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March 29, 2006

VAIO蘇生手術

「嘉村さん、セクタが見つからないって言われるんだけど、どうしたらいいの?」

話が唐突である。どうしたんですか?

「いや、リカバリしようとしたら、こうなっちゃうんだ」

同僚が、私物のノートパソコンを前にしている。VAIO の PCG-F20 である。今までも、具合の悪かったことがあり、リカバリしたことがあるという。そういうとき、スキャンディスクをかけたら、不良箇所がでていたとのことである。

数名が集まってきて、いろいろと好き勝手なことを言う。

「Celeron 300 の 6G の Win98 ですか?こりゃもう、買いかえですよ。今だったらデュアルコアだな」
「捨てるなら、どうぞ捨ててください」
「何だ、拾おうと思って待ちかまえてますね?」

開けてみると、メモリが64MBしかない。これ、起動が遅かったでしょう?

「うん、ずいぶん遅かった」

メモリスロットに1つ空きがある。144pin の PC100 でよさそうだ。このあいだ、拙宅でメモリを順番に差し替えていったときに 64M のが1枚あまっていたから、あれを刺してあげよう。HDDも、まあ、1台提供しようか。12Gのがある。

リカバリディスクなどなどと一緒に預かって帰り、パワーアップ手術を施した。

彼は、今年度の分会長であった。その働きはめざましく、書記長の私はほとんど何もすることがなかった。ずっと申し訳なく思っていたところなのだが、思いがけず、年度末になってその罪滅ぼしの機会に恵まれた。

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March 28, 2006

情報処理教室の再編成(続々)

勤務校の、情報処理教室2。

Johoroom2

きのう一日かけて、机を再配置し、積み上がっていたいろいろな荷物を整理した。
そして今日の午前中、新しいマシンが20台納品された。中央の2列に設置する。
情報関係の授業では、この中央のマシンを使い、一般教科の調べ学習などでは、両側2列に置いた古いマシンも合わせて使うことで、1クラス40人を収容できるようにする。

こちらは情報処理教室3。

Johoroom3

教室サイズが一般のHR教室と同じなので、40台入れるのはむずかしい。それで、こちらは20台の部屋とする。
情報関係の選択科目で使う。

情報処理教室1は、冷房や床上げ工事がなされている、40台の部屋である。2と3は、それに比べれば見劣りするが、マシンの性能では1が一番古いものとなった。

再編対象校ではなく、専門コースがあるわけでもない。もちろん専門高校ではない。まったく普通の普通科高校で、これだけの設備があるというのは、非常に恵まれていると思う。
あとは、どれだけの授業ができるかである。

昼前に開梱作業を打ち切り、Gさんにわびながら、出張に出る。都立両国高校で、関東組織の準備会。
夜の反省会と合わせ、またたくさんの刺激をもらった。

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March 27, 2006

ThinkPad改造 mini PCI カード交換

3月26日の記事より続く)
ThinkPad 改造ネタである。

私は遅れてきたThinkPadユーザなのだけれども、いまさらながら、これをいじることの楽しさを感じ始めている。
何しろ、モノがいいことには定評があるし、IBMからは情報が潤沢に提供されている。ドライバなどもどんどん落とせる。ユーザ層が厚く、いろいろな情報もネット上に蓄積されている。そして、パーツ類も、たくさん出回っていて、欲しいものが手に入りやすい。

今日、mini PCI のLANカードが届いた。Yahoo! オークションで落札したものである。
私の機種では、内部の mini PCI スロットには IEEE1394 カードがささっている。背面にはIEEE1394の小型端子と並んでネットワーク用のRJ45端子もあるのだが、こちらはプラスチック製のカバーでふさがれている。
このマシンでデジタルビデオから動画を取りこむことはないし、現状では1394にはそれ以外の用途もない。一方で、PCカードスロット1つのこの機種で、ネットワークにつなぐためにこの貴重なカードスロットをふさいでしまうと、他のことがやりにくくなる。

