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February 28, 2007

メールの授業とプロファイル

1年情報A。ファンシーグッズの宣伝販売をするプレゼンテーションが終わり、残り3回ほどを、電子メールの話と実習に使っている。

設定の都合で、この課題では、生徒各自のユーザアカウントではなくて、各マシンごとのアカウントでログインして使わせるようにした。プロファイルはローカルである。

そうすると、画面表示などを、いろいろといじる者が出てくる。ふだんの固定プロファイル環境なら、そういうことをしても次回のログインでは元に戻っているのだが、今の環境ではそうはいかない。アイコンを捨てられてしまったら、もうそのままである。マイコンピュータやマイネットワーク、ゴミ箱まできれいに消してしまう者もいる。
しかたがないので、そういういたずらが頻発する2台について、OutlookExpressを使えるようにしたうえで、それぞれ固定プロファイルの環境を作って固めてしまった。

Gさんと2人で、あれこれと作業。学期末の貴重な時間を少し食った。

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February 25, 2007

安野光雅展

安野光雅展へ行ってきた。日本橋高島屋のほうは行き損なって、今日は横浜高島屋である。
会場がデパートの最上階催し物場であるし、さほど宣伝もしていない。たいして期待しないで行ってみたのであるが、展示物は充実していた。

安野光雅といえば、水彩の風景画である。
15年も前になるだろうか、NHK教育テレビで、「風景画を描く」という番組をやっていた。彼がヨーロッパを旅行しながらあちこちの町や野原で絵を描くもので、おだやかでゆったりとしたいい番組だった。それ以来、妻と二人して、彼のファンなのである。

子どもができて、絵本などを物色していると、「ふしぎな絵」のシリーズが目にとまった。エッシャーの絵と同じようなアイディアで描かれているのだけれども、そこには、やはり彼の世界があった。

そして今日、平家物語のシリーズを見た。おなじみのタッチ、いつもの人物がいる。しかし、その画面は、緊張感をもって、私の前に立ち現れていた。

Annobook直筆署名と落款入りの「風景画を描く」ほか、図録などいろいろと購入した。

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February 24, 2007

味噌

勤務校は、開校以前からそこにあった味噌工場に隣接している。

工場の排水処理施設が敷地のはずれにあり、そこは、勤務校の敷地に食い込んでいる位置である。そこから、稼働音とにおいがしていた。風向きによってはちょっと鼻につくこともあり、それで、勤務校は「味噌臭い学校」ということになっていた。
それが、もう一年以上になるだろうか、その施設が運転を停止している。取り壊されてはいないので恒久的な措置なのかどうかは分からない。それでも、この間、味噌風味の悪臭におそわれることはなく、時折、大豆を蒸し上げるにおいや、甘い米麹の香りがただよってくるくらいになっている。

今日、休日出勤して、帰りにその工場の前を通った。そうしたら、月に一回くらいらしい、味噌の工場直売イベントが行われているところだったので、のぞいてみた。
いろいろな味噌のほか、味噌の加工品やドレッシング類なども並べられている。紅白幕の中でそれらを売っているのは、工場の女性従業員さんたちや、年配の社員さんらしい人たちである。手作り風のイベントで、好ましい。

Miso

写真の4つを選んで買ってきた。
左上は、ごく普通の粒味噌だとのこと。右上は、そば屋で酒を頼むと出てくることがある、あの蕎麦味噌である。味見させてくれたのだが、唐辛子がちょっと効かせてある。右下は金山寺味噌、いわゆるもろきゅうにするやつであるが、私はこれをご飯に乗せて食べるのが好きである。

左下が、江戸甘味噌。これがあったら買おうと思って、直売会場に入っていったのだ。
これは、仕込みに麹をたくさん使うのだそうだ。江戸時代から大正期、戦前までは東京で一般的な味噌であったのが、戦時中の統制令で製造が中止させられ、それが解禁になったときにはすでに需要がなくなっていて、今ではほとんど作られていないという、いわば幻の味噌なのである。

味噌汁にも向くが、これだけで作ると今の感覚ではしつこいものになるのだそうで、工場の人は普通の味噌と合わせて使うことを勧めてくれた。
よし、明日の夕食の味噌汁は、この2種類を合わせて作ってみよう。

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February 23, 2007

選択「情報科学」は

昨日の続きとなる。

ここのところ、何かというと、生徒保護者の動向予測をその理由として、情報科の科目をゆたかに設置していくことに対して慎重な意見を書いてきた。
でも、私は、心底から反対なのではない。状況が許し、生徒たちが取ってくれるなら、3年の選択に情報科学的な科目があって欲しいと思うのである。

