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May 30, 2005

高校生は新規購入

今日は、中間テストあけの最初の授業。
勤務校では、木曜日までがテストで、金曜日が全学年遠足、今日から授業という日程である。

一年の情報Aを持っている同僚のGさんが、今日は、「遠足の報告書をつくる」という課題をやらせていた。
形式は自由度を高くしていて、
「携帯で写真を撮ってきた人は、それを入れてもいいよ。」
と言っている。あれ、どうやってデータを送るのかな、と思っていると、
「ただし、miniSDカードか、メモリースティックDuoを持ってる人だけ。メモリーカードにデータを転送して渡してくれれば、これで(USBメモリリーダ)データを送ってあげるから」
ということである。なるほど。
しかし、しばらくしてから、
「…だれも、メモリカード持ってこなかった」
と、残念そうにしている。生徒は、ほぼ全員がケータイを持っているけれど、外部記憶媒体としてのメモリカードを持っている者はいなかったようなのである。

そういえば、docomoショップで働いている、例のK君が言っていた。このごろは、携帯端末も買い換え需要がほとんどなので、標準で容量の小さなメモリーカードを付けても、だいたいは無駄になってしまう。だから、カードをつけなくなっているから、必要なら先生買って下さい、とのことだった。それで、私は、256MBのカードを買って、音楽データを入れたりして使ってみているわけである。
しかし、高校一年生は、高機能携帯端末を買うのはだいたい初めてである。そして、お金も、そんなに余裕があるわけでもない。だから、メモリーカードを買わず、機能を生かしていない。と、そういうことらしいのだ。

Gさんが、授業用に買おうか、と言う。
やめようよ。あんな小さいもの、管理が大変だよ。

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May 29, 2005

中和滴定曲線表示ソフト

「化学の広場」の質問に答えていて、酸塩基の中和滴定曲線を描くソフトが欲しくなった。

以前、「サイエンスフォーラム」のライブラリに、ひがしまきさん作の、桐のマクロを使ったものが上がっていて、ちょっと使ってみたことがある。しかし、いまや98のDOS桐という環境は、私のまわりにはなくなっている。

ネットで探していたら、いいものがあった。Takuyaさん作「酸塩基滴定曲線」である。Java アプレットで、ブラウザ上に、きれいなグラフが描かれる。つい、化学便覧を持ってきて、いろいろな酸や塩基のpKaを入れて遊んでしまった。

titration

これは、0.1mol/L NaOH水溶液と、0.1mol/L (COOH)2 水溶液の中和滴定曲線である。赤色が滴定曲線、青色がその微分曲線。なるほど、シュウ酸が2価の弱酸なのに、標準溶液として使えるのが納得できる。

いいものを見つけたと思う。

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May 28, 2005

情報部会研究大会

昨日、情報部会の研究大会が行われた。

勤務校は、中間テストあけで、遠足である。所属の1学年は、丹沢の山の中まで行って、バーベキュー。
 ごめんなさい、その日は出張で、遠足行けません。
学年会議で、謝る。
もっとも、その学年会議にしたって、出張で午後学校を空けることの多い私は、半分くらいしか出席していない。
このあいだ、例によって出張で欠席しているときに、私の分担にかかわる、重たい仕事の実施が決められた。それはないだろうと文句を言ってみるのだけれど、文句を言える義理でもない。
私が30歳くらいのころ。そのときの勤務校に、学校の仕事をあまりやらずに外へ出かけて、外の仕事ばかりやっている中年教員が何人もいた。ああはなるまい、と思った。しかし、現在の私は、まさに、それだ。
管理職は、どういうわけかニコニコと出張伺いにハンコを押してくれる。しかし、一緒に仕事をしている同僚にとっての私は、うるさいばかりであてにできない、うれしくない存在になってしまっているのかも知れない。
教員は、役人や研究者とちがって、自分の現場を持っているところが強みである。現場がよりどころの職種である。
今の私は、どこに軸足を置いているのだろう。

などと悩みながら、横浜清陵総合高校へ出かける。準備から、昼食、本番の運営、そこでのネットワーク委委員長指名受諾、片づけ、懇親会、その二次会と、フルに一日、情報部会に浸かった。