(もっとも、USBが普及してきた今となっては、PCカードスロットの重要性は薄れている。しかし、そういうことを言うと、手間ひまかけて改造する理由がなくなってしまうから、今は考えないようにする。)

minipc_inic

裏面のネジを何本も外し、キーボードを取り外すと mini PCI スロットが見える。ささっているのが、今回入手したNICである。左が外した1394カード。
コネクタは1394カードにつながっていたもの。ネットワークカードには、別に配線はいらないようだ。
プラスチックのカバーを取り去り、端子を使えるようにする。

再度組み立て、起動する。 無事、Intel 8255x-based PCI Ethernet Adaptor として認識された。

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March 26, 2006

PCネタ二題

USB外付け2.5インチHDDケース

24日の金曜日の晩。

どうもまっすぐ帰宅する気になれず、横浜駅構内を通り抜けてみなとみらい地区へと歩いた。
いつも立ち寄るPCショップで、USB外付け2.5インチHDDケースを見つけた。ほぼ新品の様子だが、ジャンク扱い。ノーブランド。500円。怪しさ満杯、これは買うしかない。気晴らしの遊びにはちょうどいいだろう。

USB-HDD

帰宅して取り出してみると、アルミ製ケースは弁当箱のようになっていて、HDDを上下からカパッとはさんで終わりである。ネジ止めにもなっていない。強烈。
制御チップは MYSON CENTURY の CS8813G というもので、USB-IDEの格安変換チップとして一般的なもののようである。
余っているHDDを入れて、メインのWindows XP機につないでみる。ドライバはいらないはずである。しかし、なぜかうまく認識されず、フォーマットしようとしてもエラーが出る。
そこで、サブのWindows 98機につないでみた。こちらでは、ドライバを入れたら正しく認識され、フォーマットもできた。ファイルの読み書きもできた。
これを、Windows XP機につなぐと、ダメ。意味のないファイル名のファイルがぞろぞろと表示され、ディスクの使用量も不正な値が示されてしまう。

うーん、ジャンキーである。


ThinkPadの電池

2月19日の記事より続く)
中古で買ってきた ThinkPad 1161-72J であるが、付属のニッケル水素電池が意外に元気であった。ほぼカタログ値どおり、2時間半程度もった。
このマシン、充電制御はインテリジェントではないようで、電池がほぼフル充電状態のときでも、一回アダプタを外してつなぐとまた充電が始まってしまう。
こんな状態で、毎日、ACアダプタをつないだりはずしたりしながら使っていた。そしてしばらくたって、また電池の持ち時間を計ってみたら、1時間ちょっとしかもたなくなっていた。やはり、ACつなぎっぱなしで運用すると、電池の劣化がはやいようだ。

この時点で、互換性のあるリチウムイオン電池を買った。軽いし、時間ももつ。

そして、昨日、研究会のあと秋葉原に立ち寄って、ねらいを定めていた店に行き、同タイプのニッケル水素電池の無保証中古品を1個買った。これは、はじめから性能については期待せず、AC運用時につないでおくだけのために買ったのである。すでにある2個の電池を劣化させないことが目的である。
ところが、これを1回フル充電し、放電させ、またフル充電したあと使用時間を計ったら、2時間半もった。

これは喜ぶべきことなのだが、しかし、あてがはずれた。これを劣化させてしまうのは、もったいないではないか…。
3月27日の記事へ続く)

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March 25, 2006

アメリカンアンティーク・キルト展

日本橋三越新館ギャラリーで開かれている、アメリカンアンティーク・キルト展を見てきた。

quilting展

本当は、妻と娘と3人で見たかったのだが、開催期間中に都合がつかず、私だけで見ることになった。
入場券があるので、先ほどの某研究会に出席していたメンバーに声を掛けたのだが、皆さん気乗りがしない様子であった。デザインだって、情報科の要素の一つなのだけれども。

展示されているのは、主に1800年代中頃から1900年代初め頃までの、アメリカのキルティングである。共立女子大学の所蔵品ということである。
新大陸に着の身着のままで移住し、開拓生活をしていた人たちにとって、布は非常に貴重な必需品であり、端切れを大切につなぎ合わせて使うことが行われたそうだ。そうなのだけれども、その中から、材料をぜいたくに使ったものや高い芸術性をもつものがあらわれて、それがこうして残っているということなのだろう。