2003年、私の当時の勤務校であった永谷高校で、情報Bが開講された。旧課程の3年生の自由選択科目、週1回2時間続きの授業が1講座。新指導要領で入ってくる情報科の前倒し、実験的な開講であった。そして、同僚と2人でネタを出し合いながら進行したのである。情報部会の研究会として公開授業も行った。
このとき集まってきた生徒たちは男子ばかり15名ほどだったが、そのうちの4人がまとまって神奈川大学理学部情報科学科へ公募制推薦で入るなど、ほとんどの者が、情報系の大学や専門学校へ進んだのであった。
このときの経験からも、希望する生徒のために科目を置いておくことは望ましいと思うのである。

では、そのような内容の授業を、必履修として全員に課すことについてはどうかといえば、これには反対である。

例えば、現在の勤務校では1年の必履修科目として化学Iを置いている。理系進学希望の生徒もいるので、物・化・生のI・IIのうち2つを3年までに取れるようにしようとすると、そうせざるを得ない。しかし、多くの生徒にとって、理系進学希望者に付き合う形で化学Iをやらされるのは、なかなかしんどいことなのである。理科総合だけで済ますこともできるようにしたいのだけれども、どうしてもそのようにカリキュラムを編成することができない。
「情報科学」についても、同様の問題がついて回るわけだ。

こういったわけで、全員に情報AとCを合わせた新科目をやってもらい、希望者には高学年で選択の「情報科学」がもし置ければ置いて取ってもらう。このあたりがいいのではないかな、と考えている。

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February 22, 2007

今後の情報科必修科目は

大きく出たが、長文を書く元気はない。

結論としては、MTさんが書いていらっしゃる、

> 今後の高等学校の情報教育を考えてみると、
>  1.情報Aと情報Cを統合した科目をつくる
>   (これは全国の高校生に共通の科目とする)
>  2.情報Bのような科目は選択教科とする
> が現場としては妥当な選択のように思います。

これに賛成である。

何度も書いていることだけれど、「高校」といっても、その内実はとてもひとくくりに議論できる状況ではない。
そのへんのことが分かっていないと、
「学習指導要領に定められた内容を教授しないのはコンプライアンスの精神に欠けている」
といった空論が行われることになってしまう。

それでもまあ、建前としての必履修科目という枠組みもまた必要なわけで。
情報科では、それにふさわしい内容はどのようなものであるか。
現時点では、すでに生徒にとって物足りない内容のものとなりつつある情報Aに、情報Cの内容を統合して(実習を減らしても良いから)2単位のボリュームに整理したような新科目がふさわしいと思う。
それに加え、情報Bの発展形である、情報科学基礎のような内容の科目を選択で置けば良い。

ここで問題として現れてくるのが、総単位数の不足である。
現状で、普通科高校の1年ではだいたい共通の科目を履修し、2年から選択科目を取り入れていくという考え方でカリキュラムを編成すると、理系進学対応のためには3年次の単位数がいっぱいいっぱいになる。数III、数C、理科2科目(1科目であっても…)までで満杯なのだ。そこへ選択の情報科学を置いたとしても、実際問題、時間割に入らない。仮に、無理に選択の時間を2時間あけたところで、生徒は情報科学よりは英語や数学の増加単位演習科目の設置を欲し、そちらに流れるだろう。
では情報科も入試に出せば…という議論は正しいのだろうか?

長文を書く元気はないので、この先の議論はいずれ。(逃げ。)

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February 21, 2007

配色

日曜日、このblogのページ配色を、すこし変えてみた。
記事のタイトル部分は、背景の青を濃く深くしたのだが、これでも、Colour Contrast Analyserは合格点を出してくれない。この青地に明るい黄色の文字で、十分読みやすいと思うのだが…。
少々、厳しすぎるのではないかと感じる。

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February 19, 2007

修学旅行の発表

2年文書デザイン。3学期の大きな課題が、沖縄修学旅行の内容を自分なりにまとめて発表するというプレゼンテーションである。今日、その片方のクラスの発表を行った。

写真をたくさん貼り込んだスライド10枚程度を使い、発表時間は5分間としてある。しかし、生徒たちは、とても5分間2000字をしゃべる発表などできないと言っていたし、私も実は、多くの者にはそれは難しいのではないかと思っていた。