懇親会まで、柏の滑川先生と、都立町田の小原先生がご一緒してくださった。ありがたいことである。神奈川の部会を、大変にほめてくださって、光栄に思う。
しかし、身内同士となると、それは、話がちがう。お互い個人同士の実践、研究をほめあい、自分たちの組織を讃えあうばかりでは、進歩がなくなってしまう。さらにこういうことができるだろう、そこはもっとこうした方が良いだろう、という反省がないといけない。それこそ、PDCAにならない。
基本的に、上のパラグラフに書いたような、自分のやっていることに疑義なしとしない気分でいたこともあって、ネガティブな志向の発言をしていたら、嘉村さんは自虐的な人なんだと言われた。
そういうことじゃあ、ないんだけどね。いまのままじゃ、電子回路に例えて言えば正帰還がかかったようになって、発振しそうだから、ネガティブフィードバックをかけたい、っていうことなんだ。

で、一つ、提案した。
 現場で、学習指導要領と検定に縛られた情報の教科書なんて使えないから、私は副教材を自作して授業している。こういうものを持ち寄って、情報部会編の副読本を作ろう。これがあれば、そのとおりに沿っていけば、あるタイプの高校ではそのまま授業になる、そういうものを、部会で作ろう。
これは、「この部会はすごい、だれかがやってみようと言い出したことは、すぐかたちになって実現される」という発言があったので、それを受けて言ったものである。実現すれば、それでよし。実現できなくても、まあ、仕方ない。
それと、学習指導要領に沿った授業を行い、学習指導要領に示された評価の方法を実際に行うにはどうすればいいのか、といったことを熱心にやっている人もいるので、それに対するアンチテーゼの意味も含ませている。

ネットの委員長としての仕事かどうか、といえば、そうではないと思うけれど。教育でやる、という声もあったような気がするし。
どうなるだろう。

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May 26, 2005

情報部会 Web Page 作成

ここのところ、情報部会の仕事にかかり切っている。

研究会案内のページ:
http://www.johobukai.net/johobukaikenkyu0501.htm
関東大会下見のページ:
http://www.johobukai.net/johobukaikenkyu05kanto.htm

明日は、情報部会研究大会である。今年は、割り当てられた仕事はアンケート集計なので、大会そのものには、ただ出ていれば良い。
懇親会付き。

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May 23, 2005

情報科関係のメーリングリスト

情報科関係のメーリングリストに、いくつか入っている。

まず、「情報部会メーリングリスト」。これは、神奈川県高等学校教科研究会情報部会で行っているサービスで、県内の情報教育に関わっている高校教員が参加している。2002年1月にスタートし、4年目に入っている。私は、ほぼスタートと同時に参加し、今ではその運営方となっている。参加者は300名ほどである。
記事の投稿数は、多くない。この1年間では、50本ほどである。あまり活発でない理由は、例えば県立高校のネットワークにかかわる疑問点などを質問したいのだけれども、私学の人には関係ないから、あまりやりとりを続けては悪い…というような遠慮があるからだろうと思う。でも、特定の人たちだけの間でやりとりが進むのは良くないけれど、そういうことを言うと、300人全員に関係する話題しか出せなくなって、話すことがなくなってしまう。少しでも情報教育に関わることだったら、どんどん投稿して良いのではないだろうか。情報部会の委員からの連絡記事と、それに対する少数の反応しか流れていないのが現状であって、さみしいし、もったいない。
これには、さくらインターネットを使っていて、年額4200円かかっている。情報部会の経費を支出している。

このほか、部会委員どうしの連絡のために、いくつかのMLが動いている。FreeMLを使っているのが、幹事会ML。ネットワーク委MLもこれだったが、私がgooのMLに変えた。gooのは、文面に広告が入らないし、広告メールも来ないからである。幹事会MLも、もうすぐ新しい2005年度の委員になるのに合わせて、すでにgooで用意してある。また、3委員会全体のMLも作ってある。

メーリングリストそのものは、どんどん一般的に使われるようになってきているのだけれど、ビジネスとしては、あまりうまくいっていないのかもしれない。高総検で長いことODNのMLを使ってきたのだが、ODNはMLサービスをやめるのだそうである。有料のものは、無料サービスと、総合レンタルサーバビジネスにはさまれて、難しくなっているのだろうか。