私は、服飾文化についてはわからない。縫製の技法についてもあまり興味はない。
だから、もっぱら、色彩や図形の配置といったデザインの面から展示物を見てきた。

図形の配置は、基本的には対称性をもつようになされている。形だけでなく、そこに採用される色彩についても、対称性をもつように選ばれている。見ていて、安定感があり、落ち着く。
ところが、よく見ていると、どうしたわけかわずかに対称性が崩れるような色彩配置が行われている箇所があったりする。これはその色の布が不足したのか、それにしてもなぜ、と思っていたら、別の作品のところに解説があった。「完全なものは神様だけ」ということわざに則って、わざとそのような場所をつくっているのだという。
へえ。日本でも、萩焼の茶碗の糸底をわざと切り欠いたりするが、…それとは違うか。

星の図柄が多い。キリスト教の教義にちなんだ物らしい。
その星が、たしかにまたたいて見える作品がある。中心が濃紺、そのまわりが黄色、という具合に、色相・明度の差の大きい色を配置することで、そのような効果を出しているのだという。
じっと見ているのに、星がまたたく。これは、視線の微細な動き・ずれが起こるとき、コントラストの高い線が振動して残像効果が発生するからのように、私には感じられた。
こんな技法があるのだ。

無名の人がつくった作品がほとんどであるだけに、制作年代の特定がむずかしい。そこで、染色に使われている合成染料を特定することにより、その染料が発明され使われるようになった年代と照合することで、作品の制作年代を推測する方法が解説されていた。
これは、破壊分析である。糸を数cm切り取り、染料を浸出させ、HPLCで分析して保持時間から染料の種類を決めていた。
でも、紫外部のチャートしか示されていないのに、ここのピークは赤い染料だとか書かれても、なんだかなあ、と思う。

日本の刺し子なども展示され、まずまず、見ごたえはあった。

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某研究会

午前中から地下鉄に乗って出かける。

時間を調べて出てきたわけではないのだが、ジャスト・イン・タイムで、目的地そばの地上に降り立った(上り立った)はずだった。
しかし、どうも、変である。靖国通りの歩道に出てきたつもりが、ここは、目白通りと書いてある…。
そうか。おりるべき駅を間違えて思いこんでいて、一駅乗り過ごしたのだ。しかも、改札を出てから地上の出口までの長いアプローチの感じが似ていたので、地上に出るまで気がつかなかったというわけだ。
我ながら、何ということだろうか。
metropassしかしまあ、今日は営団地下鉄東京メトロに何回か乗るつもりだったので、こういうキップを買っている。
予定より1乗車分余計に改札機を通し、本来の目的地まで戻った。10分ほど遅刻した。

研究会では、いつものことだが、えらい人たちやすごい人たちを相手に好き勝手なことを言った。言いながら、自分の中に、普段の仕事で消えかかっているやる気が少しわいてくるのを感じる。

四月から守秘義務が外れるのだそうだ。今度書くときは、某研究会などとする必要がなくなる。

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March 22, 2006

情報処理教室の再編成(続)

今日は球技大会2日目。
女子サッカーの会場担当が朝一番で入っていたが、その次の仕事は13時半に理科の打ち合わせ、さらにその次が16時に学年の打ち合わせ。あとはフリー。
そこで、教室の再編成作業を一気に進めた。

3階から2階へ、生徒機20台と教員機1台を移動。4階から2階へ机を2台移動。セッティング、配線。
移動は一部Nさんに手伝ってもらったけれど、設定は一人で行った。

暗くなってから、新しい場所で、コンピュータが一斉に立ち上がって動いている。まだサーバにアクセスできないのでプロファイルを読み込めないが、故障させないで無事に移動できたようだ。

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March 21, 2006

玄箱HDD交換

玄人志向の「玄箱」を使っている。
いつ買ったのか覚えていないが、このblogにそのことを書いていないはずだから、1年半以上前から使っていることになる。

家庭内で、別にNASが必要であったわけではない。ただ、これはちょっとがんばるとPowerPCのLinuxマシンになるということだったので、それがやってみたくて買ってきたのだった。
しかし、実際には、添付CDに入っているシステムを転送して使い始め、それは試運転のつもりであったのに、そのままずっと使い続けてきてしまった。

