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January 31, 2006

氏名と異体字

入選作業で、受験生に渡す書類をいろいろとつくる。

その点検も、授業をつぶして全職員で行っている。質問に来ている生徒を振り切り、部活にも出ないでプリントアウトを照合する作業である。
むなしいものを感じる。私たちは、教員なのだ。

さて、ここでやっかいなのが、異体字の問題である。
異体字と言っても、「島」と「嶋」「嶌」などは、別の文字だとしてもいいかなと思う。しかし、新字体と旧字体は、それは本来、同じ文字の書き分けであったはずである。また、渡辺の「辺」に代表される、いろいろなバリエーションについては、正字をひとつふたつ基準として定めておいて、あとのものはその基準に収束させて取り扱うべきものだろう。
それを、自分の名前の文字はこう書くのだと、細かな部分にこだわるのは、私は正しくないと思う。そういうのは、文化を大切にするといったこととは違うのではないか。
日本語の書法は、字形に対してそんなに厳密なものではないはずだ。楷書、行書、草書のちがいはもちろん、印章に使われる篆書体などでは、ずいぶん字形が違う。さらに、「喜」と「七十七」を並べた文字などは、形はまったく違っているけれども、同じ文字として取り扱われてきている、という例もある。

つまり、書体による形の違いや、書き癖による違い、さらに近年における書き誤りが書類上残ってしまっているものについては、これは異体字として尊重して取り扱う必要はないと、私は考えている。

実は、私は、以下のような経験をしたことがある。
学生のとき、引っ越して住所を移したので、川崎市某区役所から書類をもらって東京都目黒区役所の出張所で住民登録した。当時、目黒区役所では、まだ住所や氏名は手書きであった。
そして、就職してから、東京都某区役所管内にに住民票を移そうと思って、また目黒区役所の出張所で書類を取った。そこに書かれていた私の氏名は、「嘉村均」とはなっておらず、「均」のつくりのぶぶんが「的」のつくりと同じになっていたのである。点が一つ少ないのであった。
私はすぐにそれに気がついたので、これは違っているから直してもらいたいと窓口に申し出た。すると驚いたことに、それは直せないというのである。それはおかしい、こんな文字はないし、また状況から言って川崎市某区役所からの書類を転記するときにここの係員が書き間違えたとしか考えられないのだから直してくれと、私は強く粘った。すると、それでは確認の上訂正しますということになり、たしか電話で川崎市側に問い合わせた上で、ありがたく職権で訂正していただけることになったのである。
私が申し出なければ、新しい文字が一つ、生み出されるところであった。

自分でこういう経験をしているので、例えば渡辺の「辺」のバリエーションなど、そんなものは明治以来のどこかの戸籍係が書き写し間違えたんですよ、と断言できる。お節介ながら、この際、もっと普通のタイプの文字に直しませんか、などと言ってみたくもなる。

そういう認識であるから、入学試験関係の書類をつくるためだけに外字を作成するなど、まったくやる気にならない。
でもまあ、合否結果通知と卒業証書くらいは、本人の申し出てきた文字で書いてあげてもいいのかなあ、ともちらっと思う。

だからさあ、入学願書を書き間違えたりするなよなあ…。

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January 28, 2006

ThinkPad 改造

1月16日の記事より続く)
先日入手した、ThinkPad i1200シリーズ 1161-72J である。ほとんど未使用の、とても良い状態で入手したのだが、やはり今となってはスペック的にはいささか見劣りがする。これを何とかしてやろうと、ここ数日、いろいろといじっている。

HDDは、東芝のMK2018GASが載っている。20GBである。容量は小さいし、東芝独特のカリカリ音もきらいなので載せ替えたい。ただ、予算の問題もあるので、これについて後日の楽しみとする。

光学ドライブは、TEACのCD-224Eが載っている。単なるCD-ROMドライブだし、筐体に合わせて折れ曲がったフロントベゼルのイジェクトボタンが押しにくい。

CD-224E

ポータブルDVD-ROMドライブ Pioneer PCP-PR800D から取り外した DVD-K11 があるので、代わりにこれを装着してみた。しかし、そのまま着けただけではマシンが起動しない。
このマシンは、チップセットが intel 430MX 440MX (2月5日訂正) である。したがって、メモリは256MBまで、IDEチャンネルはプライマリのみ、といった制限がある。HDDとDVD-ROMドライブの両方がプライマリマスターの設定になっているために起動しないものと思われた。
薄型光学ドライブには、マスター/スレーブを設定するためのピンがない。それではHDDのほうをスレーブにしてやれば行けるだろうか。ここを参考に、HDDのコネクタのピンにジャンパを差し込んでスレーブの設定とし、起動させてみた。
すると、確かに起動する。Fedora Core Linux 4 は立ち上がる。しかし、BIOS設定画面では、HDD None などと表示されるし、あとで問題が発生するかも知れない。
そこで、やはりDVD-ROMドライブのほうを何とかしてみることにした。コネクタの47番ピンが、どうもマスター/スレーブを決めているらしい。これが浮いているか、GNDに落ちているかで決まってくるということのようだ。
結局、思い切って、この47番ピンを工具で押し込んでしまった。もう戻すことはできない。