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May 20, 2005

都立工芸高校

情報科の関東大会を行おうという機運が盛り上がり、具体的な日程や内容が、どんどん決まってきている。今日は、会場としてホールを貸していただくことになっている、東京都立工芸高等学校の下見をしてきた。

kogei

枠組みとしては工業高校ということになるのだそうだが、まったくイメージが違う。旋盤工場、キューポラ、アンテナタワーといったものが見あたらなかった。

ホールや会議室を見せていただいたあと、近くの「天狗」で、飲み物を入れながらの検討会議。全体会、分科会、パネルディスカッションの時間配分や各県への割り当てなどを検討してきた。

当日、終了後の懇親会も、ここでやることになった。サッポロポテトでビールを飲むというのも、気取らなくて、良いだろう。

(11月30日 付記) 旋盤工場は地下一階にある、という指摘をいただいた。該当部分を抹消しておく。

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May 18, 2005

第一回合同委員会

第一回と言っても、たぶん第二回は開かれないのだろうけれど。情報部会の3つの委員会に所属する委員の、合同委員会である。

だいたい、委員会や幹事会は、水曜日の午後に設定されている。しかし、私は自分で時間割を作ったのだけれど、水曜の午後を空けることができなかった。5,6校時は2年の文書デザインが入っている。このクラスにいる生徒、ちゃんと取り組まない者がいて心配なのであるが、今日はTTを組んでいる同僚のNさんに任せて、出てきてしまった。生徒たちには、授業の内容を書いたメールを送っておいたのだが、やってくれただろうか。

14時に開始。まず、集まっている15名程度のメンバーに、委員会にかかわらず3つのグループに分かれてもらった。そして、あらかじめこちらで用意した話題をネタに、自由に話し合ったもらった。結構おもしろかった。
各委員会の話し合い時間を30分だけ保障。ネット委では、7月のIBMホームページビルダーの研究会に向けた下見会の段取りや、PhotoshopとFlashの研究会開催に向けた打ち合わせをもった。
それから、27日の研究大会のための、資料の綴じ込みと袋詰め。この段階で20名程度がいたが、2時間ちかくかかった。もう、作業量としては限界だろう。

18時から串揚げ屋で反省会。
Mさんの、情報Aの導入部の工夫の話が面白かった。自作ソフトをつかって、16×16のマス目に白黒でドット絵を描いてみせる。似顔絵など。それで、別に、生徒に0と1のカードを作らせて、これを4枚つかって並べると何通りあるか考えさせる。16通りと出てくると、これを、0からFまで使った16進数というものがある、と説明する。そして、16×16の似顔絵を、16進数にエンコードして、それを友人に伝える。もらった方は、これをデコードする。失敗すると、似顔絵がちゃんと見られない…。
面白い。よく、こういうことを考えつくなあと、感心する。講義形式で話をしても、ほとんど聞かず理解もできない生徒を相手に、興味深い材料で実習させながら、何となく、ビットとかバイトとか16進とか、感覚的に分からせてしまう。すごい。

情報技術委の、S大付属校の先生と、横浜までご一緒した。

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May 17, 2005

情報部会第一回研究会

今年度第一回の研究会。私はコーディネーターということになっている。
6月16日(木)、県立横浜清陵総合高にて。
総合学科高校での情報科の授業を見学させていただいたあと、事例発表を3~4本の予定。
この研究会は、都高情研と共催となる予定で、東京からも1~2名の発表をお願いしている。
教科研からのOKが出次第、案内文書を県内各校に配布する予定である。

昨年、都立町田高校におじゃまして、合同の研究会をもった。今年はこちらへ来ていただく番なのだが、いろいろな事情から、日程を決めてしまってから東京側に提示することになってしまった。申し訳なく思う。

いつだったか、当時川崎北高にいた柴田さんが、
「こういうところに来るのは、みんな、とんがってる人たちだ」
と言ったことがある。なるほど、と思った。
「生徒がだめ、同僚がだめ、設置者がだめ。そんなことばっかり言って、「下」に合わせるのではなく、「上」を見て、どんどんすごい授業をやろう。」
と、そういうことを言いたいんだなと受け取った。

