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October 31, 2006

ルソーの見た夢、ルソーに見る夢

おとといの日曜日の話。

Rousseau世田谷美術館に、アンリ・ルソー展を見に行った。「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」というタイトルである。
(リンクはこちら。ただし、このURLでこの展覧会のページが見られるのは会期終了までだと思う)
世田谷美術館も、開館20周年になる。できたばかりのころ、尾山台に一人暮らしをしていた私は、ときどき散歩がてら環八を歩いて見に行っていた。
今回出かけたのは、もう、ずいぶん久しぶりになる。二子玉川からの東急コーチがなくなっていた…。

さて、ルソーである。20世紀美術界で特異な存在であるというが、なるほどと思う。うまいのかへたなのか、よくわからない。
ただ、素朴派とよばれている通り、何しろ自分にはそう見えたのだという形態、色彩をもって、ちみつな筆致で描き込まれている。
そして、何枚も見ているうちに、なんとなく、その世界に説得されてしまうような気になってくる。

展覧会の最後の方に、現代作家による、ルソーの作品を元にした創作、あるいはオマージュというのだろうか、そのような作品が並べられている。
パロディとは違うのだろうが、しかし、元になる作品に、権威なり存在感なり、とにかく値打ちをみとめている多くの作家によって、このような作品群が作り出されているという事実が、重みを持って迫ってきた。
妻は、元の絵よりも、この虹みたいにきれいなのの方がいいな、などと言っているのだが…。

サルとオレンジの絵のポスターを買って帰宅。

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Comments

実は私、20年前に世田谷美術館の近くに住んでいました。(旧大蔵病院裏・目黒星美学園隣)ただ美術的素養のない私は砧公園に行っても美術館に入ることはありませんでした。

開館した年の暮れには稲城市へ転居してしまい、結果的に一度も行ったことはありません。美術の知識のない自分を残念に思います。

これからもaromatic Kamさんの幅広い話題投稿に期待しています。

Posted by: Hiroshi Tanaka | November 04, 2006 at 21:00

こんにちは。いや、何でも良いから「本物」をたくさん見なくちゃいけないと思って、油絵でも陶芸でも写真でも書でも、なるべく足を運ぶようにしてるんです。
子どもにも、いろいろ見せてやろうと思って連れて行きます。でも、私自身が小さいときに父に「日展」に連れて行かれて非常に退屈し、かえって現代美術から遠ざかってしまったという経験がありますので、その轍は踏まないように気をつけています。

Posted by: aromatic Kam | November 04, 2006 at 21:33

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