしまう。

などと考えながら、自販機で缶コーヒーを買ったら、PASMOから代金を引き落としてしまった。Suicaだったら還元率が2%近いのだから、買い物にはこちらを使うつもりだったのに。
自分に起因する人為的ミスは、どこにも責任の持って行きようがない。慣れれば失敗も減るだろうが、気をつけなければならない。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 25, 2007

地球シミュレータ見学

情報部会07年度第6回研究会。地球シミュレータの見学と講演である。
詳細は、例によってVXさんのブログ記事を参照されたい。

ここにある並列処理型スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」は、情報科の教科書にも紹介されることがある。一時、世界最速であったが、現在は30位であるという。

といったような話を授業でとりあげるとしても、写真で箱が並んでいるところを見せ、型どおりの説明をする以上の紹介はなかなかできない。結果として、生徒たちに「ふぅん。」という以上の感興をよびおこすのはむずかしい。
しかし、こうしてやってきて実物を目の当たりにすると、その存在感は非常に大きなものであった。

すぐそばを、首都高神奈川線が通っている。そこを走るトラックには、高出力の無線機が積まれていることがある。地面にもさまざまな電流が流れるし、またここは海沿いの平地であって地盤も堅固ではなさそうである。
このような立地条件にあるため、スーパーコンピュータを収容する建物の基礎は鉄筋ではなくアラミド樹脂の棒を入れたコンクリートで造り、その上に11個の免震装置を設けて上屋が建っている。壁と天井はアルミニウム3層で電磁シールドしてある。ふっくらとしたカマボコ状の巨大な建物で、思わず、

「これはサンダーバード2号の格納庫だ」

と言ったら一人の同年代の先生に大いに受けたから、そのようなものをイメージしていただければよいだろう。
内部は水銀灯で照らされて明るいが、水銀灯自体はノイズ源であるから、壁面の外に設置されている。そして、その光だけ、ダクトによって導かれ、室内を照らしている。
空調は、床の金網から吹き上がってくる空気の温度が14度。それが640ノードのコンピュータ群を冷却し、22度になって天井に届く。
コンピュータ群は、円形に敷き詰められたように配置されている。中央にある統括部分との距離が同じようになるからだという。
これらのコンピュータを接続するケーブルの総延長が、2400km。釧路-那覇間の距離なのだそうだ。

同じ大きさのキャビネットに収められ、整然と並んだコンピュータ。上部には緑や赤のランプがあり、同期して点滅している。緑がかった、無機質な照明。空調の音。
ふと思った。あそこへ降りたって一つのキャビネットを開け、基板を一枚取り出してみたら。

「やめてくれ、カムラ…、こわいよ…」

HAL9000の声が聞こえるような気がした。

付属施設で見せていただいた、立体視の映像や地球型のスクリーンなど、学習のためでありながら、素直に楽しめる装置もいろいろある。

この施設は、いつでも見学受け入れOKであるそうだ。来年度の夏休みにでも、生徒を募って見学ツアーとして連れてきたい。
今日は、ここへ来て、本当によかった。

(追記)海部さんのところの記事と、微妙な食い違いがある。でもまあ、そのくらいのものであると了解願いたい。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

December 24, 2007

またデジタルカメラ故障

妻の、Canon IXY DIGITAL 400 が故障した。

これは、PowerShot S1 IS と同じ症状である。撮影時に画像が乱れる。
これも、明日、修理に出すことになるだろう。

拙宅にはCanonのデジタルカメラが新旧あわせて4台ある。このうち、この不具合に関わるリコールに該当している2台とも、症状が出て修理ということになる。

普通に使っていてこうなったのであるが、2台目ということになると、転売屋のように思われないかなどと考えてしまう。あまり気が進まないが、でも、サポートに電話をかけざるをえないか。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 23, 2007

