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August 09, 2006

古いフロッピーディスクを読む

職員室で仕事をしていたら、呼ばれた。

「嘉村さん、DOSのテキストファイルって、Wordじゃ読めないの?」

そんなことはないはずである。自席を立ち、共用パソコンのある印刷室へ行った。

彼女は、NECの、Windows2000の入っている(その程度に古い)スリムタワー型マシンで作業していた。そして、紙箱に5インチフロッピーと組になって入っている、3.5インチのほうのフロッピーをドライブに入れて読み込もうとするのだが、「このディスクはフォーマットされていません」というメッセージが出るので、困惑して、私を呼びに来たのであった。
とりあえず、フロッピーを取り出して見てみた。シャッター上には、DOS8という文字が見えた。

「これは、昔のPC-9801のフォーマットかも知れませんよ。これが読めるマシンを探さないといけませんね。このNECのマシンで読めないんですから、これ以上古くて動くマシンがあるかどうか…。あ、そうだ、ひょっとしたら。」

職員室中央に、教育用ではなく、服務処理などをするための共通利用パソコンが2台ある。これは富士通製FMV-BIBLOであるが、もしFMRからの互換性を今に至るまで保つよう考えて作ってあるとすれば、電電フォーマットの1024バイト/セクタ2HDを読めるかも知れない。

やってみた。読めた。

中身は、何か小さいプログラムがあって、そのほかに、ファイルがいくつかのディレクトリに分けて収められていた。試験問題である。彼女は、そこから、いわゆる本文だけを取り出して使いたかったものらしかった。
ファイル名をよく見ると、同じファイル名で拡張子が違うものが3つ組になっている。これは一太郎Ver.3の文書データである。この拡張子.JXWのファイルが本文のテキストで、あとの2つは修飾とか書式のデータです、などと説明すると、きちんと分かってくれる。それくらいのスキルは持っている人である。
あとは自分でできる、とのことだったので、私は手を引いた。

ところで、最初の質問で、彼女は「DOSのテキストファイルが読めない」と言ったのであった。
推測するに、この教材フロッピーの説明書には、「本文はテキストファイルになっているので、一太郎以外のワープロでも本文だけは読み込んで使える」といったことが書かれていたのであろう。

情報の授業をする上でも、こういう経験は、参考になる。

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