今年も、何回もの研究会を企画している。こんなにやりきれるのかと心配になるが、でも、けっこう何とかなるものだ。そして、こういう忙しさは、終わったときに、充実感となって返ってくる。自分の蓄積にもなる。

明日は情報部会の合同委員会。反省会付き。どんな話が聞けるだろう。

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May 15, 2005

弓道部インターハイ予選

弓道部の公式戦、女子。インターハイ県予選。厚木の高校まで行く。
県内で、弓道の公式戦ができる場所は、高校ではここだけである。県立でありながら、基準を超えるこういう施設があるのも、創立100年を迎える元女子校であればこそであろう。ここと対になっている元旧制中学の高校には、たしか体育館が二つあったはずだ。

今日は、5人の団体戦である。しかし、勤務校のチームは、2・3年生合わせて4人だけの出場である。1年生が6人来ているが、彼女らは出ない。4人で、他の学校の5人のチームと競わなくてはならない。
生徒たちはよくがんばった。一回戦はぎりぎりで通過したのだが、二回戦は4人で16射中、9中という成績であった。一、二回戦合計で14中。10位のチームまでが次の日程に進むことができ、それは18中というラインであったのだが、さすがに4人では、それは厳しかった。

弓道というのは、結果が一瞬で出る競技である。それを受け入れなくてはならない。「型」を重んじる世界であって、道場内では所作が厳しく律せられているのだが、道場を出るやいなや、待っていた友人を相手に泣き崩れる選手が珍しくない。

弓道をする生徒たちは、おおむね、きちんとしている。挨拶ができ、人の話が聞ける。身だしなみも整っている。
そういったことが身に付いていないと、こういう「型」の世界にいることなんかできないだろう。
私自身は、およそスポーツに縁がないのだが、こういう場所で一日過ごせば、それなりに感じるものはある。生徒を集め、短い話をして、解散した。

疲れたけれども、すがすがしかった。

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May 13, 2005

一太郎 ATOK 固定profile

2年にわたる予算が付いて、一太郎を20ライセンスずつ2カ年、合わせて40ライセンスを取得した。
昨年度の分は、Gさんが、生徒機20台に入れてくれていた。今年、あと20台に入れなくてはならなかったのだが、緊急を要する作業でもなかったので、延び延びにしてしまっていた。
それが、やっと今日、時間が取れたので、1台ずつ管理者権限でログインしてインストールしていった。

生徒機は、Windows2000で、1年生用の設定はマシンごとの固定プロファイルである。プロファイルはサーバに置いてある。この環境で、今年度分の20台に管理者権限で一太郎とATOKをインストールしたのだが、そのあと生徒用のアカウントでログインしてみると、一太郎は使えるのにATOKが使えない状態であった。コントロールパネルのキーボードを見ても、出てこない。昨年、Gさんがインストールした方のマシンを見てみても、同じであった。
さらに、今年入れた方のマシンは、インターネット接続ウィサードが立ち上がってしまい、妙な具合である。

首をひねっていると、Gさんが現れた。私が状況を説明すると、それは多分こうやれば解決する、と言って、何やら面倒な作業をしている。私も手伝い、また、考えてやってみる。それが終わると、たしかに、Wordも一太郎もつかえ、MS-IMEとATOKが共存し、また、インターネット接続ウィザードは現れなくなっている。