パスネット、事実上廃止へ

神奈川県立歴史博物館で開催されている、「東人の世界」展を見てきた。

もとより、私は歴史に不案内であるし、だいいち、興味関心がうすかった。それでも、自分が生きてきた期間が半世紀に迫ってくると、その間の経験、世の中の変遷を過去に外挿してみたくなってくる…というのは、やはり、へたくそなこじつけであろう。
まあ、とにかく、郷土史について少し勉強してくるか、くらいの気持ちで出かけてきたのである。
展示物は、それなりに面白かった。

ところで、この博物館は、みなとみらい線の馬車道が最寄り駅である。私は、東横線の横浜まで定期券を持っているので、その先のみなとみらい線の部分が乗り越し区間になる。これを精算するためには、パスネットがとても具合がよい。行くときには定期券で入場し、馬車道駅でパスネットと2枚投入。帰りには、馬車道駅でパスネットで入場し、自宅最寄り駅で定期券と2枚投入で出場できる。

このパスネットが、廃止される見通しとなってきた。来年1月に発売停止、3月からは自動改札機が通れなくなるのだという。その後は、券売機で使えるだけとなる。これでは事実上取り扱いが廃止されたようなものである。
自動改札機でパスネットが使えなくなると、私のような利用者は、いちいち、切符を買ったり精算機のお世話になったりする必要が生じる。厄介である。

なぜこのような措置がなされるのかといえば、PASMOが普及してきたからである。PASMOの運用開始時より、いずれはパスネットの取り扱いが停止されることはわかっていたのだが、予想よりも早かった。

だから、私も、PASMOにのりかえるべきなのである。
私はすでにSUICAをもっていて、これに私鉄区間のみの定期券情報は入れられないから、加えてPASMOを持たざるを得ない。ところが、すでに実験済みであるが、FeliCaカード2枚を定期入れに入れて自動改札を通ろうとするとエラーになる。単純に2枚を所持することは不可である。

残された解決策は、SUICAとPASMOを持ち、それらを干渉しないようにしておくことである。パス入れ2つに入れて分けて持つのは管理上良くないから、ここはSUICAのほうをシールドしておくことになるだろう。スキミング防止のシートを買ってくるか、あるいはとりあえずアルミ箔ではさんでみるか。

この忙しいのに、また実験するべきことがらが増えた。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 22, 2007

テスト委員会

テスト委員会に出席してきた。横浜清陵総合高、VXさんの勤務校が会場である。

日程が取れず、土曜日の会議となっている。
他の部会では、こういう設定は多くない。情報部会でも、教科研に届け出てはあるのだけれど、実際に休日に会議を行うことは珍しい。

情報科の授業を受けて、その達成度をはかる「完成テスト」、および新入生が中学校の技術家庭科で身につけてきた情報関係の知識を見る「新入生テスト」について、その内容を検討した。

全国的にも、現場の教員が県レベルでの統一テストを作成して行っているという取り組みは珍しいようだ。そして、この問題は、神奈川県内だけでなく他の都県でも希望校に使ってもらっている。
だからというわけでもないが、昨年までよりも内容をブラッシュアップするべく、細かいところまで気をつかって問題を検討した。

ずいぶん時間をかけても、検討が終わらなかった。
他の委員は帰宅していったが、私は少し居残った。そして、VXさんが煮込んでおいてくれたおでんをほおばりながら、しばし、相談というか雑談というか。もう真っ暗であって、みなとみらいの灯りが美しく見える。

いつも書いていることだけれど、この頃の学校現場にはまったく余裕がない。こういう、何かちょっと食べながらゆっくりいろいろなことを語り合う時間といったものが、こうやって休日出勤しないと得られなくなってしまった。

さあ、帰って休もう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 20, 2007

バナー広告を遮断する

数年前、ノートンインターネットセキュリティを使っていたことがある。
それには、Webブラウジング時にバナー広告をブロックしてくれる機能がついていて、なかなかよかった。