K11_connect

この状態でスロットに装着した。HDDのほうはジャンパを抜いてマスターに戻し、これも装着する。このマシンは、全体をばらさなくてもこういうことができるような設計になっているので、とても楽である。
電源を入れてみると、みごとに起動した。システムからも、ちゃんと見えている。HDDがプライマリマスターでDVD-ROMドライブがプライマリスレーブに設定されたものと思われる。
外観はというと、以下のような具合である。フロントベゼルは、サンドペーパーでかなり削って形を合わせてある。ガンメタリックカラーの筐体にマッチし、なかなかよろしい。

K11

最後に、メモリ。このマシンは、本体に64MBのメモリを積んでいて、別に空きスロットが1つある。このスロットに128MBのメモリモジュールを差した192MBというのがメーカー保証の最大値であって、私が買ったときはその状態であった。
しかし、前述のように、430MX 440MX(誤記訂正)なら256MBまで行けるはずである。ただ、192MBというモジュールがないので、64MB+128MBの192MBというのが最大値とされているということらしい。
256MBのモジュールを差しても、320MBにはならないが256MBまでは認識する、と書かれているサイトもある。ただし、モジュール搭載のメモリチップは選ぶということのようだ。128Mbit品ならばいけることがあるらしい。
そこで、仕事用携帯機であるFMV-670MC3 にささっているメモリを取り外してきて実験してみた。

128bitmemory

このように、この256MBメモリモジュールには、片面8個両面16個のメモリチップが載っている。128x16/8=256である。
この状態で起動したら、なるほど、256MBのメモリ量と認識した。
ただし、これでは、ThinkPadから外した128MBのメモリを仕事用 Lifebook 670MC3 に差さなくてはならない。Lifebook が128MBではダメなので、これについてはやってみただけで、元に戻すことにする。

こんな具合で、この型落ち ThinkPad もだいぶパワーアップできることがわかった。
まあ、CPUがモバイルCeleronの700MHzであるから、Windows XP がサクサク動くというところまでは無理である。でも、Windows2000で仕事用に使うくらいだったら、もう少し手を加えれば十分いけそうである。
2月11日の記事へ続く)

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January 26, 2006

Aspirin 100

今日は前期入試の面接、1日目である。
入選委員データ入力担当の私は、面接担当にあたっていない。今日ばかりは、入選委員以外の人たちよりも、すこし気楽である。

しかし、どうしたわけか、今日は心身ともに不調であった。
とりあえず頭痛を何とかするために、アスピリンを入手。いつものバイエルアスピリンをと思ったのだが、ちょっと様子が違う。
aspirin
左が、見慣れたバイエルアスピリン錠。右が、今日のものである。
そう、小さいのである。
アスピリンの服用量は、1回あたり500mg。左のものは、1錠で500mg、つまり1回1錠である。右のものは、1錠100mg。だから、1回に5錠を飲まなくてはならない。
ただ、私は、頭痛の程度に応じて、500mgの錠剤を指先で割って飲むことにしている。普通の頭痛だったら1錠の半分程度、それで直らなかったら、さらに残りの半分、という具合である。最初から500mgを飲むことはまずない。
だから、このような小さな錠剤は、私にとってはむしろ好都合である。今日は、2錠を飲み、入選作業を続けた。

ところで、低用量アスピリンといえば、心筋梗塞などの予防になるということが言われている。ネットで検索してみると、まさに、このアスピリン100mg錠はそのために使われる製剤のようである。
しかし、そのことは、添付説明書には書かれていない。医家向けでない、ドラッグストアで買える形態の製品としては、小さくて飲みやすいということだけが特徴ということにして売ることになるのかも知れない。

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January 25, 2006

パスワードの桁オーバーフロー処理

みずほ銀行からメールが来た。インターネットバンキングログイン時のご注意、という用件である。

内容はというと、システムを更新したら、ネットバンキングシステムにログインできなくなっている人が続出し、ヘルプデスクに電話がつながらなくなっているので、その原因と対策を伝えてきているものであった。
私は、たしかにみずほに口座はあるが、ネットバンキングは申し込んでいなかったと思う。メールの最後のほうに、これは重要だから、メールアドレスを登録している人全員に配信していると書かれている。

