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September 26, 2005

次のネタはHTML

「文書デザイン」。二学期になって、画像入りのチラシのようなものを作らせ、いまピクトグラムを作らせている。
ここでもう一つ、アニメーションGIF作成を入れたいところだが、先を急ごう。作品のコンテナとしての Web Page を作るために、メモ帳でHTMLを書かせることにする。

HTMLは、ちょこっと書くことができ、その表示結果をブラウザですぐに見ることができる。見栄えのする画面が現れてくれば、生徒たちは喜び、さらに取り組む意欲もわくだろう。
しかし、例えばWordで文章を打ち込んでいるときだったら、全角と半角を区別しそこなっても、画面にはそれなりに表示される。スペルを間違えても、本人が気づかないだけで、作業は進行する。
それが、HTMLでは、そうはいかない。打ち間違えると、ブラウザは作者の意図を推し測って気を利かせて表示したりしてくれない。頑として、表示しなかったり、とんでもない表示をしたままである。

そうなったとき、生徒は、自分の意図の通りに表示されない原因をつきとめなければならない。
ここで、それを自分で探そうという姿勢をとれるかどうか。また、探し当てる「目」をもっているかどうか。
このあたり、生徒集団の様子を見ながら、適切なレベルの課題を与える必要がある。そのストライクゾーンが狭いとき、授業の舵取りは、なかなか微妙なものとなる。

さて。

情報科の内容には、基礎的な部分(科目固有の内容)と、応用的な部分(科目横断の内容)があるとして良いだろう。

この、HTMLの打ち込みという教材は、応用的な色彩を持っている。
例えば、
<A href="hoge/hoge.htm">ほげ</A>
というタグを初めて打つとする。ここで、

「ああ、hyper text を参照するから href なんだね、A は anchor か、なるほど、なるほど。」

と理解しながら打つのと、ただ訳も分からず打つのとでは、当然のことならがら、知識の定着の度合いは大きく異なってくるだろう。
英語に限らない。色指定は、16進数で行うことができる。

自分の知識を、縦横の糸のように駆使し、納得し、理解を深めていく。

他教科の内容を借り、いろいろな勉強がそれぞれ大切なことも身にしみて分かってもらいながら、取り組む情報科の内容。HTMLの打ち込みは、そういう意義のある教材だと思っている。

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