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January 07, 2006

「iモード事件」松永真理

昨日夕刻、町田高の小原先生のところへ、ちょっと伺ってきた。

時間があったので、まちを一回りした。当然、ヨドバシカメラから始まって、ソフマップでUSB-IDEのアダプタを買ったり、北口で、たしかこのあたりにあったはずの大きな古本屋をさがして歩き回ったり、「絹の道」にそっていまだに栄えている商店街を歩いたりした。楽しかった。

そして、「iモード事件」松永真理 を買った。ちらっとページをめくってみて、読みやすそうだったのであまり期待もせずに買ったのだが、これは大当たりであった。
著者は、リクルート社で「とらばーゆ」編集長などをつとめていたところ、NTTドコモで新しく立ち上げる携帯電話端末をつかったサービスを企画する部署に引き抜かれる。そこで、iモードを生み出していくことになる。
彼女がやったことは、煎じ詰めれば、技術屋サイドの常識をだまって受け入れることなく、一般人・若者の視点を貫いてサービスを立ち上げさせた、ということになるだろう。
こう書いてしまえば、ただそれだけのこと。しかし、そこで起こったさまざまなできごとが、当時者の筆で綴られているのを読むと、心を揺さぶられる。
また、文章がうまい。読みやすいのだが、それだけでなく、伏線が張られていたり、控えめな表現を使っているのにこちらを驚かせてくれたりする。つまり、面白いのである。

著者は、iモードを立ち上げ、そのあと少し世話をしたあと、3年たらずでドコモを退職する。そしてまた、新しいことを始めていく。
すごい。3年で、人はこれだけのことをやれるのだ。
自分の3年間を、振り返ってしまう。何をしてきたのだろうか、自問せざるを得なくなった。

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