さて、書いてあることは、要するにこういうことである。
みずほでは、従来、ネットバンキングのパスワードを6桁で運用してきた。それを、今回、32桁に増やした。
そして、今までは、パスワードの登録、入力画面で、6桁以上の文字列を入力することができたのだが、実際には6桁ぶんだけが受け付けられて処理され、あとの部分は切り捨てられていたものらしい。このとき、6桁以上の文字列を入力している顧客は、その文字列全部がパスワードであると理解してきたわけだ。ところが、32桁を処理できるようになったものだから、システムの方は顧客のパスワードとして保持している6桁を用い、顧客はそれ以上の文字列を入力する、それが受け付けられて照合されるとパスワード不一致でログインできない、とこういうことになっているようなのである。
対策としては、はじめの6桁だけを入れてログインするように、ということである。

盲点だったといえば、そういうことになるだろう。しかし、メガバンクの認証システムとしては、ちょっと不首尾なのではないだろうか。

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January 24, 2006

センター試行用ICプレーヤー

センター試験が行われ、はじめてのリスニングテスト用ICプレーヤーが話題になっている。持ち帰り可能であったため、あちこちのページに紹介され、Yahoo!オークションにも多数出品されている。

私も1台欲しいと思うのだが、勤務校ではセンター試験を受けた生徒の数がすくなく、生徒から譲り受けることはあまり期待できない。
そんなことを言っていたら、試行用というか予行演習用というか、そういうものが学校に何台か来ているという話を聞いた。進路担当に聞いてみると、4台あるという。イヤホンは2つなのだそうだ。イヤホンなどどうにでもなるから、本体だけもらえないかと交渉して、1台入手することができた(もちろん情報科の教材用である)。
player1player2


タッピングねじを取り、ツメをはずして裏蓋をあける。
いかにも手作業で切った銅板が貼り付けられているが、シールドのためだろうか。

 

 

 


player4これは動作中のようす。クリックすると大きな写真になる。
すでにあちこちに書かれているように、基盤はミツミ製。

player5player6
記憶媒体はメモリースティックである。この中身については、いまはリーダーがないので読めない。


スイッチを押し続けていないと音声が再生されなかったりして、使用方法はどうもよくわからない。

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January 22, 2006

自家発電防災ライト

ニフティのサイエンスフォーラムに、こういうものを買った、という発言があった。これは面白そうだと思って、私もさっそく東急ハンズに行って買ってきた。
shakelight商品名は「シェイクライト」である。輸入販売元は、「トーコーコーポレーション株式会社」となっている。
これは、要するに、LED懐中電灯である。そうなのだが、点灯させるための電力を、自家発電でまかなえるというところがミソである。
写真でも見えるが、胴体の中に赤茶色の部分がある。ここは、極細のエナメル被覆銅線コイルである。そして、本体の中には円柱型の磁石が入っていて、揺すると、このコイル部分の中を磁石が往復する。このときコイルに誘導される電力でLEDが光るという仕掛けになっている。誘導電流は交流として発生するわけだが、ダイオードが4個装着されているから、これはブリッジ回路なのだろう、おそらくここで直流に変換されてLEDを点灯させているものと思われる。リップルは問題にならない。
電池がなくても自家発電で光るから、停電・災害時に便利というわけである。

ところが、パッケージや説明書には、「安心の電池付きでダブル電力!」「リチウム電池CR-2032×2個」などと書いてある。自家発電の電力で点灯するはずの品物なのに、なぜ一次電池を積んでいるのか、説明書を読んでみても、どうもわからない。

とりあえず、買ってきたままの状態では、なかなかきれいに点灯してくれている。

そこで、これを分解した。CR2032ボタン型リチウム電池は、これをたびたび交換して使うようには設計されていないが、なんとか取り外すことができた。
この状態でスイッチを入れると、ちゃんと点灯する。しかし、数分間で、じわっと暗くなってくる。いきなり消灯することはない。
これを、シャカシャカと振ってみた。すると、だんだん明るくなってくる。だが、すぐまた暗くなってしまう。

つまり、このLED懐中電灯は、ボタン型電池を電源としても実用となるくらいの低消費電力であり、いざというときに電池が切れても、磁石とコイルの往復運動で得られる電力でも何とか使用できるように設計されている、ということなのだろう。
飛びつくようにして買ってきて言うのもなんだが、あまりスマートな品物とは思われない。

なお、Hummer社からこういうものが出ている。こちらは、切り替えスイッチがついていて、自家発電時にはLED1個、電池駆動時にはLED3個を使うようだ。私が買ってきたのは、これの簡易版イミテーションの類だったのだろう。

