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March 16, 2006

400年に一度の

これは、このブログ400本めの記事となる。
そこで、今日の話題であるが、それにちなんだというわけではない。まったく偶然のものである。

この3月いっぱいで教職を離れるTさん。身辺の品物をいろいろと整理されている。前任校からずっと使ってこられたノートパソコンも、もう処分されるのだということで、それを、話の成り行きで何となくもらい受けることになった。

Dell の Latitude XPi という、だいぶ古い物である。Pentium 133、メモリはモジュール2個を増設しても32MB。HDDは1.4GB。SVGA。Windows98が入っていた。
他はともかく、メモリが少なすぎる。よくがまんして使っていられたなと思う。

biosそれでも、せっかくなので、少しいじってみる。
BIOS画面をチェックしたら、時計が大幅に狂っていた。日付からおかしい。これを合わせようと思ったら、…あれ、日付が合わせられない。
というか、日付を合わせると、曜日がずれるのである。今日3月16日は木曜日なのに。
これは、一種の2000年問題であろう。


言うまでもないことだが、現在私たちが使っている暦はグレゴリオ暦である。
これによれば、1年間は、まず365日を基本とする。
次に、4年に一度、閏年を設けて366日とする。1年あたり 1/4日の加算。これで、365.25日。
その次に、100で割り切れる年については、閏年としない。1年あたり1/100日の減算。これで、365.24日。
さらにその次に、400で割り切れる年については、閏年とする。1年あたり1/400日の加算。これで、365.2425日となり、天文学上の1年にかなり近づく。

この、400年に一度の部分の例外処理がきちんと行われていないプログラムがあちこちにあったらしい。
Word98で日付を使うと、2000年2月29日以降に曜日がずれるというバグがあったようだが、これはその例だろう。
プログラマが暦のルールを知らなかったのだろうか。

さて、TさんのDellのノート機である。そのとき以来、日付に対してひとつ進んだ曜日を刻んだまま今日に至ったものと思われる。修正BIOSが出ているのかも知れないが、もうこのマシンには、あえてそういうことに気づかせることもないだろう。これで天寿を全うしたものとする。合掌。
あ、HDDだけ取り出してUSB外付けケースに入れれば、使えるなあ。はぎ取るか。

ふと、羅生門を思い出した。
Tさんは、国語の先生である。

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