ところが、実際にやってみると、全員が、期待以上の発表を行ったのである。
時間については、2~3分で終わってしまう者などいなかった。4分程度から、長い者は8分以上の発表を行った。長くなってしまうというのは練習不足なのだけれども、投げ出さず、適当に切り上げることもせず、用意した内容を一生懸命に話していた。
また、話し方についても、原稿を読むスタイルの者やスライドを確認しながら聞き手に語りかけるスタイルの者がいるのだが、それぞれがはきはきと、しっかり説明できていた。スライドの作り方も、手慣れていて、見やすいものができていた。

中に準備不足の者がいて、途中でペースを崩してしまった。そして、来週ぜひもう一回やらせてくれと言った。
相互評価で採点しているし、一人だけもう一回というのは不公平になる。しかし、一度やってみてまずいところを自ら直し、もう一度発表するというのは、このプレゼンテーションという課題においては本来そうあるべきでもある。そこで、その生徒には、今日は全員できそうもないし、来週一緒にもう一回やっていいよ、と認めた。
すると。それまでに発表を終えていた者の中から、自分もやり直したいという声が、いくつもあがったのである。
ほんの少し前まで、発表なんて無理、やりたくないと言っていた生徒たち。それが、この授業時間の中でお互いの発表を見て、大いに触発され意欲をかき立てられて、もっと良い発表をやり直したい、と言っている。これは、生かさない手はない。
そこで、予想外に時間がかかって最後の2名の発表ができなかったことでもあり、来週はその2名に加えてやり直しの志願者の発表をしよう、ということにした。

終わった後。生徒たちは、自分の発表のできはどうだったかと、私に確認してくる。少なくとも、こんなものはどうでもいいとは思っていない様子である。また、こういう経験をしてよかったでしょ、と聞いてみると、首をたてに振る。

今日のクラスはうまくいった。明日のクラスの方は、…うーん、さて、どうなるか。

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February 17, 2007

仕事用携帯機バッテリ交換

主に仕事に使う、携帯用コンピュータ。

現在のものは、富士通のFMV-670MC3である。これは企業からの大量発注品が注文流れになったか何か、ともかく事情のある品物であるらしく、当時製造後1年ほどたった品物が新古品として大量に市場に出ていた。それを地元のPCショップで買ったのである。メモリも256MBに増設されており、プリインストールのWindows2000で使う分には不満なく動いてくれた。HDDは載せ替えたけれど、使い続けて2年と8ヶ月というところである。

私は、仕事用の携帯機を、ほぼ3年で買い換えてきている。初代が、初代98ノートのPC-9801nであった。そのあとはずっと富士通の最軽量ノートで、初代BIBLOのFMV450NL/T、NC313、LOOX S7/60と続き、今の670MC3に至っている。これは5代目ということになる。
今までの例からいけば、もうすぐ6代目となるべきところ。でも、買い換えは、少し先延ばしにしようかと思っている。

これまで、OSがMS-DOSからWindows3.1、95、XPと移り変わり、アプリケーションソフトもそれに合わせて機能を増やしてきた。その変化は著しく、バージョンアップするソフトウェアを使おうと思うと、コンピュータ本体についてもより高い性能が求められた。それで私もノート機の改造を覚えることになったのだが、そうして苦労して改造していても、3年使い続けるのがやっとだったのである。
しかし、ここのところ、ソフトハード共に、高機能化の速度が鈍っている。別に最新版OSなど使わなくても、Windowsならば2000が動けば(仕事用の)たいていのことはできる。
そういうわけで、今のところ、670MC3を買い換える必要はない。

使い続けるには、メンテも必要となる。特にバッテリについては、確実にへたってくる。NC313の頃は電源管理が甘かったのか、内蔵リチウムイオン電池は10ヶ月で完全にダメになって交換する必要があったのだが、この頃ではそんなことはない。それでも3年近くとなれば、やはり、AC電源の取れないところで使うのはもう無理である。
「本体の買い換え延期ならば、バッテリの交換が必要だ。」
しばらく前から、そう考えていた。

Fmvnbp106

手前側に置いてあるのが、本来の、今まで使っていたFMVNBP108である。装着してあるのがFMVNBP106。Yahoo!オークションで新古品を入手した。
106は、カスタムメイドモデル専用のものなのだが、外装のカラーリングが少し違っているだけで、形も性能も108と同じものであるらしい。このように、代わりに普通に使用できる。また、色が違うとどうなのかなと思っていたのだが、写真のようにバッテリ手前側のパネルと同じ色であって、デザイン的にもまったく問題がない。