その後、いつも見ているアサヒ・コムの画面構成が変わった。特に、記事の文字が表示されるより前にバナー広告のアニメーションだけが動いている時間がコンマ何秒かあるように設定されたのは、何ともあざとい仕掛けだと思ったものだが、またNISを買う気にもなれず、そのまま我慢してページを見てきた。。

そして今日、もう我慢したくなくなり、バナー広告をブロックするフリーソフトを検索した。いま、ここで詳しく紹介されている Webwasher 3.0 というものを導入してみたところ。非常に快適である。

無料でニュースを読ませてもらいながら広告は見たくない、というのはいささか気が引ける。でも、昨今のバナー広告の派手さうっとうしさは、度を超しているとも思っている。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 17, 2007

ペットボトルのスクリューキャップ

12月のことで、夜の会合が何回かある。
そのようなある晩。駅のホームにいたら、酔眼に自販機のあかりがまぶしかった。

飲料のペットボトルは、加熱して販売することができる規格のものにはオレンジ色のスクリューキャップがしてある。緑茶など、冷やして売る専用のものと加熱用のものがある飲み物について、見分けることができるようにしてあるわけなのであるが。

Dvending0

冷たいお茶は、このように、キャップが黄緑色なのである。
 … あれ、これは、見えにくい人がいるんじゃないだろうか?
ケータイのカメラで撮影してきた。

いつものように、富士通カラードクターで変換してみた。順に、第一色覚、第二色覚の人の見え方をシミュレートした画像である。

Dvending1

Dvending2

このように、冷たいお茶と温かいお茶のキャップの色は、ほとんど判別不能である。以前話題にした、ニカド電池とニッケル水素電池の色づかいと同様である。

これは、単純に、冷たいお茶のほうのキャップを白色にすればよい。メーカーが善処してくれることを期待したい。
(お客様サービス云々の窓口へ提案してみようかなあ?)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 16, 2007

情報デザインワークショップ

沼部から東急多摩川線に乗り、蒲田へ。日本電子工学院といっていたころから眺めてきたが、はじめて工学院専門学校の校舎に入る。情報デザインワークショップの発表を見学させてもらうためである。

まず、VXさんのブログ記事をお読みいただきたい。ありがたく共通理解部分とさせていただき、その上で、私は好き勝手なことを書こうと思う。

この企画ですごいなと思ったのは、2つの専門学校の学生がまぜこぜ一緒になって6つのチームを作り、課題に取り組んでいたことである。高校レベルで考えてみると、学校間の交流というのはスポーツの試合にしろ文化系のコンクールにしろ、学校対抗の色彩が強い。それが、このように共同して仕事ができるというのは、すばらしいことである。

さて、中身は、情報デザインについてである。おおざっぱな課題が3つ与えられ、作品というのかソリューションというのか、とにかく具体的提案をつくりあげてプレゼンテーションするわけである。
プレゼンの手腕については、まあ、あんなものかと思う。ただ、Flashを自在に操っていたり、何かプログラム言語をつかって実際に動く物を作っていたようだから、こういう面についてのスキルアップについては、これまた大いに感心したところであった。専門学校に入って半年の学習というのは、なかなか大したものだと思わされた。

ただし。(それについては見るなと言われているのだが)成果物は、いささか残念なものであった。いや、技術が、ではない。発想、あるいは着眼点に疑問があるのである。

道案内を、携帯電話端末あるいはPDAタイプの小型電子機器を使って行おうという発表が3つあった。でも、なぜ、わざわざ小型電子機器端末で行わなくてはならないのか。十字カーソルと小さい画面の文字やボタンというインターフェースは必ずしも使いやすいものではない。それより、例えば道案内のサイン、ピクトグラムの革命的改良といった発表がなかったのはなぜなのか。
そういうことを言うと、「それはオジサンの発想だ」と言われる。それは、その通りである。認める。
しかし、では、例えばこの画面の色づかいが見にくいという指摘を受けたとき、「それは色盲の発想だ」という返事で切り捨てることがあり得るのだろうか?
仮にも情報デザインという文言を冠する発表である。ユニバーサルなデザインという視点を欠いて、情報デザインはあり得ないと私は考える。