HDDは、そのときにすでに中古であって余剰になっていた、Maxtorの120GBのものを入れた。7200回転であって、うるさいし、夏は発熱が気になった。
それで、毎晩私が寝るときにシャットダウンし、朝起きたときにこれも起動させるという使い方になっていた。

そしてこの冬。毎朝寒いせいもあるのだろうが、起動時に異音がするようになってきた。ぐおんぐおん、ぶるんぶるんと盛大にうなりながら立ち上がる。HDDが寿命を迎えるのも間もないと思わせる音である。大して必要のないファイルサーバであるけれど、運用していれば、それなりにバックアップとしての役割を担ってきている。壊れては困る。

そこで、しばらく前に、交換用のHDDを買ってきておいた。Seagateの5400回転、40Gの新古品が2000円で出ていたものである。
今日、すこし時間がとれたので、やっとこれに換装した。

せっかくなので、初期の目的通り、Linuxマシンにしたいという気持ちがある。
しかし、調べてみると、Debian化するのが一番簡単にできそうなのであるが、このDebianというのは、どうもコマンドがRedHat系と少し違っているようであった。それで、尻込みする。

結局、今までと同様に、普通の玄箱になっている。
うーん、勉強にならない…。

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March 20, 2006

情報処理教室の再編成

今日は、分掌打ち合わせと新旧引き継ぎという設定である。
しかし、わが情報管理部は4名であるはずのところが、私とGさんのほか、臨任教諭が年度途中で離職してその後任が非常勤となってしまったので1名減。もう1名は再任用の方で今日は出勤日ではなかった。結局、Gさんと2人での打ち合わせとなった。

特に分掌として打ち合わせることもないので、ひとつ増えて3教室となる情報処理教室の設定について、2人で話し合う。と言っても、もっぱらGさんが考えて言うことを、私が理解しながらホワイトボードに図示していく形であった。
3つの教室。それぞれ、生徒機の台数、アプリケーションソフト、授業システム設定の有無がちがっている。これを、なるべく使い勝手がいいように、かつ、サーバからの管理がわかりやすいように、設定を考えて決めていく。
まあこれで良いのではないかという線が決まったが、私たち以外に授業を持っている数学科のメンバーがこれで納得してくれるかどうかは分からない。

そのあと、仮称情報処理教室3の整備。生徒用のコンピュータデスクを1つ運び入れて予定数の10台とし、考えていた配置に並べる。そして、買いためてきた電源ケーブルやイーサネットケーブル、スイッチングハブなどを仮置きする。
これで、まだまだ移動作業はたくさんあるけれども、一応、28日に納入される生徒用機を受け入れるめどがついた。

22日には、移動作業にかかろう。

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March 17, 2006

USBフラッシュメモリ

職場で、仕事に使うデータをどうやって保存するか。

自前でUSBメモリを用意して使っている人もいるが、それは少数派である。
多くの人は、まだ、フロッピーディスク。あるいは、MOを使っている。
ファイルサーバも、かなり使ってもらえるようになってきたが、校内のどのコンピュータからもアクセスできるわけではない。やはり何かしらリムーバブルメディアが必要である。

そこで問題になるのが、フロッピーがこわれること。
MOも、640MBのものは、メディアを認識できなくなる事故がたまに起こっている。これは、被害が大きく、データを失った担当者は、精神的にもダメージを受ける。

こういう事態を受け、職員全員にUSBフラッシュメモリスティックを配布することにした。番号を付けて台帳で管理し、2年ほどで回収して新しいものに更新しよう、こういうやり方をすればファイルを失ってしまう事故がだいぶ防げるだろう、というわけである。

フロッピーなどと違って、値段も少々張る。だから、必要ならいくつでもどうぞ、という形にはならないし、管理の方も、1個ずつ誰が持っているか把握できる。昨今問題になっている、個人情報の持ち出し、漏洩の危険性も、今より減ることが期待される。

