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March 01, 2005

「雑誌の広告ポスター作成」は?

インフルエンザにかかった。
土曜日の午前中に医者に行って検査をしてもらったら陰性だったのだが、昨日、具合が悪くて早退し、もう一度医者に行ったら、今度は陽性と出た。タミフルを処方され、仕事を5日間休むように言われた。

今日は、1年の化学が3クラスあった。いずれのクラスも試験前の最後の1時間。問題演習にあてる予定で、プリントを配ってあった。それで、解答を作成して学校へFaxで送信し、同僚に、増す刷りして生徒に配り、自習対応してもらうようにお願いした。

寝ているわけだけれど、眠り続けられるわけではない。いろいろなことを考える。
昨日、医者の待合室で、AERAの1月31日号を読んだ。「モテこそ人生か」という記事が載っていた。雑誌の記事の傾向と売れ具合のことが書いてあった。
私は電車とバスで通勤しているので、毎日、車内の吊り広告を見る。そういえば、このごろ、「モテる」ことを主眼にした記事が目につくような気がする。ここを見ると、あけすけに「モテる」ことを訴求する雑誌がこんなにたくさんあったんだ、とわかる。(3/2追記:このページに出ている雑誌広告のなかで、明らかに書いてあるのは2誌だけですね。)特定の年代、性別、階層を想定読者としてピンポイントでねらって、「モテる」ことを提案し、商業ベースに乗る部数が出るのであるから、何とも、ではある。

ところで、昨年の夏、情報部会の研究会に行った。CG-ARTS協会が行っているデジタルコミュニケーション検定というものがあるが、その実技課題に相当する課題を班に分かれて話し合って作成し、また、それに解答してみる、というものだった。
文教大学を会場として行われていた研究会だったこともあり、私たちの班では、以下のような課題を設定した。未整理なメモである。

【問題】新しく創刊する、コンピュータと教育について考える雑誌の広告を作成する。
1.雑誌の概要
  名称   Bunkyo E-PC
  出版元  文教大学出版会
  特色   コンピュータと情報と教育の問題を、学生・教員・社会一般の三つの角度から考えていく
  想定読者 情報関係の教員、情報教育に関心のある一般社会人
2.創刊号の主な内容
  ・いま、情報教育は!?
  神奈川の先進的な大学・短大、専門学校、高校での教育内容をレポート。
  ・ソフトウェアと情報教育
  ビジネス界で使われているソフトウェアの使い方を教えることは是か非か?
  ・IT関連企業人事担当が求める学生の資質
  資格取得?インターンシップ経験?人柄?
  ・ どうする資格検定
  評価される資格とは。学校はどう対応すべきか!?
  ・創刊号読者特典
  Webサーバディスクスペース10MBを1年間無料で提供
3.広告の概要
  (1)広告媒体  鉄道の車内中吊り広告
  (2)条件    「レンガ造りのキャンパス」をイメージさせるイラストを用いること。
  (3)配色    特に制限は設けない
留意事項
(1)中吊り広告を意識したレイアウトを考える
(2)下から見上げることを考える
(3)一見して何かわかるような文字、内容にする
(4)読みたい、買いたいという気持ちにさせる
(5)主は内容は要約し、短くしてもよい
評価ポイント
(1)http://www.zassi.net/bin/PosRuckFrame.asp のみを参照して特徴をつかみ、作品に反映させよ
(2)重要な情報は見やすい位置にさせる
(3)購買意欲または興味をそそる表現をしているか
(4)表現範囲は適切か
(5)サイズは適切か
(6)配色は適切か
評価の観点
(1)重要な情報は下段・左右に配置しているか
(2)はさまれる上部に余裕があるか
(3)雑誌名が下段にあるか。他の位置にある場合はその意図が
大きさ   B3版(364mm×515mm)、上部40mmは、クリップに挟まれるので大切なことを書くことはできない。


kamura2このとき、使用するツールを制限するような問題としないこと、とされていた。そこで私は、microsoftやadobeなどのメジャーなツールを避け、実習用のマシンにたまたま入っていたOpen Officeの作画ツールで作ってみた。また、班の話し合いの過程で除かれてしまったのだけれど、印刷のインク色数を3色に限定するという条件でやってみたかったので、私はそのようにしてみた(ここでは黒、青、黄土)。それが、これ。
このときのワークショップは、苦しかったけれど、良い経験であった。

この、雑誌の車内中吊り広告をつくるという課題は、なかなか面白いものなのではないかと思っている。実際、一緒にいた、ある総合学科の先生は、早速、彼が担当しているDTPの授業で教材にすると言っていた。
しかし、このときの実習は、情報科の教員の集まりだったから上記のような課題でよかったけれど、生徒にとっては、このままの課題では興味を持って取り組むことはできないかもしれない。

そこで、「モテる」ことを主眼とした雑誌の広告ポスター作成だったらどうだろうか、と考えた。
いや、別に、モテかたを考えろ、という課題でもないし、モテるように努力しろ、と推奨するものでもない。内容の骨格は、恥ずかしながら、こちらが与えるのである。生徒は、材料の大きさと配置、フォント、色づかい、イラストなどを考える。与えられた条件の中で、どのようにすれば読者に訴える画面を作ることができるのか、それが課題なのであるが、その材料について言えば、それは、興味を持てる材料であったほうが、取り組みやすいだろう。

この、「モテる」ための記事満載の雑誌広告をつくるという課題、「文書デザイン」の材料の一つとして、暖めておこうと思う。


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