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February 08, 2005

中和滴定実験

今日は、1年5組で中和滴定実験。

中和滴定は、高校の化学にずっと入っている内容である。私も高校生のときにやった。化学の法則をたしかめることができ、また、実験器具の操作もそれなりに慎重に行う必要がある。フェノールフタレインの色の変化もおもしろい。そして、濃度を計算して結果を出すことで、身近にある食酢を化学の目でとらえることができる。良い教材だと思う。
今日は、100mLのメスフラスコに食酢を10mLずつ入れて配り、それを濃度1/10に希釈するところから行った。これを、0.10mol/L(といっても標準溶液で滴定してあるわけではないのだが)の水酸化ナトリウム水溶液で滴定する。

だいぶ前、新羽高校にいたとき、10班にそれぞれ別の試料を用意して、滴定実験させたことがあった。塩酸、酢酸、硫酸、リン酸などで、濃度を変えたりして、試料を10種類つくった。これを、あらかじめ自分で全部滴定して、結果を出しておいた。そして、生徒がレポートに書いてくる結果と比べたのである。
そのときは、生徒たちは、なるべく良い結果を出そうと、それなりに取り組んだ。ただ、それは、クイズの答えを当てようとする気持ちに近いものがあり、また、リン酸などはフェノールフタレインで終点を判定すると、3段階の解離をしっかり滴定できないという問題もあって、このときの方式は、一回限りでやめてしまった。

今日の様子はというと、まあまあ、いつもの1年5組から比べると、よくやっていたと思う。私が授業の開始から気を発していたのが通じた面もあっただろう。それでも、3回の滴定結果が1mLも違っていたりするし、ビュレットの目盛りも、とても最小目盛りの1/10まで目測するなど無理であった。私のやって見せた結果では7.3mL程度であったのに、生徒たちの結果は、8mL弱といったところ。正確な容量分析の技術が云々ではなくて、一応、中和滴定というものをやってみた、という程度の内容であった。

あさって、あと2クラスある。同じことをやらせるが、今日のクラスくらいの態度で臨んで欲しいと思う。

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