いろいろな意味で、効果を上げて欲しい。相当額の予算を付けるのだし。

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March 16, 2006

400年に一度の

これは、このブログ400本めの記事となる。
そこで、今日の話題であるが、それにちなんだというわけではない。まったく偶然のものである。

この3月いっぱいで教職を離れるTさん。身辺の品物をいろいろと整理されている。前任校からずっと使ってこられたノートパソコンも、もう処分されるのだということで、それを、話の成り行きで何となくもらい受けることになった。

Dell の Latitude XPi という、だいぶ古い物である。Pentium 133、メモリはモジュール2個を増設しても32MB。HDDは1.4GB。SVGA。Windows98が入っていた。
他はともかく、メモリが少なすぎる。よくがまんして使っていられたなと思う。

biosそれでも、せっかくなので、少しいじってみる。
BIOS画面をチェックしたら、時計が大幅に狂っていた。日付からおかしい。これを合わせようと思ったら、…あれ、日付が合わせられない。
というか、日付を合わせると、曜日がずれるのである。今日3月16日は木曜日なのに。
これは、一種の2000年問題であろう。


言うまでもないことだが、現在私たちが使っている暦はグレゴリオ暦である。
これによれば、1年間は、まず365日を基本とする。
次に、4年に一度、閏年を設けて366日とする。1年あたり 1/4日の加算。これで、365.25日。
その次に、100で割り切れる年については、閏年としない。1年あたり1/100日の減算。これで、365.24日。
さらにその次に、400で割り切れる年については、閏年とする。1年あたり1/400日の加算。これで、365.2425日となり、天文学上の1年にかなり近づく。

この、400年に一度の部分の例外処理がきちんと行われていないプログラムがあちこちにあったらしい。
Word98で日付を使うと、2000年2月29日以降に曜日がずれるというバグがあったようだが、これはその例だろう。
プログラマが暦のルールを知らなかったのだろうか。

さて、TさんのDellのノート機である。そのとき以来、日付に対してひとつ進んだ曜日を刻んだまま今日に至ったものと思われる。修正BIOSが出ているのかも知れないが、もうこのマシンには、あえてそういうことに気づかせることもないだろう。これで天寿を全うしたものとする。合掌。
あ、HDDだけ取り出してUSB外付けケースに入れれば、使えるなあ。はぎ取るか。

ふと、羅生門を思い出した。
Tさんは、国語の先生である。

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March 15, 2006

SCSI機器を廃棄

自宅PC周辺にあるSCSI機器を、すべて廃棄した。

数年前、ここにあったタワー機は、最初から SCSI HBA が装着されて売られていたものだった。Adaptec の ISA 接続、低速の規格だったが、スキャナなどを購入して接続するには SCSI カードが必須だったのだ。
その後、HBA は TekramのPCI接続のものに買い換えた。最盛期には、内蔵 CD-Rドライブ、内蔵HDD(CDを焼くデータを置くために奮発した)、外付けHDDユニット、外付けCD-ROMドライブ、シートフィードスキャナ、フィルムスキャナと、SCSI ID を使い切らんばかりだった。ノート機からもこれらの機器を使うために、PCカードのSCSI HBA が必要であったが、それも3枚まで増えた。ケーブルや変換コネクタも各種そろっていた。
しかし、これらの機器も、故障したり時代遅れになって、ATAPI や USB の機器にその座を譲るようになってきた。使わないのに場所だけはふさいでいる状態になっていたので、思い切って処分したのである。

時間をかけて分解し、金属ゴミとそれ以外のゴミに分けていく。改めて中を見るのだが、何というか、ゆったりと作られているいい装置だと感じる。

結局、学校に持って行っている、もとICMの外付けCD-ROMのドライブをキャディタイプのCD-Rに交換した装置と、PCカードのHBAだけを残した。これらは、1スピンドルのノート機にOSを入れるときなどに重宝する。過去にひろく使われた規格の強みであるが、もはや、日常的に使うことはない。

