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April 25, 2006

電解コンデンサ交換

4月23日の記事より続く)
動作不良の日立Prius550S5SWを修理する。電解コンデンサ6本の交換である。

Chemicon3_1コンピュータのマザーボードであるから、多層基盤となっている。ここに穴が空き、貫通する金属製スリーブがはまっていて、その中にパーツの足が入る。そして、ハンダで固まっているわけである。


不良のパーツを取り去って新しいパーツを装着するのだが、古いパーツを抜くにはハンダごてで基盤 基板 を加熱しなくてはならない。融けたハンダをハンダ吸い取り線で吸い取り、足を抜いて、スリーブ内にハンダが残らないようにする必要がある。加工後も、スリーブと内部の層との導通を確保しなくてはならない。失敗してスリーブを抜いてしまったりしたら、もうマザーはおしゃかである。

Chemicon4_1


実は、こんな作業は初めてである。気をつかう。
Tさんの手伝いを求め、なんとかやり終えることができた。


写真は順に、(1) 取り外した不良コンデンサ、(2) 基盤 基板 に新しいコンデンサを仮に差したところ、(3) 無事に6本のコンデンサを交換したマザー である。

 

Chemicon5_1

ここまでの作業をしたのは昨日である。
CPUの熱伝導性グリスが、固まってぽろぽろになっていた。これを取り去ったが、グリスの手持ちがなかったので、ヒートシンクを付けて通電するのは今日になった。

そして、夕方遅くなったが、全体を組み上げた。通電、起動したら、保持情報が不正であるという警告が一回出たが、その後は正常に作動した。メディアプレーヤで音楽演奏を1時間ほど連続で行わせてみたが、特に異常は見られなかった。

実は、電解コンデンサを買うときは、国産メーカーであればだいたい大丈夫だろうと考えていた。むしろ、大きさの方にばかり注意が行っていた。
だが、Web上の情報をよく調べてみると、電解コンデンサにはいろいろな特性のものがあって、コンピュータのマザーボードに使うときにはよくよく品定めをする必要があることがわかってきた。私の買ってきたのは松下製のFCというグレードのものだったのだが、これについては、CPUまわりにはまったく使えず、電源系にも不適格であるとしてあるサイトもあった。
またしてもがっくり来たのだが、これでも、液漏れ不良品よりは良いだろう、とにかく交換してみようと考えてトライしたのだった。

無事に動いて、ほっと一安心である。これで、部活の生徒用機が1台できた。

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