まあ、いいか。非常時用として、柱に下げておこう。
ここには、すでにその目的の懐中電灯が設置してあるのだが、娘がしょっちゅう持ち出しているので、電池が消耗していることが多いのである。非常時には役にたたないことが十分に考えられる。
そのときには、私が、シャカシャカと。

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January 19, 2006

OpenOffice Impress

この記事は、ThinkPad にインストールした Fedora Core 4 Linux の FireFox から。
Cannna の日本語変換も、ずいぶんまともになってきている。変換や文節切り直しについては、すくなくとも、MS-IME と同等以上には使いやすく感じる。ATOKにはまだ及ばない。

以前からずっと、やってみたいと思っていたこと。
外へ出かけてプレゼンをするとき、自前のノートパソコンを持ち込んで行うのはいつものこととして、Windows 上の PowerPoint ではなく、Linux でフリーのツールを使ってやってみたらどうだろう。
これがずっと気になっていた。

このThinkPad には、OpenOffice がインストールされている。Fedora Coreを普通に入れると、Open Office も入れてくれる。
この中の、プレゼンテーション用ツールは Impress というものだ。これは、当然のことながら PowerPoint をターゲットとして開発されているのだろう、操作性はよく似ているし、PowerPoint のファイルも取り込んでそのまま編集、スライドショーをすることができる。
ちょっとファイルを読み込んで、いじってみた。フォントの関係か、文字枠の形がくるったりはみだしてしまうことはあるが、互換性は高い感じである。これなら使える。
ただ、ファイル名に全角文字をつかってあると、「??????.ppt」といった表示になってしまう。ファイル名に2バイト文字など使う方が悪いのではあるけれども、このごろの実情に合っているとは言えないだろう。実行速度も、Windows上の PowerPoint と比べると、もっさりと遅い。

まあ、意地でもMSのソフトを使いたくないとか、PowerPoint が高くて買えない、あるいはちょっと変わったことをして聴衆の目を引きたい、といった事情でもない限り、普通は使うことはないだろう。

とは言うものの、一度、実地で使ってはみたい。チャンスはいつだろうか。

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January 17, 2006

情報処理教室3

いままでも何回か書いてきたけれど、来年度から、3つめの情報処理教室ができそうである。きょう、職員会議で通った。
まあ、情報処理教室3といっても、PCが20台あるだけである。エアコンはないし、決してすばらしいものではない。それでも、選択の時間帯にここと情報処理教室2を並行で使えば、40台の情報処理教室1があく。そうすると、同じ時間帯に1年の必修情報Aも入れることができるわけで、これは時間割編成上、とてもありがたいことだ。

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January 16, 2006

はじめてのThinkPad

このところ、仕事をしていてストレスがたまることが多い。

今日も、まだ週が始まったばかりなのに、まっすぐ帰宅する気分ではなかった。バスに乗ったのだが、降りるべき駅前で降りず、終点の横浜駅西口まで。
ソフマップの中古売り場に、ThinkPad iシリーズ1200の1161-72Jがあった。とても状態が良く、キーボードのテカリがほとんどなかった。メモリは192MBに増やされている。OSなしで、¥25,800。衝動買いした。

HDDは、CドライブのフォーマットだけでなくMBRも上書きされているようであって、パーティション操作ツールで見てみてもバックアップ領域が見えない。こうなると、本格的にOSを用意しなくてはならないが、うーん、Windowsのライセンスは余っていただろうか。初代BIBLOに入れていた95はあるが…。

この際、Linuxマシンにしてしまうという手もある。光ドライブがCD-ROMだから、最近のDVDなディストリビューションは入らない。少し情報を集めてみよう。
1月28日の記事へ続く)

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January 15, 2006

全国一斉!日本語テスト

n_shimizuさんのblogに、ジャストシステムの「全国一斉!日本語テスト」のことが書かれていたので、私も行ってみた。http://www.atok.com/nihongotest/

justtestやってみたが、意外に難しい。知らなかったもの、ケアレスミスをしたものなどいくつも間違えて、76点という結果であった。


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January 14, 2006

オリジナルカレンダー

オリジナルのカレンダーを作ることができるセットが売られている。
ことし、そういうものを初めて買ってきた。A4版の用紙をリングで綴じて、上の面に好きな絵や写真を印刷し、下の面にカレンダーを印刷して使うタイプのものである。
そして、いま作り終わったのだが、正直なところ、かなり面倒であった。