もっとも、職員室で私の斜め向かいに座っているNさんは、SCSI の PDドライブを現役として使っている。DVD-RAMで良いじゃないですかと言うのだが、どういうわけかPDにこだわっている。
でもまあ、こういう変わった人を別にすれば、一般のPCユーザーには、SCSI はもはや不要な規格となってしまったと言って良いだろう。
少しさみしいのだけれども。

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March 12, 2006

プレゼン評価

いよいよ期限が迫ってきたので、日曜の晩に評価をつけている。修学旅行のプレゼンである。

欠席が続いていた者などは別として、予定の授業時間に発表をした者については、ビデオ録画を撮ってあるから、それを再生しながら評価していく。授業中は、私は発表の進行で手一杯であって、同時に評価を付けることはできなかった。
それから、ここは意見が分かれるところだろうと思うけれど、発表の様子とは別に、パワーポイントで作ったスライドを配付資料としてカラー印刷したものも、評価の対象としている。これは、生徒にもそのように伝えてある。発表のビデオを見ながら、こちらも評価する。

2クラスで同じ題材を扱ったのだが、発表の雰囲気が、だいぶ違ってしまった。生徒たちは、どうしても、回りに合わせてこれくらいやればいいんだろう、という姿勢をとりがちなので、しっかりやる雰囲気になれば皆がよく取り組んでくれる。しかし、その逆になることもあるわけで。
これに対し、配付資料の出来のほうは、そんなには違ってこない。なぜなのだろうか、面白いものだ。

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March 11, 2006

宇治山哲平展

東京都庭園美術館へ行き、宇治山哲平展を見てきた。

亡くなって20年になるこの画家を、私は知らなかった。実際、没後は忘れられかけていた存在であるようで、首都圏でまとまった展覧会が開かれるのは30年ぶりとのことである。

この画家は、版画を制作したり、一般的な具象画を描いたりしながら、だんだんと抽象画を専門とするようになった。
その抽象画というのは、○や□や△、それに、これらを組み合わせた図形を、画面上に配置したものである。配置のしかたは、作品によって、位置も大きさも不規則なものだったり、矩形に区切られたマス目の中に同じ大きさで置かれたりと、いろいろである。

これらの絵は、その独特な構図もさることながら、絵肌に特徴がある。油彩であるにもかかわらず、つややかで刷毛目のある表面を持たない。ザラッとした砂壁のような、しかし、緻密な、輝く絵肌なのである。これは、Web上の画像や印刷物で見たのではわからない。作品を間近で見た者だけが享受できる幸せである。
この表面をつくるには、水晶の粉末を使う。
まず、普通に油絵の具を混ぜ合わせて望みの色をつくる。そこへ水晶の粉末を混ぜ合わせて、和菓子の黄身しぐれに使う餡のようなペーストとする。これを、ペインティングナイフでキャンバスに薄く塗りつけて、独特の絵肌を作っているのであった。

画家が使っていた画材も展示されていた。古びた絵の具のチューブのラベルからは、"Cadmium Green" "Cadmium Red" "Cadmium Scarlet" といった文字が読み取れた。カドミウム系顔料の鮮烈な色彩を好んでいたことがうかがわれた。

ティーラウンジ、庭園ともに、今まで私たちが何回かここへ来たうちで一番混んでいたように思う。画家のネームバリューを考えると、ちょっと意外であった。まあ、庭園の方は、紅白の梅が見頃であったのだけれども。

庭園美術館

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March 10, 2006

新江ノ島水族館見学

勤務校の「総合的学習の時間」には、「多様な講座B」というプログラムがある。
これは、生徒の興味関心に合わせ、原則的に学校外の施設などに出かけて見学・体験をしてくるものとなっている。1,2年生共通である。

教員全員が、それぞれプログラムを考えて提出し、生徒を募集する。
私は、埼玉県東松山市の丸木美術館へ出かけて原爆の図を見学し、沖縄修学旅行と合わせての学習プログラムとするというものを出した。しかし、生徒の応募は低調であって、講座としては成立しなかった。

新江ノ島水族館の水槽こういう場合、不成立講座の担当教員は他講座の応援要員とされる。私は、新江ノ島水族館見学コースの補助に充てられた。
この講座には、1年生15名、2年生15名の30名が参加してくる。この生徒たちを、学生団体として、教員2名で引率して見学させるわけである。