やったことは、以下の通り。

  1. まず、生徒機1台に、生徒用アカウントでログインし、ATOKのツールで、ATOKを通常使うように設定。これで、タスクトレイでMS-IMEとATOKが選べるようになる。
    何かテキストが入力できるプログラムを起動し、MS-IMEを通常使うように設定。
    ここで、生徒用アカウントをログオフする。
  2. サーバのほうで、ユーザ管理画面から、いま生徒機でログオフした生徒用アカウントのプロファイルの置き場所を指定する画面とし、その置き場所を空白とする。
  3. 先ほどの生徒機に、サーバの管理者権限でログインする。ローカルに保存されているプロファイルのうち、先ほどの生徒用アカウントのものを選ぶ。これには、MS-IMEとATOKが使える設定が記録されている。これを、サーバの、このユーザのプロファイルが保存されている場所を指定して、上書き保存する。ログオフする。
  4. サーバのほうで、ユーザ管理画面から、先ほどの生徒用アカウントのプロファイルの置き場所を指定する画面で、本来の置き場所を書き込む。
  5. 先ほどの生徒機に、生徒用アカウントでログインする。そうすると、望む環境ができている。
  6. 同じプロファイルを参照している生徒機が一列10台ある。それぞれ、別の生徒用アカウントでログインするようになっているのだが、プロファイルは同じものを見に行くように設定されている。入ってみると、ちゃんと望む環境で作業ができる。

正直なところ、何をやっているのか、今ひとつつかめない。
ただ、このように、プロファイルのしくみをわかって上手く使えば、生徒が設定をいじってしまっても元に戻せるといったような復帰ソフトの類はいらないのではないか、とも思える。

今回の設定では、通常使う日本語変換はMS-IMEとしている。ATOKは、せっかく買ったから使えるようにしてあるという程度の扱いだ。
このATOKにしても、一太郎にしても、MS-IMEとWordがあればいらないのではないか、という考え方もあるだろう。しかし、何でも、選択肢がないというのはいけないことだと思う。代替の選択肢として、こういうものもあるよ、と提示して、生徒に評価・選択の機会を与えることは大切だと考えている。

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May 11, 2005

学校設定科目

来年度から、理科に新しい学校設定科目をつくることにした。今日、職員会議を通った。
科目名は、「生活と化学」とした。

勤務校の理科カリキュラムは、1年で「化学I」を必修、2年で「理科総合B」を必修。必修はこの2科目のみ。
2年で、必修選択にある「物理I」「化学II」「生物I」のうち1つを選択できる。選択しなくてもよい。
3年で、自由選択にある「物理II」「生物II」を選択できる。また、2年で「化学II」を取らなかった者は、3年で自由選択として取ることもできる。ここで、開講最低人数のことも考え、「化学II」は、2年生と3年生が一緒に授業を受ける形をとっている。校内では、これを共修科目と呼んでいる。

さて、2年で化学IIを取ると、3年では化学がなくなってしまう。そのフォローアップのためと、化学IIの内容のうち積み残してしまう部分を扱うために、自由選択科目で「生活と化学」2単位を設定した。

来年度の3年生からの開講である。同僚のKさんか、私が担当することになるだろう。

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ビジネス文書作成練習

生徒たちを見ていると、Wordを使えと言えば使っているのだが、自己流である。例の、小さな親切大きなお世話の機能が働くと、ほとんどの者が、どう対処して良いかわからなくて困惑している状況である。
そこで、ある程度使える者がいることを承知の上で、一度基本からおさらいをさせようと思う。

ところで、生徒から要望の強い「検定」である。
昨年度まで本校でつかっていたのは、日本情報処理検定協会というところのもの。このテキストを見ると、模範文例や採点基準が載っている。しかし、何というか、「このルールは、世間一般で、この通りに認められているわけではないんじゃないか?」と思われることがらが多い。一太郎のテンプレートで作った文書では、合格しないかも知れない。

まあ、それはそれとして、授業ではそう解説しながら扱えば良い。生徒の方にはこれに取り組むモチベーションはある(ようだ)から、うまく取りこんでいこう。

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May 09, 2005

タイピング練習ソフト(2) 補遣

「文書デザイン」、もっとも時間数の多い3年のA帯。8時間目。

「美佳のタイプトレーナー モグラたたき版」をやらせてみる。いささか素っ気ないインターフェースで、「打ちモモをやりたい!」と言う生徒もいたが、始めてみたら、ほとんどの生徒が集中して取り組んだ。
生徒の成績記録が、サーバの個人フォルダに書き込まれる。これを集めて、その日ごとの成績ファイルとして1つのテキストファイルにしておいたらよさそうだ。バッチを書いてみようかと思う。

後半は、「カタクレーゼ5月号 広告メール」の仕上げ。授業時間としては、今日で終わりだよ、と告げる。まだできない、放課後にやりたい、と言う者が数名いる。都合をつけて、昼休みに情報教室を開けて待っていたら、3人ほどがやってきて作業をしていった。楽しそうである。

