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October 07, 2006

遺失物データベース

忘れ物を受け取りに行ってきた。
そういうことになった事情は、個人的なことだし、また特に面白いものでもないので、詳述しない。

まず、電話で問い合わせをする。JR東日本の列車内に今日置き忘れたことがわかっているので、電話番号は、このページに記載されている、050-2016-1601である。
電話をかけると、いろいろ質問される。忘れ物をした日付、列車、品物の種類を、答えていく。電話の向こうでは、パソコン端末にそれらを入力、あるいは項目を選択している音がする。
そのうちに、私が言っている状況、品物の種類に合致するデータが見つかったらしい。現在それは、「東京駅新幹線1番ホーム事務室」に置いてあるとのことであった。

東京駅の、東北秋田山形上越長野(ふぅ)新幹線改札へ行き、こういうことなのだがと言うと、

駅務員嬢「1番ホームですか?21番ではありませんか?」
私「いや、私もそうじゃないかと思うんですが、1番ホームと言われたんですよ。聞き間違いでしょうか」

本当は、20番線21番線ホームのことを、JR東日本の新幹線1番ホームとか、社内の一部で呼んでいるのではないですか、などと言いたいところだったけれども、事態をややこしくしそうなのでがまんした。
がまんしていたら、例のレシートのような乗車券用紙で何かプリントアウトし、そこへ「遺失」だったか、手書きで書き入れた証明書をくれた。これで入場して聞いてみるように、とのことである。

ホーム事務室へ向かう。経緯を説明すると、係員さんがスチールキャビネットを開けている。私からは見えない。品物についていくつか質問され、正しく答えると、品物を出してくれた。そして、身分証明書を示し、受領書を書いて、品物を渡してもらった。

ところで、私がやりとりしている間にも、車内整備(つまり清掃)スタッフさんたちが、ひんぱんに出入りしている。忘れ物を持ってきては、係員さんたちと、その品物の見つかった場所や特徴などを記載していく。それらは、直ちに端末に入力され、登録されていくのだろう。

忘れ物をしても、電話をかければすぐに所在がわかり、取りに行ける。当たり前のように思ってしまうが、以前は、こんなサービスは考えられなかった。
それを可能にしているのは、もちろん情報通信技術の発達によるものなのだけれど、その末端では、人間が手間ひまをかけて、データを入力している。だからこそ、なのである。

ここでも。コンピュータの向こうには、人がいるのだ。

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