作成するためのソフトウェアは付いていない。そこで、私は一太郎のナビ機能でカレンダー部分をつくった。しかし、この目的には、一太郎はあまり力を注いでいないようであって、つくっていてもかゆいところに手が届かない。祝日の数字の色変更、全体のフォントや文字サイズの調整に、手間がかかった。
上側に印刷する画像は、これは適当にHDD内から12枚出してきて印刷すればいい。しかし、ある月の画像は、前月のカレンダー部分の裏面に印刷することになるので、天地の関係などに注意が必要である。実は、1枚間違えてしまった。印刷中にインクが切れてしまった1枚を含め、2枚の失敗である。予備用紙が2枚入っていたが、ぎりぎりである。1枚、裏側の台紙が必要なのだが、それはこの失敗した紙を使うことになった。

どうしても自分で撮った写真などをつかったカレンダーが欲しいというのなら別だが、コスト面では自作のメリットはない。来年からは、もうやりたくないと思う。おとなしく、気に入った市販品を買ってくることにしよう。

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January 12, 2006

全学年でプレゼンの授業

Gさんがメインでやっている1年の情報Aであるが、3学期は、まずプレゼンテーションを取り扱う。
昨年、一昨年は、1年ではプレゼンを扱わなかったとのことなので、始めてということになる。
何を題材にしたらいいだろうかと相談を受けたので、前任の永谷高校で3年前にやってみた、100円ショップの小物をいろいろとそろえてきてそこから品物を一つ選び、売り込むプレゼンをやる、という例を紹介したら、ではそれをやりましょう、ということになった。
一方、私が担当している2・3年生の文書デザインだが、こちらも、残るはプレゼンの部分である。
2年のほうは、TTの相方Kさんの意見で、修学旅行のまとめをつくらせることになったから、それはそれでいい。
3年をどうするか。文書デザインは、本来商業科の科目であって、ビジネスの場面場面に即した表現活動をするようになっている。ならば、売り込みのプレゼンば、ふさわしいだろう。
というわけで、1,2,3年の全学年にわたって、同時進行でプレゼンの授業をすることになった。しかも、1年の情報Aと3年の文書デザインは同じ教材である。ちょっとだけ気になるが、目標もレベルも違ってくるから、構わないだろう。

帰りに、横浜西口のダイソーへ行って、生徒が興味を持ちそうな、売り込みのポイントを考えやすそうな、また写真うつりのよさそうなものを見つくろって買ってきた。21個。クラスの人数の半分くらいは品物の数がないと授業にならないだろうと考えた。永谷高の経験では、最大29人に対して15個くらいの品物で何とかなったように思う。
そして、3年のほうは授業時数がないから、そのままスライドに貼り付けて使える材料として渡してやらなくてはならない。そこで、今までかかって、買ってきた品物の写真を撮り、フォルダに整理していた。
1年の方は、また自分たちで携帯で写真を撮らせたりすることにしよう。

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January 11, 2006

テントウムシ型USBメモリ

今日は、メイン3コマ+サブ1コマの授業の後、出張。情報部会幹事会。
これで、忙しいことに変わりはないけれども、数日前から今日までの余裕ゼロの状態ではなくなる。ちょっと一息と思って、帰りに横浜のソフマップに寄った。
で、ワゴンで見つけて買ってきたのがこれ。Flying Drive という品物である。
flying_drive1

金色に輝くテントウムシ。羽根を開くと、なかにUSBコネクタが収まっている。それを引き出すと、下の写真のようになる。ケーブルの通る溝があるので、羽根を閉じても使うことができる。
flying_drive2こういうものは、見てくれ優先であって、性能云々は二の次なのであろうが、一応。USB1.1の、128MBである。
ぐぐってみると、2003年春頃の製品であるらしい。当時の製品紹介には、付属品がいろいろついていると書かれているが、私の買ってきたものには、携帯ストラップなどが入っていなかった。まあ、訳あり品なのであろう(私、こんなものばかり買ってきている…)。980円であった。
flying_drive3
実用品として使いつぶそう、などと考えているのだが、すでにUSBメモリは何本も持ち歩いている。さらにこいつが加わるのは、はっきり言って、じゃまである。こんな買い物のしかたをしないで、大容量のもの1本を持つ方がずっと使い勝手はいい。しかし、頭ではそうわかっていても、店頭で品物を見ていると、なかなか、そういうわけにも。

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January 09, 2006

ポーラ美術館の印象派コレクション展

今日は冬休み最後の日。妻と娘をともなって、珍しく渋谷へ行ってきた。渋谷で出会うポーラ美術館の印象派コレクション展を見るためである。

そもそも、不思議な展覧会である。神奈川にある美術館の収蔵作品の巡回展なのだ。
まあ、自家用車を持たない者としては、箱根のポーラ美術館は行きにくい。渋谷でやってくれれば、気楽に見に行くことができて、嬉しいのではあるが。