やっと、ここまで来た。

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タイピング練習ソフト(2)

「文書デザイン」。今日から、早いクラスでタイピングの練習に入ろうと思う。
ソフトは何を使うか、決められないで、昨晩までいろいろダウンロードしていじっていた。フリーのものという制約の中で探しているのだが、なかなか、これという決定版がない。
それで結局、定番である「美佳のタイプトレーナー」でいくことにした。
これは、もう古いもので、生徒1人ずつフロッピーを作って使うように推奨されている。学習進度のチェックは、ときどきフロッピーを集めて成績ファイルをコピーすることで行うのだということだ。
それはやっていられないので、ログインしている生徒からはZドライブに見える、サーバ上の個人用領域に置いて使わせてみようと思っている。プログラムのサイズも100KBそこそこだし、終了時に成績ファイルを書き込むがこれも小さいものだ。サーバ上に置いて実行させても大丈夫なのではないかと思っているが、さて、どうなるだろうか。

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May 06, 2005

教育課程説明会(理科)

「普通教科等の教科別教育課程説明会(理科)」なるものに行ってきた。

神奈川県立総合教育センターの中講堂である。県立高校全校、それに定時制と通信制も別々に担当者を出させられているから、170名あまりとなっている。座席は指定されている。

説明がなされる。要するに、シラバスをちゃんと作りなさい、観点別評価をちゃんとやりなさい、生徒による授業評価も入ってきますよ、もって授業の改善をしなさい。そういうことであった。

質問が出る。

「いま説明されたようなことを、そのとおりにきちんとやったら、教材研究する時間などいつとれるのか。全教員が、膨大な時間を費やして、観点別評価のための事務処理をする、そんなことをしていつ授業を改善するのか。一言でも答えて欲しい。」

会場から、大きな拍手が起こった。

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May 05, 2005

光学式ワイヤレスマウス

マウスパッドを変えて以来、間に合わせのマウスを使っていた。気に入った良いものがあったら買おうと思っていたら、数日前に、こういうものを見つけた。

mouse

サンワサプライの、MA-WG5Sというもの。型落ち品である。いつも巡回しているPCショップで、安価で買ってきた。
パッケージには、丈夫な塗装膜をつけてあるので、はげずに長持ちする、と書いてあった。

受信機は、USBコネクタに直づけする。常用マシンにはUSBコネクタがフロントとリアに2つずつあるが、そのうちの1つが埋まってしまうのは、ちょっと痛い。
キャリア周波数は、説明書に出ていないが、27MHz帯を使うようだ。2.4GHz帯を使うメーカーもあるようだが、それぞれ、どういう長所短所があるのだろう。

ところで、ワイヤレスということは、電源を自前で持たないといけない。うかつなことに、この点を忘れて買ってきてしまい、ちょっと心配しているところである。このマウスは、無線式であるほかに、光学式でもあるわけで、消費電力は大きそうだ。単4アルカリ2本で、通常の使い方(*)で1ヶ月くらい持つのだそうだが、私の場合はどうだろうか。

使い勝手だが、レスポンスは、有線式よりもやや劣る。スリープモードから起こしてやらなくてはならないことも多いし、使用中も、反応が鈍く感じることがある。しかし、ワイヤーがないことによる軽快感は、なかなか捨てがたい。

この機種は、形、大きさ、スイッチのクリック感と重さ、ホイール回転時の感覚と、いずれも私の好みに合っている。反応がやや悪いことに慣れてしまえば、また、電池の持ちが非常に悪くなければ、けっこう長く使っていけそうが気がしている。

(*) 一日8時間パソコンを使用中に、マウス操作を1~2時間程度行う場合。

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May 04, 2005

amazonのマーケットプレイス

娘が、どうしてもたまごっちが欲しいという。
そんなもの、バンダイが作りすぎて不良在庫になっているそうだから、どこでも買えるんだろうと思ったら、そうではなくて、最近の、新機能がついたものでなくてはいけないのだそうだ。拙宅に遊びに来る子どもたちは、ほんとうに全員が持っていて、娘としては、欲しくて仕方ない様子である。
たまたま、昨日、最寄り駅から上りと下り、それぞれ一駅のところにあるスーパーで、数量限定で販売されるようだったので、妻と分担して(!)行ってみた。しかし、開店して間もない時間であったにもかかわらず、両店ともに売り切れとなっていた。

