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February 09, 2005

臭素アンプル詰め

去年の秋、化学IIで、アルカン・アルケン・ベンゼンと臭素との反応を扱った。
勤務校には単体の臭素がなく、封を切っていないまま古くなった臭素水があるだけだったので、25g入りの臭素を1本買ってもらった。
実験では、四塩化炭素にとかして溶液とし、炭化水素に滴下して反応を見た。

ところで、25g入りの臭素はアンプル入りであった。首がずいぶん短くされていたので、一度切ったら、私の腕では再び封じることができなかった。そこで、やむを得ず、パラフィルム(もどき)で口を閉じ、プチプチをパッキングとしてインスタントコーヒーのビンに詰めて、冷凍庫に保存しておいた。
そして、小さなアンプルをたくさん、注文しておいた。時間が取れたとき、小分けにして封じておこうと思ったのである。

いま、3年生がいなくて時間に余裕がある。今日は、午前中は授業がなかった。また、この寒さだから、作業中も臭素の揮発が少ないだろう。よし、決行だ。

まず、アンプルの首を細長く引き延ばす。これをさまし、もう一度加熱して封じる。20年以上やっていないが、何とかできるようだ。
次に、使い残した四塩化炭素溶液のほうを、封入してみる。不燃物だから、引火する恐れはないが、あまり暖めないようにすばやく封じないと、ふくらんだり、プスッと穴があいたりする。7本やったが、1本はピンホールがあることがわかってやり直した。
そして、臭素単体。これは、アンプル9本に小分けしたところで、封じるところは同僚にバトンタッチした。9本のうち、1本が不良。同じような成績であった。
bromine
手前が単体の臭素、奥が四塩化炭素溶液である。

別の同僚が、段ボールを細工して、井桁の挿入用ケースをつくってくれた。きれいに収まり、うれしい。来年度以降、臭素をちょっと使うのが、ずいぶん楽になるだろう。

もっとも、だいぶ臭素を吸ってしまったようで、私はのどを痛めたが、同僚の方は、気分が悪くなった様子だった。

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