こうなってしまったのは、「ペルソナ」という名前で呼んでいたが、仮想的な対象モデル人格を考えて、その人格がこのような状況下に置かれたときにこのような行動を取るだろう、問題点があるだろう、それを解決するには、…というスキームでこのプロジェクトが進められており、その「ペルソナ」が、学生たちにイメージしやすい、自分たちと等身大の人格である、というところにその原因がある。自分たちならば、何でもかんでもまずケータイで、というわけである。
そして、その結果として、年齢的・電子機器スキル的に適用範囲の非常に狭い、まったくユニバーサルでないデザインの作品が並んでしまった。作品を見るなと言うが、こういうものを作ったという経験は、学生たちに残っていく。

ということは。
大変失礼ながら、これは、指導者の責任であろうと思う。結果として、あまりよろしくない提案が出てくることが明らかに予測できるようなスキームで、学生にプロジェクトを進めさせたのであるから。

****************

数年前、慶応大学の大岩元先生の研究室で、お話を伺ったことがある。大岩先生は、E社のプロジェクタを操作しているのだが、ボタンをいろいろと押しても、なかなかご自分の思うような操作ができず、困惑されていた。
そして我々に対し、こうやって日本の機械は使いにくい、使いやすいデザインをちゃんと考えてる技術者が日本には全然いないのだ、とおっしゃるのであった。

まさに、そういうことだと、今日、あらためて思った。

| | Comments (2) | TrackBack (1)

December 14, 2007

複数ブログに同じネタ

RSSリーダーでブログの記事を読んでいる。
設定してあるキーワードに合致するページが表示されてくるが、完全に、あるいはほぼ同一内容の記事が、複数のブログに掲載されているのが引っかかってくることがある。おそらく同一人物が作成しているのだろう。

なぜ、このようなことをするのだろう。
たくさんのブログに載せれば閲覧される機会が多くなるだろうという単純な期待からなのかもしれない。でも、RSSや検索エンジンをつかっている人には、いわくありげなページに見えるので、むしろ逆効果なのではないかと思う。
アフィリエイトの効果が上がりそうなページでもなさそうであるし。

どなたか、解説いただける方がいらっしゃらないだろうか。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

December 12, 2007

授業 「糖質」

3年の化学II。

この先は、もう成績評価の対象外である。出席時数も足りている者がほとんどなので、午後の自選帯は帰って勉強する者が多くなっても不思議ではない。
それが、かえって今までよりも出席率が良かったりする。

糖質について。

型どおりの紹介、板書の後、例によってミニ実験を行う。
ブドウ糖、果糖、ショ糖、麦芽糖と言いたいところだが、当今の教科書にはグルコース、フルクトース、スクロース、マルトースとしてある。これらを数十ミリグラムずつ試験管に取ったものを4セット作っておいた。これを、生徒たちの間に配る。適当に席を動いてみんなで見なさいという形式である。
これを溶かして、フェーリング反応の観察を行った。糖類でもショ糖には還元性がないことが、はっきりと分かる。

また、古いOHPを探し出してきてある。ここに、偏光フィルターと腰高シャーレで、糖の水溶液の旋光性を見ることができるしかけを作っておいた。
この部屋には暗幕があり、かなり暗くすることができる。それで、OHPのステージ上で直交ニコルによる消光の状態を作ると、その光をスクリーンに照射した像を見ていてもそれがわかる。腰高シャーレを2枚の偏光フィルターではさむのだが、水の入ったシャーレからショ糖の濃厚な水溶液入りのシャーレに交換すると、10度程度であるが、最も暗くなるときのフィルター同士の角度が回るのがわかる。糖の水溶液の旋光性を確かめることができた。
そして、最も暗くなる角度の前後で、透過してくる光の色が黄色っぽい光、青っぽい光という色味を帯びていることが明瞭に分かった。旋光度に波長依存性があるためである。だから、データブックではナトリウムのD線での数値が示されていて、それだと、びしっと暗くなる角度がわかるんだ、などと話す。

