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April 28, 2007

学習支援ブログ その後

化学の授業を補完するためのblogを別に立ち上げ、記事を書き始めてしばらくたった。
分子模型や実験器具の図を描き、写真も入れて、それらを表に組んだりしているので、けっこうな手間がかかっている。

閲覧者は、日に10名程度。プリントを配ってサイトを紹介した生徒が180名ほどいる中で、この人数は、反響としてはどうなのだろう。理科の授業内容を勉強しに来る、殊勝な生徒の人数としては、ゼロにならないだけで良しとするべきか。

明日は休日出勤する。時間が取れるから、職員室で、またページを作ろう。

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April 27, 2007

学校紹介ムービークリップを作ったら

課程ごとに出すことになっているので、定時制の分も作ってくれないかという話になった。
PowerPointのスライドのファイルを渡され、ここから写真を適宜取り出して、音楽を付けてまとめてくれという。

困っているから頼んでくるのだろうから、やってはみるけれども…。

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April 26, 2007

色チョーク

職員室に、チョークが備えられている。もちろん、授業で使うためである。

どのようなものを常備しておくかは、それぞれの現場の判断なのだろう。学校によって、置いてある色の種類が違う。
10年ほど前に勤務していた学校では、普通の白・黄・赤・青のほか、緑と茶色も置いてあった。大して消費されないのに一定のペースで購入されていたらしく、古くてほこりをかぶったものまで書庫に積まれていたので、緑と茶色を一箱ずつもらってきた。そして、異動するたびにそれを持ち運び、大切に使ってきた。
ところが。

Chalks今度の勤務校の職員室には、このように、さまざまな色のチョークがある。使い慣れた「ダストレス」ブランドで、白・黄・赤・青に加えて緑。そして、「hagoromo」印、石膏製のふわふわしたもので、蛍光緑と蛍光オレンジが置いてある。これはすごい。
私のチョーク箱には、ここにある7色と茶色が入ることになった。色とりどりである。

もっとも、これらの派手な色のチョークは、教員はそんなに使わない。
むしろ、6月に行われる文化祭に出る有志団体に参加者を募る書き込みに、もっぱら使われている。
各HR教室の黒板に、毎朝毎朝、たくさんの団体がカラフルな文字を書いている。生徒のエネルギーは大変なものである。

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April 25, 2007

第一回目の実験

1年の化学I。第一回目の実験を行った。

2時間続きの授業である。題材は、硫黄と硫酸銅の分離で、これは私にとって手慣れたものだ。
生徒たちの様子であるが、やはり、中学校までの学習ではこういう経験が不足しているのだなあ、と実感するものだった。操作は全般にぎこちないし、試薬をこぼしたり試験管を割ったりする班もあった。ダイヤル式の天秤があたった班などは、バーニヤの使い方が分からずに操作が止まっていた。以前ならば、中学校の技術家庭でノギスやマイクロメーターを扱っていたから、副尺だって読めただろうと思うのだが。

それでも、2時間かかりながらではあるが、オプションとして設定してある銅イオンの変化まで一応見ることができたし、厳しく言わなくてもきちんと片付けもできた。そしてさらに、終了5分前からレポートの書き方の説明を始めてもしっかり聞いていた(?)のはさすがだと感じた。

今日のプリントは、穴埋め式に記録を取っておけば、そのままレポート書きに使えるようになっている。そのうちにだんだんと不親切にしていき、自力でしっかりしたレポートが書けるようにしてやらなければならない。

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April 23, 2007

勝手にTT 2週目

月曜日にある情報Aの1クラスに、二人目として入っている。2時間連続の授業で、その2週目が終わった。

ところで、私の位置づけは、あくまで、「Imさんの授業を見に来ている」というものである。
生徒にしてみれば、たまたまこのクラスであるから先生が二人いるという形である。他のクラスはImさんやIbさんが一人でやっている。手厚さの面で、不公平ではないか、という指摘が出ることも考えられる。そのあたりを配慮し、このクラスは先生二人で指導しますよ、ではなくて、嘉村が見学に来ていますよ、という形を取っている…のかもしれない。
いや、かもしれないというのは、そこまでImさんと詰めてはいないからである。この学校の状況をふまえ、適切な対応を探ってくれているように思われるので、あえて突っ込んで確認していない。

