« ワンセグって何? | Main | セキュリティ機能付きUSBメモリ »

January 11, 2007

死電区間で停止すると

このblogの趣旨に合わないのだが、あまり面白かったので。

JR線の電化方式には、大きく直流と交流がある。そして、線路は続くよどこまでもであるから、つながった線路の上で、方式を切り替えている場所が生じる。直流1500Vと交流20000Vの架線をそのままつなぐわけにはいかないので、一定の長さの電圧がかけられていない区間をはさむようにしていて、これを死電区間(デッドセクション)という。電車がここを通過するときは、モーターを切り、惰性で通過しながら受電の方式を切り替えているわけである。

今日、JR水戸線で、運転士が置き石により異音を感じたので緊急停止したら、そこが小山~小田林間の死電区間だった、という事故が発生した。ここの死電区間はわずか45mだというが、ローカル線の電車で短い編成なので、パンタグラフ全て(たぶん2つ?)がこの区間に入った状態で止まったらしい。動力が得られないから、発進することができない。
これを救援するのに、結城方、つまり交流方から列車を向かわせ、当該の列車と連結。救援列車の交流動力で小山方(直流方)へ少し押し出して停止。救援列車の電気を切り、事故列車の直流動力で、救援列車を引っ張りながら小山まで向かった、ということである。この間、2時間半。

不謹慎ながら、こういう事故の処理をすることは、パズルに似た問題解決に相当するように思った。

|

« ワンセグって何? | Main | セキュリティ機能付きUSBメモリ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/69195/49242050

Listed below are links to weblogs that reference 死電区間で停止すると:

« ワンセグって何? | Main | セキュリティ機能付きUSBメモリ »