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February 06, 2007

ニッケル水素の橙とニカドの黄緑

2月3日の記事の続きである。

学校へ行って、いくつかの銘柄の単三型ニッケル水素蓄電池、それにニカド電池を並べて写真を撮ってきた。
光源は直射ではない太陽光、だから色温度は高い。カメラはごく簡易なもので、露出は自動である。jpegで撮ったまま、トリミング以外の画像処理はしていない。

Battcol0Battcol1
Battcol2Battcol3

1月29日の記事と同じく、左上がオリジナルの画像。これを、Fujitsu ColorDoctorで処理した画像があとの3枚。右上が赤感覚欠損の第一色覚、左下が緑感覚欠損の第二色覚、右下が青感覚欠損の第三色覚の見え方をシミュレートしたフィルタリング画像である。

予想通り、第一色覚と第二色覚の人には、ニッケル水素の橙色とニカドの黄緑色は見分けにくいものであることがわかる。


視覚、とくに色覚について、少数派の人たちに対する配慮が足りない例を挙げる記事をいくつか書いてきた。

このような例は、視覚だけではない。
例えば、私たちは職務として生徒の健康診断をおこなうが、聴力検査の担当になると、高音域や低音域が聞こえにくい生徒が少数ながらいることに気がつく。
そういった人にとって、「外線の着信と内線の着信で呼び出し音が異なる電話機」の音は、聞き分けることに困難はないのだろうか?

ユニバーサルデザインということが言われる。それは、品物の形状について議論されることが多いように思うけれど、視覚や聴覚の個性の幅について考慮することも重要だろう。なかなか、体験・想像することが難しいのだけれども。
そして、こういうことも、情報科の見渡す地平に含まれると思うのである。

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