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September 22, 2007

キログラム原器が軽くなった?

今日付の朝日新聞夕刊に記事がでていた。asahi.comにも出たが、こちらには残念ながら写真が付いていない。元記事は、おそらくAP通信のこれであろう。

asahi.comの記事には、「現在、人が作った「もの」に基づいて定義される国際単位はキログラムだけだ。」と書かれている。
その昔にはメートル原器があり、また自然現象を用いて物理量を定義するにしても、それは割合わかりやすいものであった。しかし、現在では、定義された7つの物理量のうち、「これがそうです」と見ることができるもので定義されているのはキログラムだけになっていた。
そのキログラム原器の質量が変わったのだとしたら、これは大騒ぎである。何しろそれで定義されているのであるから、kgから誘導される全ての物理量の数値が改訂されなければならない。
AP通信の記事によれば、その値は50μgであるという。高校でもちょっとがんばれば買うことができる化学天秤で測れる最小の質量が0.1mgであるから、その半分程度。1kgに対しての誤差は2000万分の1、7~8桁目で効いてくるわけで、たしかに一般人の生活には関係はない。

そうではあるが、理科を教える身にとっては、無視して良いことがらではない。

「こういうことがありうるのだから、より信頼の置ける新しい定義が求められている、などということは物理学者は当然わかっている。それでもなお、キログラム原器が使い続けられてきたのは、やはりそれなりの理由があったんだろうねえ…。誰か、調べてみないか?」

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Comments

http://youzo.cocolog-nifty.com/data/2007/09/post_306a.html
↑こんな記事もありましたよ。

Posted by: Nと〜 | September 22, 2007 at 23:58

酔うぞさんのとこですね。彼の書き込みはniftyのフォーラムの時代から読んでますが、私なんかと違ってなかなか幅広い方で、いまだに何を本職となさっているのかわからないでいます。

Posted by: aromatic Kam | September 24, 2007 at 23:43

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