良いものを入手できたと思う。本体ともども、働いてもらおう。

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February 16, 2007

ウェブフォームでプレゼン評価集計

1年の情報Aで、「ファンシーグッズを宣伝販売する」プレゼンテーション活動が、ほぼ終わった。

今回は、一人当たり2分程度の発表を、クラス全員で見る。だから、授業時間を2時間あてることになる。
これを相互評価させるのだが、最初に紙ベースで記録させるようにした。そして、2時間の発表が終わり、その次の時間の始めに、ウェブフォームに入力させる形でデータを集めることとした。

その方法は、11月24日の記事で書いた、ウェブページの相互評価のときと同じである。ただし、質問項目は違うし、人数も違うから、htmlファイルは書きかえてある。
また、前回の経験から、フォームに日本語で書き込ませると時間を食うことが分かっているので、今回は全項目がリストによる選択で入力できるように設計した。

生徒たちも、ウェブフォームへの入力は慣れているのかまずまず上手にこなしてくれる。スムーズにデータを吸い上げることができた。

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February 14, 2007

ニッケル水素電池充電器

充電器を一台買ってきた。

「建国」(!?)記念の日の振り替え休日、オルセー美術館展に行った。40分待ちで入場し、さすがに立派な展示物を人の肩越しにながめた。
そのあと、妻と娘は上野松坂屋でお買い物である。私はソファに腰掛けていたのだが、ふと思い立って、妻に声をかけ、歩いて一人で電気街へ向かった。
そして、千石電商本店で、目的のものを買ってきた。

Kimuratan

これは、Quick Eco という商品名で、型番を QEC-F20 というものなのだが、その販売元の名をとって、通称「キムラタン」と呼ばれている。通常入手できるニッケル水素電池の充電器としてはこれが最高であるとする向きもあるようだ。いや、実は、そのような評判なので、4台目となる充電器をわざわざ買いに行ったのである。

写真の中央が、その「キムラタン」。右はパッケージ。左は、三洋OEMの富士フィルム「デジチャージII」であって、こうして並べてみると、キムラタンがかなり大きいことがわかる。

キムラタンという会社は、子供服の販売を本業としているらしい。電気関係の製造部門はなく、技術的にもどうなのだかわからない。それがなぜか、テクノコアインターナショナルが開発した充電器TC-S40の技術を活用した Quick Eco を販売している。物としての高級感はなく、接点の金具なども最低限の性能を保証するといった感じである。製造は中国。

一般的な充電器は、タイマー制御なのだそうだ。電源が投入されると、一定の電流で、初期設定の時間だけ充電して切れる。だから、例えば1700mAHの電池の時代に設計されたものだと、2300mAHの電池は一回では満充電できない。また、満充電になっても充電電流が流れ続けるので過充電となり、電池が強く発熱したりする。4本いっぺんに電源の入/切をするから、4本セットで使っていてもいつのまにか調子が異なってくるものについては、うまく充電できない。
それに対し、このキムラタンは、1本ごとに充電の制御を行う。電流は4Aと書いてあって、かなりの大電流である。それを、1本ごとに、10秒くらいだと思うが切り替えながら流して充電する。そして、充電完了を温度上昇の手前で感知し、終了する。実際に充電の様子を見ていると、はじめは4本を順番に充電しているが、2本が先に完了すると、残り2本だけに交代で充電する、といった振る舞いを見せる。

リフレッシュ操作だとかメモリ効果だとかを気にせず使えるすばらしい装置だという話であり、過充電手前でちゃんと止まるので電池に優しく、電池が発熱しないとも聞いていた。
しかし。私が使ってみたら、4本のうちの2本が、触れないくらいに発熱したのである。

とりあえず、今はここまで。少し使い込んでみたら、また何か、面白いことが起こるかも知れない。

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February 12, 2007

Suica 2枚持ちでエラー

いま、私のパス入れにはSuicaが2枚入っている。以前から持っている単機能のものと、Suica付きのルミネビューカードである。
この状態は、単機能のものの方に残っているチャージを使い切るまでの一時的なものであるが、実験にはちょうどよい。その結果は、SuicaとPASMOを合わせて持つかどうかを検討する材料になるだろう。

