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February 11, 2006

クレー展

大丸ミュージアムで開かれているクレー展に行ってきた。
クレーの回顧展は、かなり何回も行われてきているらしい。しかし、私たちは、今日がはじめてだった。

クレーという画家については、そういう名前の現代作家がいたということを知っていただけで、ほとんど何も知らずに行った。だから、まったく先入観なしに、作品を見てくることができた。

基本的に、「線」にこだわっている人である。しかし、その線は、ペンで描かれた均質なものであったり、細い線と極太の線を効果的に使い分けているものであったり、異なる色彩の面と面を区切るものであったりと、実にいろいろである。
また、たくさんの作品に使われている製作技法が、バラエティに富んでいる。普通のキャンバスに油彩、紙に水彩。それ以外に、非常に多量の水を使ってにじませた水彩であるとか、麻布にクレパスで塗った絵、厚紙に糊絵の具で描いてそれを別の紙に貼ったりと、さまざまな技法による表現を試行している。
画面に描かれているものも、風景であったり、人物であったり。閉じた曲線から、描かれている対象が浮かび上がっているものもあるし、また、なかなかに理解困難な作品もある。
要するに、非常にいろいろなタイプの作品が集められているのである。
しかし、そこには、やはりクレーの世界がある。抽象的な絵、実験的な手法で描かれた絵であっても、見る者に鋭く迫ってくるという感じはない。私には、とても優しい作品群であるように思われた。

カラーディスプレイにさまざまな色の画像を表示する理屈を説明するときに、例として示すことができそうな絵があった。売店に、その絵の絵はがきがあったので、購入してきた。

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