でもまあ、生徒の方は、要するに先生が二人いて、Im先生がああやって進行していて、わからなくなったら手を挙げて嘉村に質問すればいいのだな、と了解している。

TTサブとして見ていると、Imさんの授業は面白い。歯切れ良く進行するし、コンピュータの操作も、私と違った流儀でやっていて、それに対する生徒の反応の様子を含め、勉強になる。

時間割に現れない2コマの負担であるが、何とか続けていこう。

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April 22, 2007

続・研究大会の準備

研究大会まであと1ヶ月である。

作らなくてはならない書類がたくさんある。
そのどれもが、多くの人の協力、あるいは確認を得ないと作れないものである。教科研究会理事会に提出する文書とかなり重なるのだが、そちらの締め切りは今週中となっている。

もはやデッドライン上である。そこで、休日出勤となった。
横浜清陵総合高校へおじゃまする。五十嵐先生との共同作業である。

こういう作業は、一人では煮詰まる。それでも、二人でやっていれば、いろいろと知恵も出るし記憶も補完される。雑談も有意義だ(本当か?)。

おおむね、めどが付いた。あとは、各方面への連絡となる。
そして、火曜日に再びおじゃまし、顧問(新年度から部会長)の石川校長にいろいろと相談する予定である。

さて、授業支援ブログの方も更新しないと。生徒が来てくれなくなってしまう…。

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April 21, 2007

学校紹介ムービークリップを作る

通知が来た。学校紹介のムービークリップをつくって提出せよという。

形式は、Windows MediaPlayerで再生できるもの、というだけの指示しかない。時間は30秒間である。
なんでも、中学生を集めて高校の宣伝をするイベントがあって、その会場で流すのだそうである。長いものではなく、各校30秒のものをつないで延々と繰り返し映写することを考えているようだ。

…そんな、悠長な編集作業をする時間が、学校が動いている時間内にあるわけがない。動画編集ソフトだって、特に予算を取って買わないと、普通は導入されていないはずだ。前任校では20周年の事業でPCと共に買ったけれども。

そして、まあ、一応こういう注意をしましたよ、という但し書きが付いている。

というわけで、(日付が変わって日曜日の)午前2時半までかかって、自宅の私物PC、私物ソフトウェアを使って編集作業をした。

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April 19, 2007

花子2007を使う

2年ぶりに化学を担当している。

取り扱う内容については、そこはやはり、本来の専門教科である。情報科を担当するよりも、自信を持って、ゆったりと進むことができる。
しかし、戻ってきてみると、やはりちょっと違っている自分がいる…というか、前のままの授業のやり方でいいとは思えないのである。

情報科では、生徒のモニタやプロジェクタとスクリーンを使い、写真や動画、またスライド画面を提示して、授業を進めていた。
それが、黒板とチョークの教室に戻ってみると、それなりに良い面もなくはないのだけれども、やはりこれは、現代にあっては無駄な手間と時間がかかり、その割に伝えたいことが伝わらないやりかたである、という思いを強くする。

私は、黒板に絵を描くことが比較的得意であると思ってきた。しかしそれも、今となってはまどろっこしい作業である。
カラーの図説は持たせているが、必ずしもこちらが望むような写真やイラストが載っているわけではない。
そこで、プリント配布ということになる。
絵や図のプリントを配りたい。その素材であるが、昨今では著作権が尊重されるようになっているし、そもそも、そういうことを情報科で教えていたのだから、コピーの切り貼りはだめだ。

というわけで、久しぶりに、花子を駆使することになっている。

Element_analysis

改造して使えそうな部品を読み込み、切ったり貼ったり回したり。それに図形を描き加えて、イメージに合ったものを作っていく。ベクトルデータならではの作業である。
それでも、私が花子をもっとも使いこなしていたのは、バージョン2の頃ではないかと思う。Windowsになり、編集対象を先に指定するような操作体系になってから、どうも、思い通りのことがスイスイとできなくなったような気がする。

まあ、やっているうちに、また上達してくるだろう。分子模型の Free Wheel とともに、今年は花子を使い込んでいこう。

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April 17, 2007

学習支援ブログを紹介すると

2時間続きの化学I。2コマめのはじめには、ちょっと、メインの流れと違う話題を扱ってみる。

ここで、学習支援ブログを立ち上げたよと言って、紹介するプリントを配布した。
どのクラスでも、非常にウケが良い。おお~!という反応である。
プリントにQRコードを刷り込んであるので、さっそくそれを使って携帯でアクセスしようとする者が出てくるから、まあちょっと待てと制止する。
そして、アクセス解析を入れている、誰が来たのかはわからないが時刻と携帯の機種名はわかる、それはサイトの使われ方を見て参考にするためだから承知しておいて欲しい、と説明する。