娘は、泣き寝入りした。
そんなに欲しいのか、それならがんばって探してみてやろうかと思って、端末に向かった。
しかし、楽天と、Yahoo!ショッピングに登録されている業者は、すべての店で、すべての色(!?)が、販売終了であった。
ここであきらめかけたが、ふと思いついて、amazonに行ってみた。そうしたら、「おもちゃ&ホビー」というカテゴリができている。ここから検索していくと、「ケータイかいツー!たまごっちプラス」が各色そろっている。ただし、定価販売のものはなくて、プレミアム付き価格で出品されているものだけが買える様子である。

これが、「マーケットプレイス」というやつだ。
業者や個人が出品して、サイトを見に来る客がそれを買う。そういう意味では、Yahoo!などのオークションと同じである。
しかし、オークションは、入札者が価格を決めていくが、マーケットプレイスでは、出品者が価格を固定する。購入者は、その値段で納得すれば、必ず買える。
代金の支払い。オークションでは、多くの場合、購入者が代金を先払いする。これは、けっこう不安なものだろう。これに対し、amazonのマーケットプレイスでは、私の場合はクレジットカード払いとなる。もしもの事故の場合は、上限金額はあるが、amazonが補償してくれる。
連絡。Yahoo!オークションでは、出品者が落札者にメールで連絡し、代金支払いの方法を指示し、入金が確認されたら品物を発送する、という流れが一般的だ。マーケットプレイスでは、ブラウザの画面上で精算すると、すぐにクレジットカードで引き落としがなされ、出品者の口座に(相当額の手数料を引いて)振り込まれる。信用度の数値を上げたい出品者は、それこそ迅速に、メールで購入者に連絡し、すぐさま品物を発送してくれる。
Web上で購入するインターフェイス。Yahoo!オークションは、オークションだけのサイトであり、ショッピングのページとは画然と分かたれている。しかし、amazonでは、何かものを買おうと思うと、amazonが売っている新品と、出品者が出しているマーケットプレイスの品物が、同じ画面に提示される。気をつけないと、amazonから直接買うように錯覚するほどだ。

amazonとしても、自社の信用を落とすようなことだったら、やらないだろう。この方法で、十分にしっかりした商取引が行われると考え、また、すでにそれだけの実績も積んでいるのだろう。

そういうわけで、スーパーで新品を買い損ねた拙宅では、何割か高い額ではあったけれど、必要な(?)ものを、未開封新品で手に入れた。いや、まだ届いてはいないが、昨日深夜に注文したら、今日の昼間に「郵便局の集配局に持ち込んで発送しました」というメールが来た。おそらく、あさってまでには届くはずだ。

世の中、どんどん進歩しますねえ。

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May 03, 2005

『経歴ロンダリング』

あまり良い言葉でもないが、『経歴ロンダリング』。主に理系で、学部よりも、いわゆるランクが上とされる学校の大学院へ進むことで、社会へ出てからランクの高い学校を出たと自称すること、という説明で合っているだろうか。

これに対しては、考え方がいくつかあるだろう。
例えば、まじめに研究をしたくて大学に進学したい場合でも、受験競争が厳しく、なかなかそれなりの大学に入れない、という場合。英語のテストで得点力がなければ、望む大学にはいることは難しい。実際の研究の現場では、化学なら化学英語が読み取れればいいのであって、英文学や英語でのジャーナリズムの文章を読めるかどうかは、研究の力には関係がないのに、である。このようなとき、やや不本意な大学で学部を過ごしても、大学院はしっかり研究のできるところへ進む、という選択はあり得る。