さて、展示作品はというと、ルノワールとモネの作品を中心としたものであった。彼らだけが印象派ということはないのだが、専門家ではない一美術ファンとしては、きれいな絵を間近にゆっくりと見ることができて、まず満足であった。
宣伝ポスターにも使われている、ルノワール「レースの帽子の少女」1891 が、やはり、なんとも美しくてよかった。写真やPCの画面で見るのとは全然違う存在感をもった絵である。この頃を、ルノワールの「真珠色の時代」と言うのだそうだが、まさに、画面は真珠のように白く輝いていた。絵の具は何なのだろう、チタニウムホワイトかジンクホワイトか。いずれにせよ、「白」を越える明るさは持たないはずなのに、輝いて見える。会場の照明をつかまえながら、ためつすがめつして、画家の筆致をとらえられないかと見つめてきた。貴重な経験をすることができた。
モネの睡蓮も2枚あった。娘をつかまえて、池の話や、水面に幽かに描かれている対岸の柳の影の話をする。ピサロの絵の前で、点描法の話をする。おとなしく、うんうんとうなずきながら聞いてくれた。

まったくの余談だが。私はフランス語を習ったことはないのだけれど、Renoirという姓は、無理に日本語にすると「又黒さん」なのかなと思っている。当否や如何に。

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January 08, 2006

ブルーベリージャム

ブルーベリーでジャムをつくってみた。

3日前だったか、ブルーベリーが安かったので、2パック買ってきた。
そうしたら、妻が、このまま食べてみようと言う。つまんでみたら、意外においしい。紫色なのは皮だけで、中はブドウのように薄緑色である。あとを引き、1パックぶんを食べてしまった。残り1パック。

これを、ホーローの鍋に入れ、水を適当に注ぐ。火にかけ、たまたま氷砂糖があったので、これをざくざくと投入する。糖度50%を目安にするとすれば、鍋の中の量と同量を入れることになる。かなり多い。
煮ながら、これはおそらくペクチンが足りなくてゲル化しないだろうと考えた。みかんを1個むいて、その皮からリモネンが含まれているツブツブをそぎ取って、白い部分を鍋に投入。しばらく煮たのだが、ペクチンが溶け出してくれたかどうか。ママレードにするわけではないので、頃合いを見て引き上げる。
邪道だが、寒天の力も借りよう。粉寒天を1gほど投入する。
ポッカレモンを、これも適当にジョボジョボと注ぐ。
良いにおいがして、良い色になってきた。皮もやわらかく煮溶けてきた。
火を止め、ちょうど空いたばかりで捨てていなかったイチゴジャムのビンに入れる。まだあまる。容器に少量残っている金山寺味噌を捨て、容器を洗って、ここにも入れる。これでちょうどだ。

数時間放置したら、良い具合にゲル化した。見た目はOK。食べてみると、最近の市販品に比べれば甘口であるが、氷砂糖をつかったためか、澄んだ甘みである。酸味もほどよく、色もきれい。上出来。

そして、このできあがった手作りブルーベリージャムは、朝食のトーストや、プレーンヨーグルトの味付けに活躍している。
また、つくろうと思う。

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January 07, 2006

「iモード事件」松永真理

昨日夕刻、町田高の小原先生のところへ、ちょっと伺ってきた。

時間があったので、まちを一回りした。当然、ヨドバシカメラから始まって、ソフマップでUSB-IDEのアダプタを買ったり、北口で、たしかこのあたりにあったはずの大きな古本屋をさがして歩き回ったり、「絹の道」にそっていまだに栄えている商店街を歩いたりした。楽しかった。

そして、「iモード事件」松永真理 を買った。ちらっとページをめくってみて、読みやすそうだったのであまり期待もせずに買ったのだが、これは大当たりであった。
著者は、リクルート社で「とらばーゆ」編集長などをつとめていたところ、NTTドコモで新しく立ち上げる携帯電話端末をつかったサービスを企画する部署に引き抜かれる。そこで、iモードを生み出していくことになる。
彼女がやったことは、煎じ詰めれば、技術屋サイドの常識をだまって受け入れることなく、一般人・若者の視点を貫いてサービスを立ち上げさせた、ということになるだろう。
こう書いてしまえば、ただそれだけのこと。しかし、そこで起こったさまざまなできごとが、当時者の筆で綴られているのを読むと、心を揺さぶられる。
また、文章がうまい。読みやすいのだが、それだけでなく、伏線が張られていたり、控えめな表現を使っているのにこちらを驚かせてくれたりする。つまり、面白いのである。