半数弱の生徒が一度は見に来るようだ。ほぼ全員が携帯端末。自宅からゆっくりPCで見てもらいたいのだが、そのような閲覧者はほとんどいない。

まあ、テスト前に、また紹介しよう。PCで見てもらう方が、表だとか分子模型の画像が、ずっと見やすいのだから。

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April 16, 2007

研究大会の準備

明後日、幹事会がある。そこで、研究大会に向けて、運営や資料作成の打ち合わせをする。もちろん、そのために、事業計画や予算案などを固めなくてはならない。

私は情報部会にかかわって5年めに入る。すぐれた授業実践をするすごい人たちと会って刺激を受け、勉強をするために来るようになった。だから、部会の運営そのものについては、あまり興味がわかなかった。資料の作成などは、よく分からないまま、言われることをやってきただけだった。
それが、いよいよ自分で全体を見渡しながら、責任を持って企画・実行などしなくてはならなくなってきた。書類作りもおろそかにできない。
現状、清陵総合の五十嵐さんに全面的にお世話になってしまっているのだが、これは正しい姿ではない。はやく、ちゃんと分かるようにならなくてはいけない状況である。

とは言うものの、このような作業は一体何のために、とも思ってしまう。

先日おじゃました、都高情研の研究大会。
あれは、よかった。型どおりの提案・(議論)・承認といった部分がなく、代わりに若手の発表が何本もあって、充実していた。
組織の形態が違うのだから一概に比較はできないのだが、神奈川も、何とかならないものかと思う。

本当に泥縄的な作業だが、明日もまた、書類を作ろう。

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April 15, 2007

勝手にTT

勤務校では、1年生に情報Aを必修で置いている。分割ではなく、1年に2単位である。
よく確保できているものだと思うが、だから7時間授業になるのだ、とも言われる。情報科だけがその理由ではなく、やはり各教科とも、低学年の必修単位数をたくさん欲しがったということであろう。
45分授業で、2コマ続きを基本とする。休み時間は5分である。このあたりの話については、また項を改めて書こうかと思う。

さて、1年の情報A、2時間続きの授業。これを、1人の教科担当で受け持つ。
東京都立高校では、原則1人だということでもある。1人でやれないわけではない。だが、神奈川の県立では、多くの学校で2人、ないし3人で行っている。これは、情報科にとって財産と言っていいだろう。1人ではじまった学校でも、数年間やっていくうちに、校内の理解を得て、2人体制にしたところもあるようだ。

私は、今年度は情報科を担当していない。数学科のImさんとIbさんが分けて持っている。時間割を見ると、Imさんの1クラスの時間帯だけ、私の授業が空いていることが分かった。
よし、ここで、勝手にTTで入ってしまおう。効果が上がり、それがアピールできれば、来年度以降への布石になるだろう。
などということを、金曜日に湘南台で飲みながら、Imさんに言ってみた。(VXさん、manatyさん、聞いてましたよね?)迷惑かも知れませんが、よろしく。

そのクラスの授業は月曜日である。明日、さっそく。

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April 11, 2007

高校で化学を学ぶ意義

(以下は、1年生「化学I」の最初の授業で私が語った内容。授業支援ブログ「化学学習支援室」に書いた文章と同一である。)


化学は、新しい物質を創り出すことができる。新しい有用な物質を創り出して世の中に送り出せば、大変役に立つ。これは、他の学問には決してできないことだ。

ただ、私としては、もう少し別の面を大切にしたい。それは、私たちの生きて暮らしているこの世の中は、結局、物質でできているのだから、化学を学ぶことで物質について理解が深まれば、宇宙の、世の中の、私たち自身の理解が深まることになるわけだ。

だが、そのようなことを勉強して『理解を深め』たところでそれが何の役に立つのだろうか。化学、あるいは自然科学や工学の道に進む以外の者にとって、それは、単にセンター試験で使う科目というだけの意味しかないのだろうか?

