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February 19, 2007

修学旅行の発表

2年文書デザイン。3学期の大きな課題が、沖縄修学旅行の内容を自分なりにまとめて発表するというプレゼンテーションである。今日、その片方のクラスの発表を行った。

写真をたくさん貼り込んだスライド10枚程度を使い、発表時間は5分間としてある。しかし、生徒たちは、とても5分間2000字をしゃべる発表などできないと言っていたし、私も実は、多くの者にはそれは難しいのではないかと思っていた。

ところが、実際にやってみると、全員が、期待以上の発表を行ったのである。
時間については、2~3分で終わってしまう者などいなかった。4分程度から、長い者は8分以上の発表を行った。長くなってしまうというのは練習不足なのだけれども、投げ出さず、適当に切り上げることもせず、用意した内容を一生懸命に話していた。
また、話し方についても、原稿を読むスタイルの者やスライドを確認しながら聞き手に語りかけるスタイルの者がいるのだが、それぞれがはきはきと、しっかり説明できていた。スライドの作り方も、手慣れていて、見やすいものができていた。

中に準備不足の者がいて、途中でペースを崩してしまった。そして、来週ぜひもう一回やらせてくれと言った。
相互評価で採点しているし、一人だけもう一回というのは不公平になる。しかし、一度やってみてまずいところを自ら直し、もう一度発表するというのは、このプレゼンテーションという課題においては本来そうあるべきでもある。そこで、その生徒には、今日は全員できそうもないし、来週一緒にもう一回やっていいよ、と認めた。
すると。それまでに発表を終えていた者の中から、自分もやり直したいという声が、いくつもあがったのである。
ほんの少し前まで、発表なんて無理、やりたくないと言っていた生徒たち。それが、この授業時間の中でお互いの発表を見て、大いに触発され意欲をかき立てられて、もっと良い発表をやり直したい、と言っている。これは、生かさない手はない。
そこで、予想外に時間がかかって最後の2名の発表ができなかったことでもあり、来週はその2名に加えてやり直しの志願者の発表をしよう、ということにした。

終わった後。生徒たちは、自分の発表のできはどうだったかと、私に確認してくる。少なくとも、こんなものはどうでもいいとは思っていない様子である。また、こういう経験をしてよかったでしょ、と聞いてみると、首をたてに振る。

今日のクラスはうまくいった。明日のクラスの方は、…うーん、さて、どうなるか。

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Comments

いいなぁ…。
私、そんな授業ができたら、涙が出るほどうれしいと思います。

偶然の産物かもしれませんけど、aromatic Kamさんの指導に何か秘訣があるのでしょう。そして生徒たちにも…。

また明日が楽しみですね!

Posted by: 田中 洋 | February 19, 2007 at 23:57

一日おいて読んでみると、我ながら、思い入れが強い文章です。生徒に対する評価は、親の欲目に近いものがありますね。
火曜日のクラスの方は、参観の教員も3人来てくれたためか、発表のできの割にはいい雰囲気で進行しました。

Posted by: aromatic Kam | February 21, 2007 at 22:57

今回の授業の成功は実体験をネタにしたこと、それに先生が準備された大量の写真が功を奏したとお見受けします。

「プレゼンのネタは自分の足を運んで体験してきたことに限る。」なんていうことを、総合学科高校にきて学びました。ファンシーグッズのPRという事例を伺いましたが、バーチャルなネタはどうでも言えてしまいますが説得力がないようです。発表した生徒の心の中に「伝えたいことを伝えたられた」とか「上手く伝えられなかったけど、くやしいからもう一度やりたい」という気持ちが湧かないように思います。小島さんと開発した本校のプレゼンの指導では、このくやしい気持ちをリハーサルで持たせることが、本番を成功させる秘訣としています。
ずい分前の記事ですが、授業の展開を紹介しました。
http://arashi50.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/index.html

Posted by: VX | February 23, 2007 at 02:19

なるほど。例えばカニパトをやらせて、その経験から表現活動をさせるなど、清陵総合ならではの意見ですね。説得力があります。
実際、1年生のファンシーグッズは、それなりに面白い発表もあったのですけれど、2年の修学旅行の方が、格段に訴える力がありました。
では1年生には何をやらせればよりふさわしいのか。本来は、何か調査課題を与えてそれについて発表をということになるのですが、それをやると、また別の困難が生じ、またやたら時間がかかるということになります。
課題ですね。

Posted by: aromatic Kam | February 26, 2007 at 06:40

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