著者は、iモードを立ち上げ、そのあと少し世話をしたあと、3年たらずでドコモを退職する。そしてまた、新しいことを始めていく。
すごい。3年で、人はこれだけのことをやれるのだ。
自分の3年間を、振り返ってしまう。何をしてきたのだろうか、自問せざるを得なくなった。

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January 06, 2006

掲示板での生徒のマナー

以前、パソコン通信がはやっていた。
多くの草の根BBSとともに、大手も何社かあって、その会員数の伸びがグラフとして新聞に載ったりしていた。
(ちなみに、私の弟は、その大手3社のうちの1社の本体に勤務していた。あるとき、なぜか社員に会員IDが発行され、しかしそのIDでは実際のサービスは使えないという不思議な状態だったのだそうだ。会員数の水増しだったのだろうか?)
私は、その中でも比較的紳士的であると言われていたニフティに入った。実際にアクセスしてみると、フォーラムによって雰囲気が違っているものの、基本的にはそこは大人同士の社会であった。フレーミングになっても管理者がしっかり対応していたので、気持ちよく過ごすことができた。楽しかった。

そして、いま。携帯電話端末から、掲示板システムを使うことができるようになっている。高校生が、携帯端末からどんどん書き込んでいる。おそらく私の勤務校の生徒だろう、高校生が管理人となってつくっている掲示板もあり、そこでわいわいと「会話」している状態である。
ところが、そこで話されている内容には問題がある。匿名性をいいことに、特定の個人の名をあげ、性格や容姿などをけなしたり、粗暴な言葉を書き並べたりする者がいる。あるいは、「かっこいい」「かわいい」ならば中傷ではないから構わないと考えているのだろうか、そのような投稿も多い。
困ったものだ、と眉をひそめながらも座視する、という状況でもなくなってきたので、昨年末から、すこし対策を講じてきた。

さきほど、そのような掲示板に書き込んできた内容:


掲示板をつかうにあたって
こんにちは。理科情報科の嘉村です。
(中略)
以前にも書きましたけれど、このような媒体を使ってコミュニケーションすること自体は良いのです。しかし、対象の個人が特定できる形で容姿や性格、交際相手などのことを書き込む人がいるので、参加者はそれをやめるよう、また管理人は発言削除をするようにと要望しました。それが放置されたので、前の掲示板は運営者によって削除されたわけです。
繰り返しますが、ここは学校の外です。甘えは通りません。法規によって処罰されることも十分にありうるから、ちゃんとしなさいよ、と言っています。
なお、これは、私の一存で書いているのではありません。先生たちの総意です。

このような掲示板に、教員が実名で入るのは、諸刃の剣である。逆に反発を招いて、良くない結果になる恐れもある。
しかし、今回は、私は実名で入って指導することを選んだ。目の前に、問題行動を起こしている生徒がいる。書かれて苦痛を感じている生徒もいる。管理者の生徒は特定できず、運営者にも即時的な対応が望めない状態で、放っておくわけにはいかないだろう。ならば、この際、匿名の大人だとか生徒になりすましてではなく、情報科担当の嘉村と名乗って、火消しをするべきではないか。

実際には、そんなにうまくいったわけではない。でもまあ、管理職も動いてくれ、県教委もまたこのような事例について対応する術を持っているようで、まあまあ何とかなりつつあるというところである。

この先を書くとかなり時間がかかりそうなのでやめておく。要は、

  1. 生徒たちに、場所に応じてどのように振る舞ったら良いかのマナーを身につけてほしいこと、
  2. 学校でいろいろとむちゃなことをやっても許されるのは、君たち生徒がある意味子供扱いされているからであって、それは確立した個人としての責任を問われる外の社会へ出たときには通じないこと、
を理解してもらいたいということである。

ただ、こういうことは、見えない人には見えない事象である。教員集団として対応していくことが、ちょっと、難しい。

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January 05, 2006

キャッシュカードのセキュリティ

Y銀行M支店にて。

(行員) この口座のキャッシュカードは、使われていますか?
(私) いや、この口座は妻がふだん管理していますもので、キャッシュカードを使っているかどうか、ちょっと、よくわからないです。
あの、このごろ、キャッシュカードもセキュリティ上の問題がありまして。
ああ、磁気カードだと危ないということですか。
はい、それで、もしキャッシュカードを今後もお使いになるのでしたら、ICのカードにお切り替えをお勧めしています。これは、BANCSの…更新時の手数料が…クレジットカード機能を付けますと無料に…
あの、そのICチップのカードには、磁気情報も一緒に入っているんですか?
そうです。
ああなるほど、どこのATMコーナーにもICカード対応の機械が1台以上あるようにならないと、だめですね、磁気でも使えないと。
そうなんです。当行などでは、なかなか、そこまで…。メガバンクさんなんかは、指紋認証などどんどん導入していらっしゃいますが。
そうか、こちらは地銀トップだし、提携してる銀行のほうの対応も見なければいけませんよね。
はい、そういうことに。
でも、ICカードにしても、磁気情報だけで機械を使えるのなら、セキュリティ的には、同じなんじゃありませんか?
ええ、まあ、そうです。当行では、いまのところ、こういう対応でして。
じゃ、切り替えについては、検討してきます。パンフレットください。