そうではない。

現代の進歩した世の中では、科学は、なかなか一般の人の理解が及ばないところまで行っている。だからといって、研究を、判断を、専門家だけに任せておいてはいけない。正しい、バランスの良い知識と、確かな判断力を持った非専門家によるチェックを受けてこそ、科学は健全に発達していくことができるだろう。つまり、独走するかも知れない科学者たちを(腎臓移植手術の問題を見よ!)、世論が監視しなくてはならないということだ。

化学は不人気な学問であるかも知れないが、皆さんには、なるべく楽しく興味深い内容を提示しながら授業を進めていきたい。そして、物質世界に対する理解を深めてもらいたい。さらに、10年後20年後に世の中のよき構成員となっているであろう皆さんに、社会の一員として、正しい判断材料を持って世の中の科学的問題に意思表示をしてもらいたい。

そういうとき、「そういえば高校の化学でこんなことを習った気がする」と思い出されるような材料を、この一年間で、たとえいくつかでも身につけてもらいたいと思っている。

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April 07, 2007

科博特別展 花 FLOWER

国立科学博物館で開かれている、「特別展 花 FLOWER」に行ってきた。公式ページはこちら

会場にはいると、光による幻想的な展示とジャスミンの香りに迎えられる。
とにかく、花の色とそれを表す化合物、色を発現する遺伝子やそれを組み換えての品種育成、植物系統学や世界のさまざまな花といった自然科学的な解説から、源氏物語の世界の模型があったり生け花があったりと、花に関連するさまざまな展示が盛りだくさんであった。美しい映像、さまざまな花の香りをかぐことができる展示物などなど、私は大いに気に入った。

第二会場では、分類学開祖であるリンネについて解説されていた。生物の命名法を創り出したということは知っていたが、鉱物、化学物質に至るまで分類方法を提案していたことは知らなかった。鉱物界は、彼によれば石油・鉱物・化石に分けられるらしい。タルクや雲母も石油の仲間に入っていた(これは、おそらくラテン語で書かれているであろう彼の出版物の展示を私の知識範囲で読み取ったものであるから、間違っているかも知れないが)。

生きている花も多数展示されており、それらは、開花時期によって、開催期間中に何度か入れ替えが行われる。生け花の展示替えもある。そのため、半券を提示してのリピーター割引が設定されている。

もっとも、私たちは、再度の来館の予定はない。私と妻の、それぞれの母親が健在であるので、カーネーション代わりの贈り物とするための記念グッズなどを買って、帰宅した。

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April 06, 2007

上皿天秤がない

一回目の実験として、基本操作や化学実験室の使い方に慣れてもらうためのものを計画する。

教材室を見て回るのだが、上皿天秤がないようだ。実習教員さんに聞くと、本当にないのだという。
そんな、馬鹿なことが!?

Balance天秤はこれなんです、と見せられたものは、棹秤の精密なものというか。いままでの勤務校には、こういうものは、あっても1台だけであった。
これと同型の物が3台、ダイヤルがない代わりにおもりをスライドさせる棹の本数が多いタイプの物が8台である。
Webで調べてみたら、これはアメリカのOhaus社製で、信頼できる製品であるらしい。国内では、中村理科が学校向けに販売している。
しかし、こういう外国の通販サイトを見ると、内外価格差が3倍ちかいことがわかる。教材会社さん、ちょっともうけすぎなんじゃないでしょうか?

11台の精密天秤は、購入時期がいろいろである。古いものには昭和49年と書かれている。私は、高校の化学実験室なら普通の上皿天秤があたりまえだと思っていたのだけれど、この学校では、しっかりした天秤を生徒に使わせようと、少しずつ買いそろえてきたようだ。

すでに退職されて久しいであろう先人たちの考えを汲んで、これを使った実験を計画しよう。生徒たちは、しっかり使ってくれるだろうか。

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April 05, 2007

授業用blogを作ってみる

ジャストシステムからメールが来た。無償の「ジャストシステムブログサービス」が始まったという。
さっそく、申し込んでみた。

これをどう使うか。
今年担当する授業は、いずれも3単位ものである。これらは、中学からの内容が持ち上がってきているのに卒業するまでに到達すべきレベルは変わらず、またIとIIで内容の繰り返し部分がある。そのため、授業時間数はまったく足りない。教科書を終わらせなくてはと思うと、ろくに実験もできない。
そこで、授業本体が駆け足で進む分、補足的な内容をblogで扱ってみようかと考えた。学習支援blogである。

勤務校の生徒だけを対象とするので、RSS配信などはしない。でもまあ、積極的に秘匿するようなものでもないので、パスワードをかけることはやめておく。

生徒がうまくつかってくれるか、こちらが有用な情報を継続的に掲載することができるか。とにかくはじめてみよう。

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