Passcase写真は、私のパス入れである。改札機のアンテナにはこの持ち方で当ててみた。カードは、実際には、Suicaはこの位置で一番下側、つまりアンテナにもっとも近い位置に入れ、Suicaビューカードは数ミリ右奥、黒い革のうしろに収納した。
左側、水平位置のほうには、チャージ金額があり、右の垂直の方には、まだチャージしていない。つまり、この入れ方・持ち方で、チャージがある方のSuicaだけ認識させて電車に乗ろう、というわけである。

  1. これで、秋葉原駅電気街口の改札から入場しようとしたら、エラーになり、ゲートが閉じて入場できなかった。エラーメッセージは、残額がゼロである、というもの。
  2. そこでパス入れからSuicaを取り出し、一枚だけであらためて改札機に当ててみたが、やはり同じメッセージでエラーとなった。
  3. 切符売り場へまわり、対応する券売機にSuicaを入れてみると、このカードは使えませんというエラーメッセージが表示された。
  4. そこで、みどりの窓口へ行って、今までの経緯を説明した。駅員氏は私のSuicaをハンディタイプのリーダーに当てて調べた。その結果は、残額はある、このカードは入場した状態になっている、ということであった。
  5. 有人改札へ行き、(混んでいたので説明はしないで)声を掛けて入場。山手線に乗車したあと、目黒駅東急連絡口で、正常に出場できた。
ここで、カードの状態と、それを使用したときの改札機や券売機のメッセージの関係、2枚のICカードと改札機の振る舞いについても、いろいろ興味深いことがらがある。

しかし、今は、それについては措こう。要するに、持ち方に工夫をしても、2枚のSuicaを同一のパス入れに収納して使うとエラーになる(ことがある)ことがわかった。
SuicaとPASMOであっても、同様の問題が起こることが予想される。

PASMO導入は、無期延期である。

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February 11, 2007

普通の高校の「情報」(終)

いつまでもだらだら書いていても仕方がないし、また、繰り言や言い訳のようにもなってきたので、この話題については今回をもって終わりにしようと思う。

2003年、教科「情報」が始まった。授業担当は、在職者が講習を受けて新教科の免許を取得し、これにあたることになった。
神奈川県立普通科高校の場合、3年間の期間中に、だいたい各校2~3名程度が講習を受けた。この人たちは、おおむね、各学校でコンピュータが得意であると見なされ、教務や進路でデータ処理を担当していた人、あるいはそれと重なるが、学校設定科目や商業科の科目を選択で置いてコンピュータを活用する授業を担当していた人たちであった。
その、コンピュータを活用する授業というのは、12月7日の記事で書いたように、アプリケーションソフトを使えるようになることを目的とするものであることが大部分であったのである。

担当者たちは、もとより、情報科を担当するものとして採用されたのではない。数学や理科である。その中には情報系の学科を出て数学の免許を取ったという者もいるけれども、彼らが大学でやっていた情報科学はそのまま高校で教えられるものでもない。GUIのWindowsマシンを使ってお仕着せのアプリケーションソフトを活用しながら行う高校教育の場での情報科、それも1年生の必修科目としてどのようなものであるべきかという点については、やはり、ほとんど素人同然…と言っては叱られるだろうか。
今まで模索しながらやってきた学校設定の情報系科目があり、また、商業高校ではワープロや表計算の検定に受かるための授業などもやっていて生徒はよく取り組んでいるらしい。生徒用実習機に入っているのはMS-Office。
こうなると、MS社のアプリケーションソフトを使わせることを主な内容として新教科「情報」をとりあえずスタートさせるのは、やむを得なかったのである。

しかし。多くの教員は、そのような授業をしてはいても、「MS社のアプリケーションを教えること」が情報科の内容だとは考えていなかっただろうと思う。ワープロならワープロ、表計算なら表計算で、ビジネス文書はこういう書式で書くのだとか、表計算では関数というものを活用すると便利だよとか(今でもそういう内容を教えている短大もあるようだ)、そういうあたりから狙ったのである。ところが、入っているのはMS-Officeであって、一太郎などは入っていない。入れようにも予算が付かない。だからせめて、お話の中でいろいろと自分たちが過去に使ったことのあるアプリケーションソフトの紹介をするのだが、生徒の受けはあまりよくない。

そう、多くの生徒や保護者にとって、学校でコンピュータの授業があれば、そこに期待するのはワードにエクセル、インターネットとメールなのである。そういうものを使えるようになって、仕事に就くときに少しでも有利にと。
だから、操作手順を教えてもらいたがる。代替となるソフトを紹介しても喜ばない。また、そうして操作を覚えたってWindowsがVistaになってOfficeが2007になったら全然使えなくなっちゃうよ、もっと基本になる考え方から理解しようと言ってやっても、ただ不興を顔に表すばかりである。

