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February 24, 2007

味噌

勤務校は、開校以前からそこにあった味噌工場に隣接している。

工場の排水処理施設が敷地のはずれにあり、そこは、勤務校の敷地に食い込んでいる位置である。そこから、稼働音とにおいがしていた。風向きによってはちょっと鼻につくこともあり、それで、勤務校は「味噌臭い学校」ということになっていた。
それが、もう一年以上になるだろうか、その施設が運転を停止している。取り壊されてはいないので恒久的な措置なのかどうかは分からない。それでも、この間、味噌風味の悪臭におそわれることはなく、時折、大豆を蒸し上げるにおいや、甘い米麹の香りがただよってくるくらいになっている。

今日、休日出勤して、帰りにその工場の前を通った。そうしたら、月に一回くらいらしい、味噌の工場直売イベントが行われているところだったので、のぞいてみた。
いろいろな味噌のほか、味噌の加工品やドレッシング類なども並べられている。紅白幕の中でそれらを売っているのは、工場の女性従業員さんたちや、年配の社員さんらしい人たちである。手作り風のイベントで、好ましい。

Miso

写真の4つを選んで買ってきた。
左上は、ごく普通の粒味噌だとのこと。右上は、そば屋で酒を頼むと出てくることがある、あの蕎麦味噌である。味見させてくれたのだが、唐辛子がちょっと効かせてある。右下は金山寺味噌、いわゆるもろきゅうにするやつであるが、私はこれをご飯に乗せて食べるのが好きである。

左下が、江戸甘味噌。これがあったら買おうと思って、直売会場に入っていったのだ。
これは、仕込みに麹をたくさん使うのだそうだ。江戸時代から大正期、戦前までは東京で一般的な味噌であったのが、戦時中の統制令で製造が中止させられ、それが解禁になったときにはすでに需要がなくなっていて、今ではほとんど作られていないという、いわば幻の味噌なのである。

味噌汁にも向くが、これだけで作ると今の感覚ではしつこいものになるのだそうで、工場の人は普通の味噌と合わせて使うことを勧めてくれた。
よし、明日の夕食の味噌汁は、この2種類を合わせて作ってみよう。

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Comments

 いいものが手に入りましたねぇ。
 工場が閉鎖にならず、これからもちょくちょく直売品を買えることを祈ります………あわよくばお裾分けを(笑)

Posted by: Nと〜 | February 25, 2007 at 21:39

うまそうですねー。

Posted by: n_shimizu | February 25, 2007 at 23:59

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