この、レポート提出の義務を負わない、講義に組み入れた形のミニ実験は、「生徒による授業評価」によると非常に評判がよい。レポート書きの面倒がない…ということもあるのだろうが、勉強したことをすぐに確かめられるので印象深く記憶に定着する、ということのように思われる。

来年もこの科目を担当するようであれば、こんどは年度初めからこの部屋で行うことにして、さらにいろいろと、物質とその振る舞いを見せてやろう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 11, 2007

1年生の結果

数学の方も、思わしくないようだ。
これは、公立中学校卒業生は、その上位層であっても、高校の理数科目の進度についてこられないということである。
そういう現状であることを前提にして、対応を考えないといけない。
生徒は、つらそうである。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

December 09, 2007

後期中間テスト終了

特に1年生の結果が思わしくない。
理由については、またゆっくり考察したいと思う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 08, 2007

天野真家先生、東芝を提訴

湘南工科大学の天野真家先生が、東芝を相手取って訴訟を起こされた。かな漢字変換の技術に関わる訴訟である。

天野先生は、東芝が日本初の日本語変換機能付きワードプロセッサを開発・発売するにあたり、かな漢字変換部分の開発を担当された。このあたりの話は、NHKの番組「プロジェクトX」で放送され、一般に知られるところとなっている。
このときに、会社員として得た報酬が、発明の対価として僅少である、発明の値打ちに見合っていない、ということである。

私は、天野先生にお世話になっている。個人的にではなく、情報部会の研究会を行うにあたり、全面的なご協力をいただいたのである。ワープロ開発のお話もいただいたのだが、どちらかというと昔の話を淡々と語られたという印象で、報酬面での不満といったことを漏らされることはなかった。
少なくとも、私たちがお会いした限りでは、控えめで穏やかな、いかにも大学の先生らしい方であった。

そこへ今回の提訴ということを聞いた。
これは、技術者の名誉、権利を少しでも高めなくてはならないと長年考えてこられ、いよいよ時期を見て行動を起こされたということなのだろうか。
世間の理解を得て、先生にとって(技術者一般にとって)良い結果が出ることを願おうと思う。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

December 04, 2007

年内最後のネット委

情報部会 情報ネットワーク委員会。勤務校を会場として。

情報部会も、発足して何年も経ち、そろそろ見直すべき部分も出てきている。また、最初から言い続けていながらできていないこともある。
そのあたりの状況を見極め、この際、組織を再編成しようという機運が高まっている。

ネット委には、幸い、部会発足時からのアクティブメンバーが数名残っている。当時の状況について話を聞くことができる。
また、私たち後から入った者は先人の作った財産を崩すことにちゅうちょするのであるが、作った当人ならば、かえって思い切りよく考え直すことができる、という面もある。

だいぶ話が進み、さて、12月の、年内最後の会であったから、今回こそは、食事をして帰ることにした。
このメンバーとお酒を飲むのは、私にとって、とてもいいものである。

そして、そのつもりで抑えて飲んできたから、テストの最後の仕上げをする。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 03, 2007

寄せては返す

補習の申し込みが引きも切らない。
1年生8クラスの全員が化学に取り組んでいるように見える。

相棒のHさんと二人して、他教科に対し、申し訳ないような気持ちにもなっている。
その一方で、中学校までの理科が、すかすかガタガタになっているので、勤務校の生徒たちなどは楽に丸覚えしてここまで来ている、そこへいよいよ『理解』しなくてはならなくなったから、これは、大変なのはやむを得ないのだとも言える。いや、本人たちの責任ではないのだけれども。
生徒たちのブログや掲示板を覗いても、化学がわからないのオンパレードとなっている。

明日も、メンバー集約の工作をして、それでも2組の補習の約束を取り付けられている。3年の採点は、まだできそうにない。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« November 2007 | Main | January 2008 »