これが可能であるためには、同じ大学で比較した場合に、学部の入試に合格するよりも、院試に合格する方が易しい、という前提条件が必要である。

昔は、その部分が、必ずしもそうではなかった。例えば、20年あまり前の都立大理学部~理学研究科。化学科は、内部からは受ければまず受かり、他に、他県の国立大や、都内の私立大からも入ってきて、定員が埋まるくらいの状態だった。かといって、東工大や東大の院を受けに行くということは、前例がないわけではなかったが、まず非常に難しい、特殊なことであるという認識だった。そんなことを考えるより、内部の有利さを生かして上位で合格し、育英会の奨学金受給資格を取ることを目指して院試対策の勉強に励んだものだった。
また、地理科では、院の定員が少ないこともあったが、他大学から受けてくる学生がとても優秀であって、内部からはなかなか進学できない状態だった。まして、他大学の院へ行くことは、難しかったのではないかと思う。

さて、ここからは、夕べの飲み会で、現役の大学の先生方から聞いた話。
このところ、大学院重点化という流れがある。それに伴って、東大以下、どこでも院の定員を増やしているが、その定員が埋まらないと、いろいろと、よろしくない。そこで、学生集めに走っている。例えば、学部の成績を持って行って、それがある程度のものであれば、院の一次試験は免除であるとか、そういうことがどんどん行われている。学生も、それに乗る。つまり、もう、理系へ進むなら、大学院まで見越して計画を立てるようになってきていて、高校の先生も、生徒にそういうことを言うのだそうだ。
しかし。ある大学院の学生が、就職活動で企業へ行ったら、「あなた、学部はどこの大学ですか」と聞かれたそうだ。企業は、大学院が入りやすくなっていることを知って、それが指標にならないと見ると、今度は研究の内容を聞くのではなくて、学部の大学名を聞く。その方が、どれだけの力を持っているかを見ることができると考えているわけだ。…

こうなると、狐と狸の化かし合いである。むなしいものを感じる。

そもそも、『経歴ロンダリング』という言葉。マネーロンダリングからの造語であろう。汚いものを洗ってきれいにするというわけだ。そんな風に考えないで、どこで何をやってきたのか、堂々と語ろうよ、と思う。でも、そういうことを言うと、あなたは苦労しないでまっすぐ進んできた人なんでしょ、とか言われたりする。そんなことないし、そういう問題でもないでしょ、とも思うのだが。


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May 02, 2005

退職記念祝賀会

5月2日。東京ガーデンパレスにて、先生の退職記念祝賀会。

2日、3日の日程で、国際シンポジウムを開き、その懇親会を兼ねた会でもある。だから、還暦祝いの会のときのような、同窓生が集まって楽しむ感じではなく、学会の懇親会の雰囲気である。
外国からの来客もあり、スピーチは、外国人は英語で、日本人は日本語と英語のチャンポンである。日本語で通したのは、先生のお嬢さんだけであった。

ただしゃべるだけの人もいたが、多くはノートPCを持ち込んで、プロジェクターで画面を投影しながらのプレゼンテーションである。
聞いていて思うのだが、外国の人は、プレゼンが上手い。日本人の固い挨拶に比べ、何というか、話の緩急がしっかりしている。ちゃんとツボで笑いを取る。
Wuethrich氏が話した。Wuethrich氏というのは、つまり、日本の島津製作所の田中さんと一緒にノーベル賞を取った人である。あの年のノーベル化学賞は、機器分析で生体高分子の構造を決めることに対して与えられ、NMRについてWuethrich氏、質量分析について田中さんともう一人が分け合った。そのWuethrich氏は、スイスのドイツ語圏の人で、英語は流ちょうではない。しかし、聴衆は耳を傾け、反応していた。

終了後、気心の知れた仲間たちで、飲み直し。
そこで、今日の会についていろいろと言い合ったのだが、やはり、大事なのはコンテンツである、という話になった。流ちょうにしゃべることが第一なのではない、伝えるべき中身がどれだけのものなのか、それが大切だ、というわけである。
私としては、それに同意する一方で、やっぱりしゃべり方も大切だぞ、とも思う。素材が良くても、それを提示する腕がなくては、素材も生きないのではないか、と思うのだ。

昔に返り、楽しくしゃべって、帰ってきた。電車に乗りながら、FOMA F901iCで再生していたアルバムは、松任谷由実の「悲しいほどお天気」。

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