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December 16, 2005

量子化されていないケーキ

「お皿に盛られた中華料理は、そのテーブルに着いている人たちに、取り分けにくい。」
この命題は、真か偽か。

真か偽か、それはともかくとして、うまく配分されずに残ったり足らなくなるのは見たくない。
だから、私は、つい手を出して全員に取り分けたりしてしまう。各人の好みとか量のさじ加減とかは考えず、目測で(メデミトリーと言う)、なるべく等分に取る。
嘉村さんはまめだと言ってもらえるが、これは、自分の精神衛生のために勝手にやっていることである。

その点、オードブルなどで、大皿に盛ってあっても人数分の個数が載っているときは楽だ。
しかし、昨晩の中華街では、そうやって取り分けていったら、なぜかトマトが一切れ足らなかったのだが。

また、はるか昔の話。伝聞であるが。
私の一つ下の学年、無機化学の講義。その日は教養キャンパスで学生大会があった。理工キャンパスの講義は平常に行われることになっていたものの、学生の出席人数が極端に少なかった。そこへやってきた先生が、状況を見るや、

今日は、お茶にしましょう。(財布から数枚の紙幣を出し)これで、量子化されていないケーキを買っていらっしゃい。

と言ったという。
無機化学の授業でこのセリフ。いいなあ。私も、そういうことを言ってみたい。

でも、学生が、丸くて大きなケーキをうまく切り分けられずにもたもたしていても、それをニコニコと見ていられるような懐の深さも要求される。私にはやっぱり、そういう素敵な役回りは無理なんだろうな。

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