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October 26, 2007

融解塩電解

夕方、職員室で仕事をしていたら、化学部の生徒が来た。これから部室で融解塩電解の実験をするから、見に来てもらいたいと言う。
ちょっと、それは…危険だぞ。でもまあ、君がやるのだから、ある程度の準備はしているのだろうけれど。うん、わかった、すぐ行くよ。

勤務校には、どういうわけか部室棟が4棟ある。そのうち、文化系の新部室と呼ばれている建物に、化学部の部室がある。ガス、水道、換気扇、しっかりした実験台や薬品庫まで備えられていて、決して高級ではないのだが県立高校の部室としては信じられない設備の部屋である。ここで、生徒たちは実験を行っている。

あとで調べてわかったことだが、生徒たちは、以下のページを参考にして実験をしていたらしい。
http://edu.chemistry.or.jp/teibanjikken/shigh/salt/salt.html
すでに、食塩に融点降下のための塩化カルシウムを加えて融解させるところまでの予備実験はすんでおり、今日はいよいよ電気分解を試みるということであった。金属ナトリウムを析出させるのだそうだ。

Electrolysis1_2Electrolysis2

バーナーでパイレックス(?)ガラス管を曲げ、反応装置を作ってある。ここへ、食塩と、蒸発皿で煎って乾燥させた塩化カルシウムを混合させたものを詰め、バーナーで加熱する。500゚Cくらいで融けるようだ。融けたら、鉛筆から取り出した芯を陽極、ステンレスパイプを陰極として電気分解する。ちゃんと直流電源装置もある。
塩素が発生し、それらしい感じになってきた。中毒しないよう、換気や立つ位置の指示などをしてやる。
そのうち、混合物がずいぶん黒くなったので、ステンレスパイプを取り出してみた。彼らの思い描いていたような金属ナトリウムは見られなかったが、ステンレスパイプを水に浸し、フェノールフタレインでアルカリ性であることを確認したので、ナトリウム生成が強く示唆された、ということにした。

今日は、あの陣馬山での様子とは違った、理系部活らしい活動を見ることができた。

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