そんなこんなで、MS-WordやMS-Excel、加えるとすればPowerPoint。このあたりを教える科目が情報A、という学校があるという状況は、まだしばらく続くと思う。私自身はそれでいいとは思っていないが、保護者の持つ教育権を付託されて教育活動を行うのが学校なのであるから、生徒保護者の要請に合致しない情報の授業を(学問のために?日本国の将来のために?)バリバリやるのが正しいとも思わない。

世の中の理解が進むのを観測しながら、それをこちらへフィードバックして、少しずつ、現状から脱却していこう。

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February 10, 2007

続・普通の高校の「情報」

12月7日に「普通の高校の「情報」」という記事を書いた。
もうタイミングを失しているのだけれども、続きを少し書き継いでみようと思う。

教科「情報」実施が決まり、現場がその準備に入った頃。
私の2001年当時の勤務校には情報処理教室が2つあり、広い方にWindows2000の生徒用実習機が40台入っていた。入ったばかりのものであった。
これに導入されていたアプリケーションソフトは、MS-Office2000 Professional のほか、Paint Shop Pro、打ちモモ、学校用らくらく作曲名人といったものであり、ハードウェアとしては本体の他に外付けアンプ付きスピーカーやペンタブレットが台数分、それにMIDIキーボード(これはCPUのスペックが低くてソフトシンセがついてこられずに実用にならなかった)やデジタルカメラが10台とか20台、というものであった。同時期に整備が行われた学校では、ほぼ同一のスペックとなっている。
同一スペックと言っても、学校によって、例えばPaint Shop Pro ではなくてPhotoshop 5.0 LE であったり。つまり、県が発注する規格書には「このような機能を持つソフトウェア」という書き方がなされていたものらしく、また、各現場でソフトの指定をすることは、もうできなくなっていたのである。
その中で、ワープロと表計算については、MS-Officeで決まりであった。

その前年か前々年、つまり99年か2000年であったと思う。神奈川県で今後公式に使うワープロソフトと表計算ソフトはMS-WordとMS-Excelとする、ということが決められた。
また、MS社にスクールアグリーメントというソフトウェアライセンス形態ができた。
こういったことにより、生徒用実習機に入るソフトウェアも、WordとExcelになっていったのだろう。

ここで、また一度切ることにする。

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February 09, 2007

PASMO運用開始だが

3月18日からPASMOの運用が開始される。
注目されるなか、新しいものが生まれるわけで、何となくうきうきする気分ではある。
でも、私は、しばらく申し込まないでおこうと思う。

1.干渉の恐れ
私はすでにSuicaを持っている。今度PASMOを持てば、互換性の高いICチップ入りカードが2枚となり、それらは同じパスケースに収めて携帯することになる。入れ方や持ち方に工夫をしたとしても、これを改札機のアンテナにかざすとき、干渉したり、両方が反応して2人分の精算が行われる恐れはないのだろうか。いまのところ、そのあたりの案内は見あたらない。また、取り出して1枚だけを改札機にタッチする使い方をするのでは、磁気カードから乗り換えるメリットが大きく減殺される。

2.PASMOのメリット
Suicaとの相違点に、私鉄の定期券機能を持たせられるかどうかがある。これについては、私の通勤定期は東急線の横浜までとなっているので、PASMOに移行させることができるのだが、券の厚みはかなり増す。パス入れごと、あるいはカバンに入れたまま改札機にタッチ!で済むようになれば嬉しいのであるが、上記1.の理由により、そのメリットは享受できない。
定期券のある区間とない区間を通して乗車したときに自動的に精算してくれるのはメリットである。しかし、これについても、私にとって具体的にはみなとみらい線を使う場合だけが該当し、それならば、磁気券のパスネットを1枚持っていればよい。磁気定期券との2枚差しは面倒ではない。

3.チャージとそれに伴う金銭的メリット
PASMOへのチャージは、発行者の系列クレジットカードを使うことが推奨されている。私の場合、TOP&というカードが該当し、そこからすでに記名式PASMO申し込みのためのダイレクトメールも来ている。これを申し込めば、改札機通過時に残額2000円以下となると自動的に3000円がチャージされるというサービスを受けられる。便利だと思う。
しかし、このクレジットカード使用時に発生する、いわゆるポイントの付与率が、いささか低い。利用額によって変動するらしいのだが、金額換算で0.2%から0.5%である。
これに対し、ビューカードでSuicaにチャージすれば、金額換算のポイント付与率が1.5%ある。ルミネ商品券で受け取れば2%近い還元率となる。
したがって、電車やバスの運賃、コンビニなどでの少額決済手段として同列に考える場合、Suicaビューカードの方が圧倒的に得である。PASMOを新たに持つメリットはない。