旧の江ノ島水族館には、取り壊される少し前に一回だけ行ったことがある。道路の海側に新しく建物が建設され、移転して新江ノ島水族館となってからは、初めてであった。

水族館は、よくできていた。昔のように、ただ数多くの海産生物を見せるというのではなく、例えばクラゲをテーマにした部屋があったり、深海底で火山ガスの化学エネルギーにたよって暮らしている生物を生きた状態でいろいろと見せていたりと、地味だけれども、見ごたえのあるものであった。
ただ、生徒を午前中いっぱい見学させるには、ボリュームは不足していた。熱心に展示物を見て、イルカショーを1回見るのにかかる時間が、2時間程度だろうか。

午後は学校へ帰り、仕事。

夕刻から前任校の仲間と飲み会。これは、楽しかった。

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March 07, 2006

情報部会ネットワーク委員会・幹事会

連続出張の2日目。

今日は、やはり情報部会の、情報ネットワーク委員会と幹事会である。会場は、昨日と同じく、横浜清陵総合高校。
会議のために何回も出てくるのが大変なのは、みんな同じ。で、この時期はテスト中で、仕事のやりくりはつくので、午後の早い時間から会議を入れることにした。まず各委員会を行い、続けて幹事会を行う。終了後、夜の反省会となる。

ネット委で、来年度の研究会の内容を話し合った。
ちょっと毛色を変えて、障害児教育で情報通信機器がどのように活用されているのかを見に行こうという話があり、盲学校に連絡を取ってある。これが1つ。それと、私学の男子校で、年間を通して研究発表をするための授業を組み立てて行っているところがあり、これを見学に行きたい。これが2つめ。3つめとして、著作権に関係した会ができないか、模索しているところ。加えて、都高情研とのお付き合いを大事にしていきたいと思っているので、そちらのほうで部会を企画運営するものに乗せていただいて共催とすることがもしできれば、これもネット委の担当として行うこととなる。実現したら、これが4つめとなる。

幹事会では、各委員会からの報告、審議事項を持ち寄って話し合う。
5月の研究大会。部会の議事のほか、例年、講師を招いて講演を行っている。今年は、「ユニバーサルデザイン」に関わっては日本一ではないかという方とコンタクトがとれるので、できたらその方に講演をお願いしようということになった。ただし、謝礼のほうは、本当に薄謝となってしまう。
研究大会に、教科書会社各社に声をかけて、見本本の展示などを行ってもらおうということをネット委から提案している。反対の声もあるのだが、何とか実現できそうだ。数年越しの課題に見通しがついて、うれしい。教科書会社への連絡、調整などは、私たちネット委の仕事となるのだけれど。

夜の反省会は、いつもの串揚げ屋であった。私は体調が良くなく、生ビール一杯と串揚げ数本だけで、あとはみんなの話を聞いていた。

車両故障のためにダイヤが乱れている東横線で帰宅。駅から歩きながら、いつもの通り、スポーツ飲料のPETボトルを1本飲み干した。

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March 06, 2006

教材開発委員会

今日から、3日続けて、出張の予定が入っている。
学級担任ではないし、テストの採点もないのだけれど、作品を見たり成績を出したりという仕事はある。予算も第三情報教室の整備もかかえている。3日連続というのは、やはり、ちょっと外へ出すぎだろうと思う。

そうは言うものの、無為に外出しているわけではない。それぞれ、必要があってのことである。
今日は、情報部会の教材開発委員会であった。

3つの班に分かれて制作してきたデジタルコンテンツを、批評・検討するのが今日の集まりの目的である。私はハードウェア班に入っている。
班の作品全体や、私の作った項目に関して、いろいろと指摘を受ける。

だいたい、教員というのは、相互評価が下手だと思う。面と向かって、落ち着いて意見を言い合うということをあまり行わない。「先生」「先生」と呼び合い、お互いに相手の言うことを否定せずにものごとを運ぼうとするものだから、なかなか、まとまったものをつくることができない。