そういうわけで、はやく移行させるために、会費を無料にしたりギフトカードをプレゼントしたりして、普及に努めている様子である。

そういえば、東京三菱(合併してまた名前が変わったはず)は手のひらの血管パターンで本人認証する方式だったと思う。どんなものなのだろう。使ってみたい気もする。

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January 04, 2006

「サウンドロゴ」の著作権

1月4日付け朝日新聞東京本社版夕刊に、「サウンドロゴ」は著作物?と題する記事が載っている。(asahi.comの記事はこちら。地方紙にもいくつか出ているようである。)
住友生命のテレビコマーシャル用に、「すみともせいめい~♪」と歌う短い音楽をつくった作曲家の生方則孝さんが、著作権の存在確認や使用料などを求めて同社を訴えたのだという。
記事には、この「サウンドロゴ」の楽譜が載っている。また、ここのビデオクリップを見ると、最後に、そのサウンドロゴが流れる。
住友生命では、これは漢字4文字の社名を歌っているだけで創造性はないという弁護士の見解をもとに、著作物ではないと考えているとのことである。また、「青春時代」などのヒット曲を持ち、「明治ブルガリアヨーグルト」のサウンドロゴも手がけた(知らなかった!)森田公一さんは、「作曲は短いほど難しい」と話しているそうだ。

さて、この、漢字で4文字、ひらがなで8音、音符7個の「曲」に、著作権があるのかどうか。
私は、あると思う。

この時期、富士フイルムの「お正月を、写そう♪フジカラーで写そう♪」というテレビコマーシャルが流れている。(あれも、古い。フジカラーN100のときから延々と使い続けているモチーフである。)この、「お正月を写そう」の、音符7つか8つの部分の旋律を、他社が使うことは、まず考えられないだろう。誰が聞いても、富士フイルムを思い浮かべるはずである。
とは言うものの。BioreのCMに使われているサウンドロゴは、3音である。久光製薬のCMのサウンドロゴは、4音。
うーん。これくらいだと、そっくり似てしまうこともあるだろうし、違うことばで歌ったときにも、あれとそっくりだ、まねをしたのではないか、と思われるおそれも少ないかも知れない。

そうなってくると、曲としての著作権を認める最小限は、音符6~7個ということになる。
しかし、音符の数の問題だろうか。オリジナリティーを勘案することはできないだろうか。
困った。

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January 02, 2006

寒中撮影

Canon PowerShot S1 IS をいろいろと試している。
単3型の、1000mAHタイプのニカド電池を何本か持っているので、これを使ってみた。マニュアルには、性能にばらつきがあるのでおすすめしない(?)としてあったのだが、とりあえず普通に使えた。ただし、電池の持ちについては、それほど良くない。さっきニッケル水素電池に切り替えたのだが、これは、どれくらい持つだろうか。
VGAサイズ30fpsの動画が撮れるので、おもしろくて、ちょこちょこと撮ってみている。ファイル形式はAVIとなるが、motion JPEG であるらしい。オーディオ部分のレートは2種類選べ、22kHzの16bitのほうを選ぶと、30秒のムービークリップが56MBというサイズになる。128MBのコンパクトフラッシュでは、1分間しか撮れない。いま、通販で1GBのものを注文しているのだが、いっそ、2GBか4GBのものにしておいたほうが良かったかもしれない。
静止画であるが、望遠側いっぱいで使っても、形がゆがんだり端が暗くなったりということはない。ただ、これは光学系の色収差なのか手ぶれ補正関係の処理の結果なのか分からないが、特に端の方で、線に色のにじみが出る。撮影した画像を、解像度をそのまま生かして大きく引き延ばしてプリントするような用途では、あまり画質に期待できないだろう。

北信地方は寒いが、雪雲があるために、ものすごく冷え込むわけでもない。この時期、晴れた朝には、非常に大きくて繊細な霜が降りる。これを、この地域では「木花が咲く」という。寒いのはいやだけれど、木花の写真は撮りたい。あと2日、チャンスはあるだろうか。

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