そんなわけで、PASMOは気になるけれども、当面は見送りなのである。

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February 07, 2007

ThinkPad関係の記事

昨年の今頃、ThinkPad i Series 1162-72J 中古品を買ってきて、いじっていた。
そのときにいくつか書いた記事に対し、いまだに、サーチエンジンから飛んでくるアクセスがけっこうある。

そこで、ばらばらに書いてあった記事ひとつずつに、前後の記事へのリンクを付けた。いささか手間だったが、せっかく来てくれたお客さんには、書いたものをみんな読んでいってもらいたいと思う。
その最初の記事はこちら

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February 06, 2007

ニッケル水素の橙とニカドの黄緑

2月3日の記事の続きである。

学校へ行って、いくつかの銘柄の単三型ニッケル水素蓄電池、それにニカド電池を並べて写真を撮ってきた。
光源は直射ではない太陽光、だから色温度は高い。カメラはごく簡易なもので、露出は自動である。jpegで撮ったまま、トリミング以外の画像処理はしていない。

Battcol0Battcol1
Battcol2Battcol3

1月29日の記事と同じく、左上がオリジナルの画像。これを、Fujitsu ColorDoctorで処理した画像があとの3枚。右上が赤感覚欠損の第一色覚、左下が緑感覚欠損の第二色覚、右下が青感覚欠損の第三色覚の見え方をシミュレートしたフィルタリング画像である。

予想通り、第一色覚と第二色覚の人には、ニッケル水素の橙色とニカドの黄緑色は見分けにくいものであることがわかる。


視覚、とくに色覚について、少数派の人たちに対する配慮が足りない例を挙げる記事をいくつか書いてきた。

このような例は、視覚だけではない。
例えば、私たちは職務として生徒の健康診断をおこなうが、聴力検査の担当になると、高音域や低音域が聞こえにくい生徒が少数ながらいることに気がつく。
そういった人にとって、「外線の着信と内線の着信で呼び出し音が異なる電話機」の音は、聞き分けることに困難はないのだろうか?

ユニバーサルデザインということが言われる。それは、品物の形状について議論されることが多いように思うけれど、視覚や聴覚の個性の幅について考慮することも重要だろう。なかなか、体験・想像することが難しいのだけれども。
そして、こういうことも、情報科の見渡す地平に含まれると思うのである。

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February 04, 2007

掲示板の次は「プロフ」ページで

「プロフ」というものがある。プロフィールの略である。
知らないと何のことやらなのだが、要するに自己紹介のページで、携帯電話端末での表示に最適化されている。指示に従い、対話的に操作をしていくと、体裁の良いページができあがるようだ。画像やリンクも張ることができる。無料でそういうものを作れるサービスを提供するサイトがいくつかある。

ここにURLを載せてもいいのだけれど、…まあ、ちょっと、一呼吸おいてみよう。

さて、特に女子生徒はこういうものが大好きである。オンライン交換日記というかプリ帳というか。わいわいと盛んにやっている。
そして、さっそく、困ったことが起こっている。個人情報を無防備にさらしてしまう者が多いのである。

何しろケータイであるから、仲の良い友だちとだけつながっているような錯覚を覚えるのだろう。あ、いや、なにも仮想空間だけの問題ではなく、街路や交通機関の中での立ち居振る舞いにおいても同じなのであるが、他人の存在、人目を意識しなさ過ぎるのである。

掲示板のほうは落ち着いてきているのだが、今度はこれ。とりあえず一学年では情報が必修なので、ネットワークリテラシーに関連させて、私が授業の中で全クラスに注意を喚起することになった。
話のしかたは、基本的に、警告や注意をするのではなく、ネットワークの使い方を支援するよ、というもの。その中で、こういう情報を出してしまうとこういう危険があるでしょ、と指摘する。そのようにしないと、生徒の気持ちに浸透しない。効果が出ない。