しかし、今日の会議は、そうではなかった。MLでの検討期間にはちっとも意見が出なかったのに、オフラインで顔を合わせてみると、なかなか率直な批判の意見がたくさん出た。
私のつくったものにも、いろいろと意見をもらった。言われてみないと気がつかない点を指摘されたのはありがたかったし、事前にそういう話になっていたのだっけ?と、制作のガイドラインの甘さが浮き彫りになるやりとりもあった。

そして、やはり、今日の意見を付けてもう一度制作担当者に返そうということになった。仕上げて公開する日取りが遅れるが、やむを得ない。

明日は情報ネットワーク委員会である。そのレジュメを作らなくてはならないが、さて、…。

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March 05, 2006

Photoshopを教える

応用ソフトの使い方を教えるのが情報教育の目的ではない。でも、その先のことをやるために、ソフトの使い方を説明する時間というものもまた、必要である。

文書デザインの授業内容に、2Dや3Dのグラフィックスを扱う項目がある。勤務校の生徒用機には、Wacomのペンタブレットのバンドル品である、Photshop 5.0 Limited Edition が入っているから、二次元の画像処理を扱うときにはこれを使うことになる。
Photoshop は、言うまでもなくこの手のソフト中のデファクトスタンダードである。バージョンは古いが、他のものよりも高価なPhotoshop が入っていて、これで実習できることは、幸いだとも言えるだろう。
しかし、元々がMacintosh のものであるからだろうか、一般的なWindows用ソフトの操作に慣れた身にとっては、操作体系の違いに戸惑うことがある。

私自身がそんな状態で、昨年末に、3年のほうの授業でクリスマスケーキの販売ポスターをつくるという課題を扱った。
このときは、いつもの授業用自主プリントをつくらずに、教員機の画面を生徒機に転送してPhotoshopの操作を説明する方法をとった。これは、生徒にはきつかったようである。私の方は、あまり細切れに画面を乗っ取って、操作を一つ一つ説明するのは生徒にとってうっとうしいだろうと思って、これくらいなら良いだろうと、いくつかの操作をまとめて説明した。しかし、そうやったらそうやったで、生徒の方では操作を覚えきれないのであった。
本当は、2人に1台のセンターモニタがあるといい。しかし、そのような設備は、望むべくもない。

ここはやはり、教材テキストを作ってやる必要がありそうだ。
そう思っていたところ、古本屋でPhotoshop 5.0 のマニュアル本を見つけた。Mac用の古いムックであるが、基本操作の説明の持って行き方など、参考になるだろう。
今年は、この部分もテキストを作ろうと思っている。

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March 02, 2006

互換性

しばらく前に、メインのデスクトップ機の、光学ドライブを買い換えた。

DVD-RAMが使えることが条件であったので、DVD-Multi、Super Multi、Hyper Multi(紛らわしいなあ)といった規格のものから選ぶことになる。日立LGのGSA-4167B が、あちこちで安く売られているので、これにした。

ところが、このドライブでDVD-Video形式のディスクを焼いたところ、拙宅のDVD-Videoプレーヤでは再生できなかった。PCの光学ドライブでは読むことができ、DVD再生ソフトで見ることができる。メディアは、ちょっと古いが在庫品の三菱のDVD-R、4倍速のものである。これを4倍速で焼いた。ソフトは4167Bに付属のneroである。
今まで、先代のDVD-Multiレコーダーや、PlextorのPX-708Aで焼いたディスクを、DVD-Videoプレーヤで再生できなかったことはなかった。このプレーヤは、-R、+R、-RW、+RW、CD-RやCD-RWのVideo CD と、私が気まぐれで焼くいろいろなディスクメディアを、まったく問題なく再生してきてくれたのである。

まあ、DVD-Videoのディスクを焼くときには外付けのPX-708A を使うことにし、DVD-RAMを読み書きするときやCD-ROMを読むときに内蔵の4167Bを使うようにすれば、問題は発生しない。
しかし、それでは、面白くない。何のためにドライブを買い換えたのかわからない。

さあ、どうやって、どこに問題があるのか詰めていこうか?

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