生徒の反応はいろいろである。大人がだれでもパソコンから見ることができるのだということを知らなかったらしい者もいるし、教員に見られたことを、想定外、不快に感じている様子の者もいる。そうか、そういうことは書いちゃいけないんだ、と受け取った者、そんなこと書くなんて信じられないと口にする者。また、某高校で問題になってるらしいですよ、と教えてくれる者。などなど。

私の話の後で、さっそくページを編集して個人を特定しにくく直した者もちらほらといる。しかしその一方で、相変わらずの者もいて、なかなか、薬の効きはめざましくはない。

話の中で、生徒には、君たちはネットワークの世界を補助輪付きの自転車でよたよた走っているということを自覚しなさい、と言った。転んだりぶつかったりして痛い目にあわないように、折に触れて、また生徒たちの発達段階に合わせて、指導を入れていくことになるだろう。
ネットワークの方も、発達(だか退廃だか)し続けているわけであるし。走りながら考えて対応だ。

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February 03, 2007

ニッケル水素が橙でニカドが黄緑とは

カテゴリが行ったり来たりしているが、1月29日の記事の続きとなる。
などと書くまでもなく、%タイトル% だけで用がすんでいるようなものである。でもまあ、少しだけ。

デジタルカメラを何台か持っているのだが、そのうちの2台が、電源として単三型電池を使うタイプのものである。もちろん、アルカリ単三を常用するのは現実的ではなく、ふだんはニッケル水素蓄電池を使うことになる。そのために、単三型ニッケル水素電池を4本×3組用意してある。
これらは、メーカーや品番は違うものだが、おそらくいずれも三洋電機モバイルエナジーのOEM品である。そして、その外装の下部には、オレンジ色の帯と、充電再使用を示すマークが刷り込まれている。
ニッケル水素電池のメーカーは、三洋電機モバイルエナジーのほか、松下電器があるが、こちらの製品も、同様のオレンジの帯が巻かれている。つまり、電池の下部が橙色であれば、それはニッケル水素電池である、と分かるように、メーカー間で(文書によるものかどうかは別として)協定されているのであろう。

なぜ、そのような識別色が必要なのか。それは、区別されるべき対象が他にあるからで、その対象は、ニカド電池である。公称電圧は同じだが、容量や充電器の問題があるわけだ。
そして、そのニカド電池であるが、識別色が黄緑色なのである。

この、橙色と黄緑色というのは、第一色覚・第二色覚の人には、きわめて区別しにくい色である。それをニッケル水素とニカドの識別色とするのは、配慮を欠いたものだと言わざるを得ない。
私はニカドの単三も持っているのだが、いま学校に置いてある。週明けになったら、ニッケル水素と並べて写真を撮り、富士通ColorDoctorでフィルタリングして、このブログに上げようと思っている。

一次電池については、普及型マンガンが赤色で高性能型マンガンが黒色、アルカリが金色となっている。これは、たまたま松下のハイトップが赤でネオハイトップが黒であったものに他社が合わせたのだろうが、識別しやすい色づかいである。
充電式電池についても、それにならい、かつそれ以外の色をと考えたのだろう。しかし、よりによって、と思うのである。

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February 01, 2007

クレジットカード切り替え

世間並みに、クレジットカードを何枚か持っている。

そのうちの一枚が、「ルミネカード」というものであった。これは、「えきねっと」を使うために持つ必要があるビューカードに、系列の駅ビルルミネのカードがジョイントされているものである。さらに加え、VISAか何かが付いている。

このビューカードに、Suica機能を付けることができる。ルミネカードでも同様である。
私は、ルミネカードに加えて別に単機能のSuicaも持っていて使っている。これが一枚になることは、パス入れの厚さを減らすことになるし、またSuicaにチャージするのも楽になる。今後、改札通過時に一定額以下になると自動的にチャージしてくれるサービスも始まるようだ。
これは、切り替えを申し込まなければ。

そして、今日、新しいカードが届いた。
今までのルミネカードに比べ、どうも、厚紙に柄を刷っただけのもののように見えて、安っぽい感じを受ける。番号や氏名のエンボスが廃止されて印刷だけになっているのは薄くなって良いと思っていたが、これもまた、クレジットカードというモノとしての主張が弱くなる原因となっている。

まあ、機能面では進化したのだし、使っていこう。
とりあえず、今のSuicaのチャージ金額を使い切って解約しないと(Suicaにチャージ残がある状態で解約すると手数料を引かれる)。
そして、Pasmo運用開始に備えよう。3月からは、パスネットとバスカードもPasmoに統合され、Suicaと相互乗り入れになる。交通系プリペイドカードの大連合だ。

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